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手軽においしいお茶(日本茶)を淹れられる!ウォーターサーバーのすすめ

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目次

日本茶はどこのご家庭でも馴染み深いお茶ですが、濃くなって渋みが強くなってしまったり、思ったよりも香りが少なくなってしまったり、上手にいれるのは意外と難しいものです。

お茶(日本茶)は、淹れ方ひとつで全く味わいが異なるため、おいしいお茶(日本茶)を淹れる基本(水の硬度、温度、蒸らし時間など)だけでも押さえておくと、自分好みの味を楽しむことができます。

そこで今回は、お茶(日本茶)に合う水の種類やおいしく淹れるポイント、ウォーターサーバーを使った淹れ方をご紹介します。また、お茶(日本茶)をおいしくする蒸らし時間などもまとめているので、ぜひご覧ください。

リラックス効果が期待できるお茶!「日本茶」とは

日本茶は香りを楽しむことはもちろんですが、どちらかというと甘くまろやかな「旨み」を楽しむお茶だといえます。

日本茶の旨み成分の素は、テアニンと呼ばれるアミノ酸です。玉露や抹茶といった高級な茶葉ほどテアニンが多く含まれています。コーヒーなど、ほかの飲み物で同量のカフェインを摂取したときに比べ、穏やかな興奮作用にとどまるといわれるのも、日本茶に含まれるテアニンのお陰なのだそうです。

さらに、テアニンには筋肉をゆるめて血管を拡張し、緊張を緩和する働きもあります。これにより、リラックス効果が期待できます。

このほか、日本茶にはカテキンも含まれており、免疫力アップや血中コレステロールの低下といった効果を得ることができます。日本茶は味や香りを楽しむだけでなく、健康食品としても重宝されている飲み物です。

軟水?硬水?お茶(日本茶)に合う水の種類

お茶(日本茶)に合う水の種類をご紹介する前に、まずは「硬度」について解説します。

硬度とは、水1,000ml中に含まれるカルシウムとマグネシウムの含有量を示す指標です。WHO(世界保健機関)では、硬度120mg/L未満を軟水、120mg/L以上を硬水と分類しています。
このうち、お茶(日本茶)の旨みをより引き出すことができるのは、硬度が低い「軟水」です。そのため、お茶(日本茶)には軟水が適しています。ただし、中国茶などの「香り」を楽しむお茶には、硬度が高めの水のほうが相性はよいといわれています。

旨み成分をたっぷり含んだおいしいお茶(日本茶)を淹れるには、不純物が一切含まれない純度の高い水を選ぶのがポイントです。たとえば、「RO膜(逆浸透膜)」というろ過システムを使って作るRO水は、1000万分の1mmという小さな不純物まで除去しているので、お茶(日本茶)をおいしく仕上げることができます。

なお、硬水と軟水の違いやメリット・デメリットなどについては以下の記事で詳しくまとめているので、ぜひご覧ください。

硬水と軟水は何が違う?それぞれの特徴とメリットデメリットをご紹介

押さえておこう!おいしいお茶(日本茶)を淹れるポイント

おいしいお茶(日本茶)を淹れるためにも、以下のポイントを押さえておきましょう。

水道水を使う場合は「カルキ抜き」をする

お茶(日本茶)を淹れる際に水道水を使う場合は、カルキ抜きをするのがおすすめです。なぜなら、カルキがお茶(日本茶)の風味を阻害してしまうからです。

カルキ抜きの方法はとても簡単です。
まずやかんに水道水を入れ、ふたを開けた状態で朝まで放置します。次に、汲み置きした水道水を沸騰させます。沸騰後は弱火にし、そこからさらに3~5分程度火にかけた状態にします。これでカルキ抜きは完了です。

水道水を長時間沸騰させ続けるとミネラル成分が失われてしまうので、火にかけすぎないよう注意しましょう。

なお、水道水のカルキ抜きについては以下の記事でご紹介しているので、ぜひあわせてご確認ください。

水道水のカルキ抜きはいつ必要?代表的な5つの方法とともにご紹介

ミネラルウォーターを使う場合は「国内産」を選ぶ

お茶(日本茶)を淹れる際にミネラルウォーターを使用する場合は、国内産を選ぶことが大切です。
外国産のミネラルウォーターは硬水であることが多く、お茶(日本茶)を淹れる際に使用すると苦み・渋み・旨みのバランスが崩れてしまいます。その点、国内産のミネラルウォーターはお茶(日本茶)に適した軟水であることが多いので、おいしく仕上げることができます。

なお、お茶(日本茶)に適した水の硬度は30〜80mg/Lです。国内産のミネラルウォーターを選ぶ際も、ラベルに表示されている硬度を確認してから購入しましょう。

お茶(日本茶)を淹れる際にウォーターサーバーを利用するメリット

おいしいお茶(日本茶)を淹れるなら、ウォーターサーバーを利用するのがおすすめです。ウォーターサーバーとは、温水・冷水をすぐに準備できる電化製品です。

お茶(日本茶)を淹れる際にウォーターサーバーを利用すると、以下のメリットが得られます。

お茶(日本茶)をおいしく作れる

前述したように、水道水にはカルキが含まれているため、お茶(日本茶)を淹れる際に使用する水には向いていません。もし水道水を使うのであれば、事前にカルキ抜きをする必要があります。

その点、ウォーターサーバーの水にはカルキが含まれていません。水そのものがおいしく仕上がっているため、お茶(日本茶)もおいしく作ることができます。

水出しのお茶を手軽に作れる

ほとんどのウォーターサーバーには冷水機能が備わっています。そのため、水出しのお茶を作る際にウォーターサーバーの冷水を使用すれば、冷蔵庫で冷やす必要がありません。冷えるのを待つ時間を短縮でき、手軽に水出しのお茶を作ることができます。

急な来客でもお茶(日本茶)をすぐに淹れられる

繰り返しになりますが、ウォーターサーバーには温水機能も備わっています。そのため、急な来客時にもすぐにお湯を準備することができ、お客さまを待たせることなくおいしいお茶(日本茶)を提供できます。

手順をご紹介!ウォーターサーバーでお茶(日本茶)を淹れよう

繰り返しになりますが、お茶(日本茶)は水道水やミネラルウォーターのほか、ウォーターサーバーの水でも淹れることができます。
ウォーターサーバーを使ったおいしいお茶(日本茶)の淹れ方は、以下のとおりです。

1.お湯で急須を温める

まず急須にウォーターサーバーのお湯を入れて、急須を温めます。急須を温めることによってお茶が冷めてしまうのを防ぐことができ、旨みを引き出しやすくなります。

2.湯呑みにお湯を注ぎ適温に冷ます

次に、急須のお湯を湯呑みに注ぎ、適温に冷まします。お茶(日本茶)をおいしく淹れるには温度管理が重要なので、「適温にまで冷ますのが面倒」といってこの工程を飛ばさないようにしましょう。
なお、緑茶の一種である煎茶をおいしく淹れる温度は、70〜80℃といわれています。

3.急須に茶葉を入れる

お湯を適温に冷ましたら、次は急須に茶葉を入れます。茶葉の適量は1人あたり60ml(約2g程度)といわれているので、お茶の種類や人数に合わせた量を入れるとよいでしょう。

4.湯呑みで冷ましたお湯を急須に入れる

続いて、湯呑みで冷ましたお湯を急須に入れ、30秒〜2分ほど待ちます。なお、蒸らし時間については後ほど詳しくご紹介します。

5.完成したお茶(日本茶)を湯呑みに注ぐ

最後に、完成したお茶(日本茶)を湯呑みに注ぎます。このとき「廻し注ぎ(まわしつぎ)」と呼ばれる注ぎ方を意識すると、お茶(日本茶)をおいしく淹れることができます。
たとえば、湯呑みが3つあったら「1つ目・2つ目・3つ目」の順番で少しずつ均等に注いだあと、今度は「3つ目・2つ目・1つ目」の順で注ぎ、それを繰り返します。これにより、お茶(日本茶)の量・味を均一にしやすくなります。

絶対に外せないステップ!「蒸らし」について

お湯の温度と並んで重要なのが、茶葉の成分を抽出するための「蒸らし」です。蒸らしによって茶葉が開きお湯に成分が溶け出すので、茶葉の種類に合わせてきちんと蒸らし時間を取りましょう。

お茶(日本茶)の中でも、香りを楽しむ煎茶などは30秒~1分ほどでもよいですが、玉露など旨みを楽しむ高級茶葉を使うときは少し長めに2分ほど蒸らすと、おいしさを最大限に引き出すことができます。
また、茶葉の成分を抽出している間(蒸らし時間)に急須をゆすってしまう方がいますが、ゆすると余計な渋みが出てしまうので、お湯を注いだら静かに待ちましょう。

あわせてチェックしよう!お茶(日本茶)に関するQ&A

お茶(日本茶)に関する理解をより深めるため、以下のQ&Aも押さえておきましょう。

お湯の温度で味が変わるってホント?

お茶(日本茶)を淹れるお湯の温度でも、お茶の味が変わります。

高温のお湯を使って淹れると渋みの素であるタンニンがよく溶け出すので、渋みの強い味わいになります。逆に温度が低いお湯を使って淹れると、旨みが強くなります。これは、旨みの素になるテアニンが、温度の低いお湯のほうがより抽出されやすくなるためといわれています。

お茶(日本茶)の種類によってお湯の最適な温度は違う?

お茶(日本茶)を淹れるときのお湯の温度が高いほど、渋みが強くなり香りも豊かになります。そのため、煎茶などの香りを楽しむ日本茶は、80℃くらいの高温がよいといわれています。
一方で玉露などの高級茶葉は、煎茶と比べて旨み成分の量が比較的多いので、50℃程度の少しぬるめのお湯で淹れると、茶葉本来の旨みを引き出しやすくなります。

ウォーターサーバーで水出し専用のお茶(日本茶)を作る手順

前述したように、ウォーターサーバーがあれば、水出しのお茶(日本茶)も楽に用意できます。

1.ポットに茶葉を入れる

まず、水1Lに対し10~15gほどの茶葉をポットに入れます。

2.ポットに水と氷を入れる

次に、ポットに氷を入れウォーターサーバーの水を注ぎます。

3.冷蔵庫で冷やす

最後に、冷蔵庫で冷やし完成です。

水出しのお茶(日本茶)は、1〜2時間ほど冷蔵庫で冷やします。茶葉は開ききらなければ何度でも使えるので、水を継ぎ足していくとよいでしょう。

おいしいお茶(日本茶)を淹れるならアクアクララがおすすめ!

アクアクララのウォーターサーバーがあれば、いつでもおいしいお茶(日本茶)を味わうことができます。その理由は、以下のとおりです。

お茶(日本茶)を淹れるのに適した軟水を採用

アクアクララが提供するお水は、茶葉と相性のよい硬度「29.7mg/L」の軟水です。
軟水であればお茶(日本茶)の苦み・渋み・旨みのバランスが崩れる心配がないので、旨みたっぷりのおいしいお茶(日本茶)を味わうことができます。

お茶(日本茶)を淹れるのに適した温度を採用

アクアクララが提供するお水の温度は、茶葉の成分を存分に引き出すのに適しています。
茶葉の成分を最も引き出すとされる温度は約80~90℃。アクアクララのウォーターサーバーの温度(温水)は、「アクアウィズ」が85~95℃(省エネ運転中:70~75℃)、「アクアファブ」「ディズニー/ピクサーデザイン サーバー」「アクアスリム」「アクアスリムS」が80~90℃です。そのため、お茶(日本茶)に適した温度の温水を、ボタンひとつで準備できます。
水道水をやかんで沸騰させる手間も、適温まで冷ます手間も不要です。少しぬるめのお湯が欲しいときでも、温水に冷水を加えるだけであっという間に調整できます。

アクアクララのウォーターサーバー一覧はこちらから

衛生的でおいしいお水を提供

アクアクララでは、RO水を採用しています。1000万分の1mmという細かな不純物まで除去しているため、お茶(日本茶)の風味を阻害するカルキは一切含まれていません。衛生的でおいしいお水に仕上がっているので、お茶(日本茶)をよりおいしく作ることができます。

このように、アクアクララのウォーターサーバーがあれば、お茶(日本茶)の魅力をいつでも存分に味わうことができます。お湯を沸かす手間なく、おいしいお茶(日本茶)を淹れることができるので急な来客にも慌てません。一度使い始めたら、きっと手放せないアイテムになるはずです。

天然水ではなくRO膜(逆浸透膜)でろ過した安心安全な軟水

おいしいお水が誕生するまで

まとめ

日本人に馴染み深いお茶(日本茶)は、水や温度、蒸らし時間により味が変わります。そのため、おいしいお茶(日本茶)に仕上げるには、正しい淹れ方を押さえておくことが大切です。ぜひ、今回ご紹介した内容をご参考にしてください。

もし「おいしいお茶(日本茶)を手軽に淹れたい」という場合は、アクアクララのウォーターサーバーを使うのがおすすめです。
アクアクララのお水は「硬度29.7mg/L」の軟水なので、お茶(日本茶)を淹れるのに適しています。くわえて、アクアクララが取り扱っているウォーターサーバーの温水の温度は、ほとんどが80~90℃です。お茶(日本茶)を淹れるのに適した温度なので、おいしく作ることができます。
さらに、衛生的なお水に仕上がっているため、カルキでお茶(日本茶)の風味を阻害する心配もありません。

アクアクララのウォーターサーバーがあれば、適温のお湯をスムーズに準備できるので、手間を省きながらおいしいお茶(日本茶)を淹れることができます。まだ試したことがない方は、ぜひこの機会にアクアクララのウォーターサーバーを利用してみてはいかがでしょうか。