みんなの「ありがとう」をありがとうございました!

「ありがとうが、つながる。」チャリティキャンペーンは2011年9月30日をもって終了し、みなさまからの5545件の「ありがとう」のメッセージと共に被災地のボランティアセンターや託児所へ安全なお水をお届けさせて頂きます。

さて、未曾有の大震災を目の当たりにして、茫然となりながらも、アクアクララグループとして何ができるかを話し合い、本キャンペーンを開始して4か月があっという間に過ぎました。
その間、何度か被災地を訪問して、復興までの道筋は気が遠くなる位に遠いことを痛感させられましたが、みなさまと一緒に、ほんの少しかもしれませんが被災地に住む方々に笑顔を届けられたことを本当に嬉しく思います。本当に、本当にありがとうございました!(みなさまからのメッセージは涙が出るくらい嬉しかったです!)

これからも、アクアクララはみなさまと一緒に、被災地復興への継続的な応援、そして誰もが笑顔で暮らせる”しあわせ”の実現に向けて頑張っていきますので、末永い応援をよろしくお願いします!

「ありがとうが、つながる。」 http://www.aquaclara.co.jp/thankyou/

尚、支援活動につきましては、引き続き行って参りますので、こちらの『支援活動日記』にてご報告させていただきます。


【現地レポート】ボランティア活動の現状とこれから「相馬市ボランティアセンター」編

7月21日、22日の2日間で弊社がウォーターサーバーを支援させていただいている福島県内のボランティアセンター様への取材を行って参りました。

今回は福島県相馬市にある生活復興(旧:災害)ボランティアセンターの今野センター長より、被災地におけるボランティア活動の現状や今後の展望についてお伺いしてきた事をレポートいたします。

生活復興ボランティアセンター
今野センター長

■ボランティアセンターの立ち上げ時期また当初の活動内容について
現在は一般住宅の土砂撤去作業とか瓦礫の撤去を中心に行っています。
避難所が開いていた6月17日までに関しては、避難所の運営補助、床上浸水のところでは家具の搬出とか、支援物資の仕分けなどを行っていました。
避難所の運営補助については、避難所の運営スタッフが少ないので、当ボランティアセンターの方から何人か応援を送って、避難されている方への配膳や配食、避難所内の片付けや掃除のお手伝いをいたしました。

■相馬市の被害状況について
津波の被害にあったと思われる世帯が3076世帯、人口としては10346人、これは床下浸水の世帯も含めた数字です。その内、応急仮設住宅に入られたのが823戸。民間借上げ住宅に入られたのが300戸です。
また今回の震災で500名弱の方が亡くなられました。

■道路側溝の土砂撤去などの活動進捗について
うちのボランティアセンターでは一般住宅内の土砂撤去、瓦礫撤去を優先して作業する為に道路側溝の泥かきは行っておりません。
道路側溝は行政ニーズで行うべきものという考え方でボランティアセンターとしては行っていませんが、道路側溝から自宅までの部分の土砂撤去などについてはお手伝いをしています。
道路側溝の土砂撤去作業は側溝のふた上げなどの危険を伴う作業のため、ボランティアの安全性を考えたことと、行政が比較的早く建設業者に重機を使っての道路側溝の土砂撤去を依頼したことから、当センターとしては行っておりません。その部分ではきっちりと行政との役割のすみ分けを行ったところです。
他のボランティアセンターより立ち上がりが1ヶ月ほど早かったので(3月21日より)作業自体は他と比較して進んでいます。

■ボランティアセンターで最大に何人作業を行ったか?
4月10日(日)に277人が作業を行ったのが最高で、現在は多いときで土日20~25人、平日10人前後の方に来ていただいて作業を行っていただいております。

■他のVCに比べて早く立ち上げられたのは?
南相馬市は原発から20~30キロ圏内という事もあって、市民全員が市外に避難したこともありかなり遅れたようです。
うちは原発から40キロ以上離れているため事故の影響が少なかったこともあり発災から10日目の3月21日に立ち上げました。当初は3月18日に立ち上げる予定だったのですが、多少原発事故の影響も考えて3日ほど遅れました。

■ボランティアの募集、告知の方法について
主にブログを活用しています。他のボランティアセンターもブログを使っていると思います。ボランティアに来られる際には是非こちらで情報を確認いただければと思います。

■今後の活動について
7月末を目処に災害ボランティアセンターとしての活動は終了し、今後は生活復興ボランティアセンターと名称を変えて、復興に向けて応急仮設住宅の支援の方向に徐々に移行していく予定です。

スタンスとしては「つなぐ」センターにして行くという方針です。
被災者と、行政、精神的な心のケア、高齢者介護という部分を早い段階で把握をして、色んなところにつないでいく活動が中心になります。

応急仮説住宅に移ったことによってプライバシーは守れるものの精神的に疲れている方や、一緒に避難したのだけど近くで津波に巻き込まれた方を見ている人もいますので、心のケアが重要なのかと思っています。
そのような方には生活支援相談員を訪問させて、関係機関につないでいこうという主に「見守り活動」を行って参ります。

■ボランティアセンターとして発信したいことは?
阪神大震災、新潟中越地震、岩手・宮城内陸地震など、災害ボランティアセンターの活動スパンとしては3ヵ月半で次の復興の方へ移っていくといのが今までのケースでしたが、今回は地震災害と原発事故ということで計4ヶ月以上も活動している状況になっている。

本来は被災地の為にボランティアに入っていただくのですが、逆にボランティアの為に被災地が動かされるということもあるのです。
結局、ボランティアが沢山来られるから作業を探すとか、被災者の中には自分の事は自分でやりたいという方もいるのですが、そのような方のところに勝手に押しかける方もいる。

ボランティア活動とは「やらせていただく」という考え方が基本なのですが、ボランティアの方の中には「やってやる」という考え方の人も少なくありません。
本来、ボランティアは被災者と対等もしくは下ぐらいの気持ちでやっていただきたいというのが本音です。
また被災地に行ったらその場所の様子を見て活動していただきたい。

宮城、岩手の報道が多いので、まだまだ瓦礫が一杯あるというイメージをもたれている方も多いが、福島は比較的動きが早かったので、土砂撤去や瓦礫撤去の作業は少なくなり、それを目的に来られているボランティアさんとのアンマッチが起きたりもしています。
是非、事前にブログ等で情報を確認していただければと思います。

■ボランティアセンター内でのうれしかった、心温まるエピソードがあれば教えて下さい。
ボランティアさんが作業を終えてセンターへ戻られた時の清々しい顔を見るのは嬉しいですし、ボランティア活動を受けられた被災者からの「ありがとう」の声を聞いた時なども嬉しいですね。

うちでは「ボランティアノート」というものを作っており、ボランティアが活動を行って感じられたことなどを書いていただいている。
ボランティアが逆に「被災地の方々から元気をもらった」なども書き込みをされている事も少なくありません。

うちも南相馬市、新地町も新規よりもリピーターのボランティアが多い。
一番遠くから来た方はフランスから、沖縄から来られた方もいらっしゃいますし、熊本県から1200キロを車で走られて来た方もいる。
来てくれた方はみなさんありがたい事に、長期滞在されているのですよね。

そして次に長くなりそうな人がいると帰っていく感じ。
自分が寒い時に来ていたジャージを次の人において行くなど、ボランティアさん同士の「つながり」が生まれています。

■アクアクララの活躍は?
暑い時や特に作業から帰ってきた時にはビールのようにゴクゴク飲んでいる方もいらっしゃいますよ(笑)
あとセンターの施設内にお風呂があるのですが、こちらを利用された後にアクアクララを飲んで休まれてから帰られる方も多いです。

またカップラーメンなどを持ってきて、お湯を入れて昼食を取られている方もいらっしゃいますし毎日沢山利用させていただいています。

ボランティアセンターのスタッフも見守り訪問で外出して帰ってきた際には必ずアクアクララを飲ませて頂いており、大変助かっています。

取材後記:
取材の途中で今野センター長にご許可をいただき「ボランティアノート」を拝見させていただきました。こちらにはボランティアに来られた方々が感じられた様々なことが書かれており「ボランティアの仕事が無くなるまで何度でも来ます」と書かれている人が多く、ボランティアさんの意識の高さに驚かされました。
ひとりひとりで出来る事は限られていますが、このようなボランティアさんの想いが「つながり」大きな力になっているのではないでしょうか。

関連リンク:
HP:http://www.city.soma.fukushima.jp/0311_jishin/bora/saigaibora.html
ブログ:http://d.hatena.ne.jp/somasaigai/


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【現地レポート】ボランティア活動の現状とこれから「いわき市ボランティアセンター編」

7月21日、22日の2日間で弊社がウォーターサーバーを支援させていただいている福島県内のボランティアセンター様への取材を行って参りました。

今回は福島県いわき市にある災害ボランティアセンターの篠原センター長より、被災地におけるボランティア活動の現状や今後の展望についてお伺いしてきた事をレポートいたします。

ボランティアセンターの立ち上げ時期また当初の活動内容について教えて下さい。
<篠原センター長>
3月16日にボランティアセンターを立ち上げました。
立ち上げ当初は、今のボランティアの募集の仕方や活動とは異なり、4月3日までは避難所支援、物資の仕分け作業が中心でした。
また、当初の中心的なボランティアさんのコーディネートを行っていたのは、いわき市の行政にある市民協働課でした。
 

震災から約3週間後の4月4日からは、ようやく、ガソリン、食料、原発の問題が少し落ち着き、ボランティアさんの安全の確保ができるようになったため、全国からボランティアを募集できるようになりました。
色々なボランティアさんの受付から、送り出し、報告といった流れができるようになり、
やっと通常のボランティアセンターとしての機能を持った活動をスタートできました。

また、内容も物資の仕分けといった軽作業から、避難所、物資の仕分け、老人ホームなどの介護ボランティア、1人暮らしの高齢の方のお手伝い、片付け、家具の運び出し、泥のかき出し等といった体力重視のボランティアに切り替えていきました。

いわき市の被害状況について教えて下さい。
<篠原センター長>
沿岸部の家屋の多くは全壊もしくは半壊してしまいました。
被災状況の詳しい数字は、いわき市のHPにて公開していますが、建物の損害関係については、まだまだ調査中で、行方不明者もまだいる状況です。
いわき市HPより東日本大震災の被害状況(最新情報)
http://www.city.iwaki.fukushima.jp/info/002661.html

内陸部は、瓦がとれていたりするだけで被災の状況は大きくはありませんが、沿岸部は津波によって家が流されたり、1階部分が抜け、2階部分はそのままであったりと・・。
ボランティアさんは、そこから大事なもの、家具・家財道具を出す作業、思い出の品を探したり、またそこで拾ったものをきれいに洗浄して、色々な展示する場所に持って行ったりと、地道な作業もしています。

また、沿岸部から少し内陸に入ると、ブロック塀が倒れたりしているので、ボランティアさんには、その倒壊したブロック塀を細かくして、集積所に運び出しを行ってもらったりしています。
特に一人暮らしの高齢者の方々は、自分の手で片付けることができないので、ボランティアさんがそういった部分でお手伝いをしている状況です。

さらに、道路に沿ってある排水溝に津波によって海や川からきた砂などが詰まり、水がはけないため雨が降ると床上浸水になってしまう恐れがあるために、排水溝(側溝)の蓋を外して、砂の取り除き等も対応しています。
本来は行政の方で対応することも今回は被害がとても大きく対応しきれなくなったこともあり、区の役員、区長から依頼をいただき、今回は対応しています。
一つの沿岸部の地域の地図をおこして、どこまでやってきたかをチェックしたり、区の役員の方と現場を見て、実際ボランティアさんができるのかを判断したり、事前調査をしながらボランティアさんの送り出しをしています。

どのくらいのボランティアの方が集まっているのでしょうか?
<篠原センター長>
このセンターには、最大で1日900人集まった日もあります。
市内には、この他に小名浜、勿来町にボランティアセンターがありますが、市内全体だと1000人超えた日もあります。
現在は、1日100から200人くらい集まります。天気にもよりますが、雨が降っている日は、作業が中止になってしまうので、100人集まらない日もあります。
土日は、団体が入ってくるので300ー400人位集まります。

他のセンターと比べるとボランティアの集まりが多い印象かあるが?
<篠原センター長>
このボランティアセンターは、位置的に東京から入りやすい場所だから、人が集まりやすいというのはあるかと思います。

それだけのボランティアさんを受け付けているということは、まだまだボランティアのニーズはあるのでしょうか?
<篠原センター長>
被災エリアによって異なりますが、ボランティアの活動内容の8-9割は、家屋の中からの物の運び出し、泥のかき出し等です。
また、避難所から今の時期に戻って来られる方も多く、この時期に家の片付け等の依頼も増えているというのもあります。
ボランティアさんが勝手に人の家に入って、物を片付けることはできないので、依頼主さんと一緒に(立会の元)作業をしています。

ボランティアの募集、告知の方法について教えて下さい。
<篠原センター長>
タイムリーな情報は、ブログとTwitterで周知しています。新聞のボランティア募集の欄でも告知しています。
twitterはタイムリーな告知ができるのが良いと思います。この間の台風の時も、ブログとTwitterでボランティア活動のお休みの案内を事前告知するなど、とにかくタイムリーで情報を伝える時には大活躍しています。

ボランティアセンター内でのうれしかった、心温まるエピソードがあれば教えて下さい。
<篠原センター長>
地域の方々から、家の土砂を取り除いて頂き、きれいになって良かったと言う感謝のお言葉はよくいただきました。
今までは「ボランティア」、「ボランティアセンター」と言う言葉は認知度が低く、社会福祉協議会でやっていることも知られていなかったが、今回は、その名前がでてくることや活動内容が浸透していっていることや、街中に置いてある広報誌も今まで以上に興味をもって見ていただけるなど、反響があったことに嬉しく思います。

また、高齢者の方々から感謝のメッセージや手紙を直接頂くことや、被災者の遠くにいる家族の方々が、わざわざこのボランティアセンターに立ち寄りお礼を言って頂いた事もありました。

これからいわき市のボランティアセンターにボランティアに来られる方に対してのメッセージをお願いします。

<篠原センター長>
1回だけでなく、ぜひ細く長く来て頂きたいです。また自分ができる部分で協力頂きたいと思います。
例えば、被災地の物を買っていただいたり、観光に来ていただいたりすることもボランティア活動ですので、ぜひお願いしたいです。
片付けだけでなく、街の復旧活動の一環としてこのようなことを実践していただくのもボランティア活動だと思っています。
最近はアクアマリンも再開しましたので、そちらに出かけ、ついでにお土産を買ったり、お昼を食べたりすることも、街全体の復旧、復興に向けての支援になりますので、ぜひご協力頂きたいと思います。

ニーズとアンマッチした要望で来られる方もいるとお伺いしましたが?
<篠原センター長>
ボランティアにせっかく来て頂いても、仕事がなく要望にお応え出来ない事もありますので、常に自分なりに現地の情報を得てから来て頂きたいと思います。

アクアクララの活躍は?
<篠原センター長>
6月29日に導入して以来、1週間で40本くらい消費しています。1日で1ボトル消費する日もあります。
とにかく暑いので、常に冷たい水でこまめに水分補給できるので非常に助かっています。
ボランティアさんは、朝来て、活動前にまず1杯。ちょっとした待ち時間に1杯。一日の終わりの報告時に1杯と行き帰りで活用しています。
また、センターのスタッフさんのお昼のスープやカップラーメンに熱いお湯が大活躍しています。

原発の影響でボランティア活動に支障をきたしたりしましたか?
<篠原センター長>
大きな支障はなかったですが、風評被害の影響は大きいと思います。
福島というだけで一括りに、「福島=放射能」というイメージで見られることが多いです。東京で2t車やダンプ系の車を借りる時に、福島へ行くことを伝えたら断られたといった事もあったようです。

これからのボランティアセンターとしての活動について教えて下さい。
<篠原センター長>
災害ボランティアセンターとしての活動は、7月いっぱいで終了しました。
8月からは復興支援ボランティアセンターに名称を変更して、活動をシフトしていきます。
今後もまったくボランティアを募集しないと言うわけではなく、必要な資格等をもったボランティアの募集を行っていく予定です。
徐々に、片付け、泥かき出し等の災害に関してのニーズが減少して、被災者中心の雇用促進、仮設住宅の支援を行って行きます。
ボランティアに来られる方は、1回、1日だけの参加では分からない事も多いと思いますので、ぜひ長く継続してくれると嬉しいです。

原発の影響で自宅区域に入れない他の避難地域から、いわき市の仮設住宅に入居している状況もあり、今はどのように支援して、どのようにボランティアを配置していくのかを調整しているところです。また、被災者のメンタル面をフォローするボランティアさんの募集方法についても、これからの課題です。ボランティア活動、復興活動の長期化が予想されますが、その時々でニーズが変わってくるのでその都度タイムリーな情報をブログやtwitterで配信していく予定です。

取材後​記:
取材の終わりに「我々が個人的に何かお手伝いできることはありますか?」とお聞きした際「是非、いわきで食事されたりお土産を買ったりして下さい。地元で何か買っていただくのが何よりです」というお言葉を頂きました。
篠原センター長のお話にもあるように、これから必要となってくる支援活動はやはり被災地の経済に貢献することではないでしょうか?
「興味本位で被災地に行くのは気が引ける」という人も少なくないと思いますが、理由はどうあれ現地へ観光に来ていただくのが、何よりの復興支援になるはずですので、「ボランティアはちょっと…」という方でも是非福島に足を運んでいただければと思います。

関連リンク:
HP http://www.iwaki-shakyo.com/saigaiborasen.html
ブログ http://iwakisaigaivc.blog.fc2.com
Twitter http://twitter.com/#!/iwakisaigaivc


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【現地レポート】ボランティア活動の現状とこれから「南相馬市原町区ボランティアセンター編」

7月21日、22日の2日間で弊社がウォーターサーバーを支援させていただいている福島県内のボランティアセンター様への取材を行って参りました。

今回は福島県南相馬市原町区にある生活支援ボランティアセンターの青木圭太様より、被災地におけるボランティア活動の現状や今後の展望についてお伺いしてきた事をレポートいたします。

現在、ボランティアセンターの方で行っている支援活動の内容を教えて下さい。
<青木様>
瓦礫撤去と泥出しがメインになります。
あとは、津波で流された写真やランドセルなどの流出物を洗浄して、市役所の施設にて展示を行い、元の持ち主にお返しするといった事を行っています。

作業状況は?
<青木様>
7~8割程度は完了しています。
あとは、原町は緊急時避難準備区域になっていた関係で、まだ自主避難されている家主がいて、そこはまだ手が付けられていない状況です。家の中がまだ片づけられていないことが外からでも見える場合でも、家主が不在の場合は作業することが出来ないのです。

南相馬市社会福祉協議会 地域福祉係
青木圭太係長

いつ頃からボランティアセンターとしての稼働を始めたのでしょうか?
<青木様>
3月12,13日頃からボランティアセンターの看板を掲げました。その頃は市役所でやっていた避難所にボランティアを割り振るという作業を行っていました。その後、3月14日から4月22日の期間は、原町区は屋内退避になり、住民の方はみんな避難をしたので、ボランティアセンターを一旦閉めて、3月26日に再開しました。その頃は、県外のボランティアが何人か来て頂いていたので、在宅避難をしている高齢の方々に食糧配給を行っていました。

屋内退避の期間は、ボランティアセンターとしてのは活動は出来なかったのですか?
<青木様>
在宅の方への食糧配布、市役所に届く支援物資の仕分け、流出物の洗浄など、屋内活動に限って、活動を行っていました。あとは、学校が開いていなかったので、寺子屋という形でお寺の本堂を借りて、小学生を預かるということを行っていました。避難所で欲求不満がたまっている小学生が発散ができる場所、且つある程度勉強ができる場所が必要だということで、教員の経験があるボランティアさんに協力してもらって、子ども達の面倒を見てました。学校が始まってからは、未就学児を対象にお寺の本堂を借りて、5月下旬まで、子どもたちを預かっていました。原町区は避難準備地区なので、子どもを預かることに対する反対意見やクレームもあったのですが、避難所でなにもすることがない子ども達に、同年代の子ども達と集まって遊べる環境があった方がいいという事で、子ども達を預かっていました。
今は、仮設住宅の支援を行っています。
その後、4月22日に屋内退避が解除され、緊急時避難準備地区となり、外での活動が可能になったので、準備期間を経て4月29日から、屋外での瓦礫撤去、泥出しを始めたという経緯です。

現在のボランティアの方々の数は?
<青木様>
ピークは、401名のボランティアに来て頂いたGW期間中の5月4日です。平日は60~80名程度、週末は120~150名程度の方がコンスタントに来ていただいています。

ボランティアを集める際の告知方法は?
<青木様>
HP、ブログ、Twitterで情報を発信しています。ブログでは毎日、その日の活動内容と翌日の活動予定の内容やボランティアの募集人数を発信しています。
例えばボランティアセンターまでの道順とか団体ボランティアの受け付け方法など、同じような問い合わせが多かったので、それらの内容を集約して掲載することからHPを開始しました。その後、問い合わせ件数は大幅に減りました。また、ボランティアの方にとっても、情報が整理されているので好評だったようです。

宮城や岩手などの他のエリアと較べて、ボランティアが集めづらい状況はあるのでしょうか?

<青木様>
原町区は原発から30キロ圏内ということもあり、ボランティアが集まりにくいというのはあると思います。
ただし、ここは、宮城や岩手と違って、作業のニーズがたくさんある訳ではなく、作業量に対して必要なボランティアの数のバランスがとれているので、作業が滞ることもなく着実に対応ができていると思います。だから、特に悲観的な思いはありません。

ボランティアセンターの活動を通して、嬉しかったことがあれば教えて頂けますでしょうか?
<青木様>
ボランティアセンターのスタッフとして、ボランティアの方々と実際に被災した依頼主と接しているのですが、双方から「ありがとう」という感謝の気持ちを頂けるのは、とても嬉しいことです。
震災直後の頃だと、家を片づけに来たものの、被害があまりにも大きすぎて、どこから手を付けていいのか分からず茫然としている住民の方が多かったのですが、ボランティア活動を通じて、少しづつ家がキレイになって、その後、大工さんを入れて本格的にリフォームしている姿を見ていると、ここにもう一回住もうという気持ちになってくれたのが非常に嬉しかったです。
また、流出物の洗浄は大変、地道な作業なのですが、津波で自分の家の中の物が根こそぎ持っていかれて何も手元に残っていない状況で、思い出が詰まったアルバムや写真が見つるというのは、被災者の方々にとっても、とても嬉しいことだと思います。
少しでもボランティアの活動が、被災者の方々が前に一歩でも踏み出すきっかけになってくれたらいいなと常々思いながら作業を行っています。

現場ならではの、伝えたいことはがあれば教えて下さい。
<青木様>
HPやブログで日々情報発信を行っていますので、ボランティアの方には、充分な情報収集を行ってから来て頂きたいと思っています。日々、その日の天候や依頼主の都合によって活動内容が日々変化することもあるので、瓦礫撤去や泥出しがしたいと意気込んでボランティアに来て頂いても、外での活動がない場合もあります。そういう場合は流出物の洗浄など別の活動を担当して頂くのですが、せっかくボランティアに来て頂いた方には、希望する活動をやって頂けたらと考えています。

現場でのアクアクララのウォーターサーバーの活躍は?
<青木様>
かなり活躍していますね。6月の終わり頃から暑い時期が続いていたので、ボランティアの方々は、現場に行く前に冷たい水を飲んで、気合を入れて、張り切って現場へ出かけていました。また、ペットボトルにアクアクララの水を詰めて、現場へ行く方も多くいます。
作業が終わり、ボランティアセンターに戻った後も、ウォーターサーバーのまわりに集まって井戸端会議を開いて、その日の活動内容や感想を話し合っています。
食事の際にはカップラーメンを食べることが多いのですが、アクアクララの熱いお湯を有効に活用させて頂いています。
あと、実はボランティアの方々だけではなく、我々ボランティアセンターのスタッフもアクアクララを愛用させて頂いています(笑)
ボランティアさんには、現場では長袖で活動するようにお願いをしている手前、自分たちも長袖を着ているのですが、ボランティアセンターがある場所はクーラーがなく、かなり暑くなる日もあるので、アクアクララの冷たい水は非常にありがたいです。

取材後​記:
ボランティアセンターへはボランティアの方向けに様々な支援物資(食料、飲料)が届いていておりましたが、スタッフの方々は遠慮されて殆ど利用されないとの事でした。アクアクララについては設置時から「是非、スタッフの方にもご利用いただきたい」とお話をさせていただいておりましたので、積極的にご利用いただけている様子。
ボランティアセンターの室温が30度を超えることもあるとの事でしたので、スタッフの方々にも熱中症予防として今後もアクアクララをご利用していただくようお願いをして参りました。

関連リンク:
南相馬市生活復興ボランティアセンター http://ameblo.jp/minamisoma-svc/
Twitterアカウント http://twitter.com/#!/ms_svc


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「ありがとうが、つながる。」サイト内の 数字カウンターについて

「ありがとうが、つながる。」キャンペーンサイト内の被災地に届けたお水の量の数字カウンターですが、わかりづらいと言うお声をいただきましたので、ご説明させていただきます。
こちらに表示されている数字は、キャンペーンサイト内にて、Facebookとtwitterで投稿していただいた数字=届けた水の量となっております。
アクアクララとして本日までに支援した飲料水提供数量とは異なりますので何卒ご理解下さいませ。

尚、アクアクララをご購入いただいた売上金の一部を飲料水として支援させていただいております「アクアクララで、つながる笑顔」チャリティキャンペーンでの支援状況については後日別途FBページの中でもご報告させていただきます。

「ありがとうが、つながる。」
http://www.aquaclara.co.jp/thankyou/
「アクアクララで、つながる笑顔」
http://www.aquaclara.co.jp/charity2011/