ミネラルウォーターの全体市場の推移
市場は堅調に成長。ニーズは多様化し一般消費財へ
成長を続けてきたミネラルウォーター市場は2010年に昨年度割れとなり、一時的に鈍化するも2011年3月の震災及び原発事故とその後の飲料水に対する不安、2013年度の猛暑による熱中症対策での飲料水需要の拡大。
2014年度は消費税増の反動や夏場の天候不順により伸びは鈍化したものの、フレーバーウォーターやスパークリングウォーター等の嗜好品が市場全体の拡大に寄与しました。
近年、伸張を続ける宅配水なども含めてニーズが多様化し、一般消費財として定着。

※矢野経済研究所調べ
震災後に市場拡大。参入企業は淘汰の時代へ
2011年3月の震災直後の需要拡大により数多くの企業が参入し、同年の猛暑により需要は堅調に推移しましたが、2014年度は前年比増している企業と前年比減する企業が出てくるなど企業間に差が出始めています。
宅配水(ウォーターサーバー)が市場に登場した当初は法人向けの販売が主だった宅配水市場は家庭において生活水(一般消費財)として定着し、参入企業間に差はありつつも市場全体は拡大し続けています。

※矢野経済研究所調べ
コロナ禍で在宅勤務者のニーズ増加
新型コロナウイルスとウォーターサーバーに関するアンケート
アクアクララ株式会社・インターワイヤード株式会社共同調査(2020年)より
- ウォーターサーバーを2020年2月以降(新型コロナウイルス感染症拡大以降)から利用を始めた理由を尋ねた。
- 最も高かったのは「外出自粛や感染防止で、買い物に出かけにくかったから(買いに行かなくてよい)」の31.0%。
以下、「より安全性の高い水を利用したかったから」「おいしい水を利用したかったから」がともに28.7%で続いている。 - 「在宅勤務が多い」層では、「外出自粛や感染防止で、買い物に出かけにくかったから」に次いで「自宅での生活(巣ごもり)の質を豊かなものにしたかったから」が高く、制約が多い巣ごもり生活の質を、少しでも良いものにしたいという意向が表れている。

宅配水ビジネスのポイント
POINT1 クチコミ効果の高い商品
マーケット的に新しい商品であること、おいしさ、品質の高さ、ウォーターサーバーの機能性、宅配の利便性から、利用客がご近所や知人に勧めるケースが多く、紹介によって顧客が増える商品です。したがって、無理なセールスは必要なく、紹介キャンペーンなどで着実な顧客獲得が可能です。
POINT2 確実な売上げが見込めるストックビジネス
アクアクララ顧客の解約率は1.1%。月による消費本数が安定(当社実績3.5本/件/月)し、確実な売上げが毎月見込めます。(会員1件あたり平均売上単価5,000円/月)
また、新規顧客の売上げも月々上乗せされ、顧客増がそのまま売上げ増に結びつきます。たとえ新規顧客がなくても、売上げが極端に減少することはありません。
POINT3 既存の経営資源を有効に活用できる事業
すでにお持ちの販路やノウハウ、遊休地、人員などの経営資源を活用できます。
顧客増加に伴い製造プラントを持つことも可能です。製造プラント設置にあたっては、技術、品質面で全面的なバックアップをいたします。