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コラム記事

子育てに関する疑問や日々の暮らしに
役立つ情報をコラムにして紹介しています。

助産師
髙橋景子先生インタビュー

髙橋景子 助産師

一般社団法人 横浜市助産師会
会長/山本助産院

妊娠中は“冷え”にご用心。
水分補給はこまめに「温かいお水」を

妊娠中の体調管理のポイントは、「食う・寝る・出す(排泄)・運動・冷え予防・笑う・相談する」。季節の野菜を中心にバランスよく食べて、元気なバナナうんちを出す。甘いものは控え、冷たいものはとらないようにしましょう。冷え症の妊婦さんは、そうでない方に比べて早産が約3.4倍、前期破水が約1.7倍のリスクがあるというデータが出ています。生野菜より温野菜。野菜たっぷりのスープやみそ汁を、メニューにとりいれましょう。冷たい水より白湯をこまめに飲むのがおすすめです。温度調節が簡単にできるウォーターサーバーなどがあれば便利ですね。

夜はできるだけ22時前に眠ると、ホルモンバランスが整います。妊娠経過が順調であればしっかり身体を動かしましょう。ヨガや散歩・スクワットなどの運動で体幹を鍛えることが安産につながります。1日1回はお腹の底から笑って、ストレスをためないことも大切です。産後は赤ちゃんのお世話とご自身の体を元に戻すことで精一杯になります。妊娠中に何か不安なことがあればパートナーと相談して、お産に集中できる環境を整えておきましょう。病院や地域の助産師からも妊娠・産後のアドバイスが受けられます。

*科学研究費助成事業(科学研究費補助金)研究成果報告書 中村幸代:妊婦の冷え症と異常分娩との因果効果の推定-アンメットメディカルニーズの解明-(2010~2012)

赤ちゃんに“心の栄養”を与える母乳育児のすばらしさ

母乳は赤ちゃんの未熟な胃腸にやさしく、成長に必要な栄養素が最適な形で含まれています。さらに、赤ちゃんがアゴを動かして母乳を吸うことでも、脳の発達が促されると言われています。
そして母乳に含まれている免疫物質が赤ちゃんを病気からまもります。保育園に預ける場合も、完全にミルクに切り替えるのではなく、感染症を避けるために、ぜひ母乳を続けましょう。その他母乳育児の赤ちゃんにはSIDS(乳幼児突然死症候群)の発症率が低くなるというデータがあります。

赤ちゃんがおっぱいを吸うことで、「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシンが出て母子の絆が深まりますし、母乳で育てられた赤ちゃんは表情がとても豊かです。泣いてアピールすれば必ず応えてもらえ、肌と肌のふれあいにより、赤ちゃんの気持ちが安定し、心の土台が育まれていくのです。

また、母乳を続けると、お母さんへのメリットもあります。多くのお母さんが妊娠中についたお腹やお尻の脂肪が落ちて美しくやせる「母乳ダイエット」を体験されます。また、産後の母体の回復を促進し、さらに長く授乳をつづけると乳がんになりにくいというデータも出ています。
被災した際にも、適温で衛生的な母乳がすぐに与えられるので、赤ちゃんも落ちつきます。救援物資が到着するまで困らないのも母乳育児のいいところです。

ウォーターサーバーを活用して産後も
冷え予防

赤ちゃんに母乳をあげると喉が渇くので、産後も水分補給は大切です。
ウォーターサーバーがあればお湯がすぐ使えるので、野菜たっぷりの味噌汁やスープが時短で調理できます。
山本助産院ではウォーターサーバーで産後のお母さま方にいつでも手軽に安心・安全でおいしいお水とお湯を提供しているほか、入院食づくりにも使用しています。ペットボトルで購入するよりお得ですし、いつでもお湯が出るので混合授乳の方のミルクづくりにも便利に使っていただけます。
災害時の備えとしても、ボトルを少し多めに備蓄して使用(ローリングストック)できるので安心です。