「もしも」への備えは大丈夫?
水の備蓄から考える災害に強い暮らしづくり

家庭内で備蓄をしている人は約50%

いつどこで起きるかわからない自然災害。もしものときの備えはできていますか?
大きな災害が起こると、電気・ガス・水道といったライフラインが切断されたり、物流が寸断されスーパーやコンビニでも必要な物資が手に入らなくなったりする可能性があります。
過去の例からも、ライフラインの復旧には1週間程度かかることが予想されるため、最低3日分、可能であれば1週間分の食料×人数分の備蓄が望ましいとされています。
しかし、平成29年に3000人を対象に内閣府が行った世論調査によると、家庭内で「大地震に備えて食料や飲料水を準備している」と答えた人は約半数。まだまだ実際に取り組んでいない人も多いようです。

大規模な災害時には、食料品の欠品や品薄状態が続くことが予想される

災害時には何が必要? まずは家庭内の食料をチェック

「備蓄が必要なのはわかっているけれど、何から手を付ければいいかわからない」という人も多いのではないでしょうか。以下のモデル例を参考に、まずは家庭にある食料をチェックし、自分や家族に合った備蓄内容を考えてみてはいかがですか?

大人1人・1週間分の備蓄例:
【必需品】
水 21L(1日3L)
カセットコンロ/ボンベ 6本(1日1本弱)

【主菜】
肉・野菜・豆などの缶詰×9缶
牛丼の素やカレーなどのレトルト食品×9個
パスタソースなどのレトルト食品×3個

【主食】
カップ麺類×3個
パックご飯×3個
乾麺(そうめん300g×1袋、パスタ600g×1袋)

災害時はバランスの偏った食事が続いてしまい、ビタミン、ミネラル、食物繊維といった栄養素が不足する可能性も。日持ちする果物や野菜、缶詰、ジュース、ドライフルーツなどもおすすめです。
また、不安や疲労で気持ちが落ち込んでいるときにホッと一息つけるよう、チョコレートやビスケットなどのお菓子類があってもいいかもしれません。

いつもの買い物で少し多めに買うようにし、消費期限の古いものから食べ、また買い足すことを繰り返せば大丈夫。「ローリングストック法」と呼ばれるこの方法なら、つねに一定量の食品が備蓄されている状態にできます。

何よりも欠かせないのは安全な水

備蓄品の中でも、特に重要度が高いのは水。ただ、ペットボトルの水を日常的に買い足していくには、重くてかさばるだけでなくペットボトルゴミも大量に出ます。
その点ウォーターサーバーなら、水が定期的に、または希望のタイミングで配達されるので、わざわざ買いに行かなくてもつねに備蓄状態にできます。保管場所もコンパクトに収まるので、日常的な備えとしては最適です。
もしもに備えて、ぜひ家庭の備蓄を考えてみましょう。一定期間自分たちで食料調達をまかなえるようにすることは、災害に強い、サステナブルな暮らしづくりにつながります。

生命の維持に欠かせない水。普段から備蓄しておこう

(出典)
内閣府「防災に関する世論調査 大地震に備えている対策」

https://survey.gov-online.go.jp/h29/h29-bousai/zh/z08.html

内閣広報オンライン

https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202103/2.html

農林水産省 災害時に備えた食品ストックガイド(5)

https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/chapter05.html

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