これから赤ちゃんを迎えるご家族や
パパ・ママのためになる情報がいっぱいです。
子どもにとって、
お水はとっても大事!
保育園児や幼稚園児くらいになるとおしゃべりも上達し、「のどが渇いた!」と上手にアピールできるお子さまも多いことでしょう。でも、その時だけの水分補給では足りていないということも……!?
まだまだ大人の水分補給管理が求められる時期だからこそ、パパ・ママに知っておいて欲しい“子どもとお水について”をお教えします。
子どもが1日に必要な水分量
体の中の水分量
私たち人間の体のほとんどは“水”でできています。大人は約55〜60%の水分を蓄えるのに対し、子どもの場合は約65〜80%とさらに多くの水分が占めているといわれます。
つまり、数字の上では子どもの方が水分比率が多いため、うるおいに満ちていると思われがちですが……実はそうではありません。子どもは体温を調整する能力が未熟なだけでなく、小さな体にも関わらず大人と同じ数の汗腺を持っているため、相対的に汗をかく量も多くなってしまうのです。
1日に必要な水分量
1日にどのくらいの水分量が必要なのかは年齢ごとに異なります。また、気温や湿度、体調や生活スタイルによっても個人で違いはありますが、体重1kgあたりに必要な水分量(目安)はこちら。
右の表からも分かるように、子どもは大人の倍ほどの水分を必要としています。しかも、子どもの場合、のどの渇きをうまく伝えられないこともあるため、気がついた時には脱水症状が進んでいるということも。そうならないよう、日頃から水分補給のタイミング(起床時・運動後・お風呂後・寝る前など)を意識してあげると良いでしょう。
上記の表からも分かるように、子どもは大人の倍ほどの水分を必要としています。しかも、子どもの場合、のどの渇きをうまく伝えられないこともあるため、気がついた時には脱水症状が進んでいるということも。そうならないよう、日頃から水分補給のタイミング(起床時・運動後・お風呂後・寝る前など)を意識してあげると良いでしょう。
季節に合った水分のとり方も大事!
普段から水を飲むよう心がけることはもちろん、日本ならではの四季に合った水分補給も大事なポイントになってきます。
寒さの厳しい冬を終え、気持ちもちょっぴり緩みがちな季節。徐々に気温が上がり汗をかきやすくなるため、体も乾きやすくなっています。そのため春は、こまめな水分補給を心がけましょう。
たくさん汗をかくため熱中症になりやすく、水分補給が最優先となる季節。水を飲む時も、ごくごくと大量の水を一気に飲むのではなく、口に含ませるように少しずつ飲むことをおすすめします。
気候的にも過ごしやすく、のどの渇きも感じにくいため、“隠れ乾燥”になりやすい季節。さらにスポーツの秋といわれる季節なだけに、運動をして汗をかいた後の水分補給も大切になります。
空気が乾燥している季節。体内の水分も徐々に減っているため、汗をかかなくても水分補給を忘れずに。また、水分をしっかりとることで、風邪やウイルスの予防や肌の乾燥対策にもつながります。
水分補給にどうしてお水がいいの?
水分補給が必要だからといって、水分であれば何でも良いというものではありません。自動販売機やコンビニ、スーパーで手軽に買えるジュースなどの清涼飲料水には糖分が多く含まれ、逆に飲みすぎることで、お子さまの虫歯や肥満の原因になってしまうこともあるのです。
清涼飲料水に含まれる糖分の量
では、水分補給に最適な飲み物は?というと、水(軟水)や白湯、麦茶やほうじ茶など、体に負担の少ない飲み物だといえます。これからの健やかな成長のためにも、日頃から水やお茶を飲む習慣をつけておくと良いでしょう。
参考:飲み過ぎ注意!清涼飲料水の糖分の量
お子さまがお水を飲まない場合
ジュースや味の濃い飲み物に慣れてしまうと、お水が苦手になってしまうお子さまもいます。そこで、「お水はおいしい!」と思ってもらえるような方法を伝授します。
- オレンジやキウイなど輪切りにした果物をお水に浮かべて、さわやかな風味をプラス
- パパやママがおいしそうに飲んでいる姿を見せる
- お気に入りのカップやストローを使って
楽しみながら
飲めるようにする