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ハイボールのおいしい作り方|ウイスキーと炭酸水の黄金比率も解説

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ハイボールはウイスキーと炭酸水というシンプルな材料で作れるため、自宅で気軽に楽しめるお酒として人気です。しかし、シンプルだからこそ、ウイスキーと炭酸水の割合や注ぎ方、氷の選び方で味わいが大きく変わります。「せっかくならお店のようなおいしい一杯を作りたい」「自分好みにアレンジしたい」という方も多いでしょう。

当記事では、ウイスキーと炭酸水の黄金比や、ハイボールの正しい作り方、自宅で手軽に楽しめるアレンジレシピ、炭酸水の選び方を解説します。ジャパニーズウイスキーやテネシーウイスキー、スコッチウイスキーなど、蒸留所や銘柄によって異なる特徴を持つウイスキーをソーダ割りで楽しみたい方は、ぜひ自宅で試してみてください。

ウイスキーと炭酸水の黄金比率は?

おいしいハイボールを作るウイスキーと炭酸水の黄金比率は、ウイスキー1に対して炭酸水3の「1:3」の割合といわれています。氷が溶けることで味が薄くなるため、炭酸水を少なめにしても構いません。

爽快感を楽しみたい方は「ウイスキー1:炭酸水4」、濃いめの味わいを好む方は「ウイスキー1:炭酸水2」に変えるのもおすすめです。まずは標準的な黄金比で作り、自分の好みに合わせて微調整を加えると、理想のハイボールに出会えるでしょう。

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おいしいハイボールの作り方

おいしいハイボールを自宅で楽しむのに必要な基本の材料は以下の通りです。

  • ウイスキー:40ml
  • 炭酸水:120ml
  • お好みでレモンスライス

ハイボールグラスと、バースプーンもしくはマドラーも用意しましょう。これらを使い、ちょっとしたコツを意識すれば、香り高く爽快な一杯が完成します。

以下では、自宅でも簡単にできるハイボールの作り方の手順を紹介します。なお、炭酸水をジンジャーエールに変えれば、ジンジャーハイボールになるので、こちらもぜひ試してみてください。

グラスを氷で冷やす

ハイボール用グラスを氷で冷やすことで氷の溶けを抑えられるため、ハイボールの味わいが水っぽくならず、炭酸感も長持ちします。氷は、大きくて溶けにくい純氷や、コンビニなどで買えるロックアイスを用意しましょう。家庭の製氷機の氷は空気を多く含み、すぐに溶けやすいため、黄金比が崩れる可能性があります。

氷をグラスにたっぷり入れたら、バースプーンやマドラーで静かにステア(かき混ぜる)してグラス全体をしっかり冷やします。このとき、氷の角が取れて表面積が小さくなると、さらに溶けにくくなります。十分に冷えたら、溶けた水を捨て、氷を追加します。

冷えたウイスキーを注ぐ

ウイスキーはあらかじめ冷蔵庫で冷やしておきましょう。常温のウイスキーを使うと、グラス内の温度が上がり、氷の溶けや炭酸の泡立ちが進んでしまうため注意が必要です。ウイスキーを冷やすことで、氷が余計に溶けたり炭酸の気が抜けたりするのを防ぎ、最後までクリアで爽快な味わいを楽しめます。

ウイスキーを40ml程度注いだら、バースプーンやマドラーで氷を割らないように静かにステアします。30回ほどかき混ぜ、グラスに水滴が付く程度までウイスキーを冷やせば準備完了です。このひと手間が、炭酸を注いだ後のキレと香りを引き立ててくれます。

冷えた炭酸水を注ぐ

ウイスキーがしっかり冷えたら、いよいよ炭酸水を注ぎます。ウイスキー1(40ml)に対して炭酸水は3倍の120ml程度が理想です。このときの注ぎ方が重要で、冷えた炭酸水をグラスの内側にそっと当てるように注ぎ、氷に直接触れないようにしましょう。

氷に当てると炭酸が抜けやすくなり、風味が落ちてしまいます。また、注ぐスピードが遅すぎても炭酸が抜けやすくなるため、適度な速さで注ぐのがコツです。グラスをやや傾けると、注ぎやすくなります。冷えた炭酸水を正しい注ぎ方で加えると、炭酸が抜けにくく、キレのある爽快なハイボールになります。

軽くかき混ぜる

最後に、バースプーンやマドラーをグラスの底までそっと差し込み、氷を一度ゆっくり持ち上げて、また静かに戻すイメージで1回だけステアしましょう。ウイスキーと炭酸水は比重が異なるため、注いだ時点である程度自然に混ざっています。ステアの回数は1回、多くても1回半程度で十分です。

氷に強い刺激を与えると炭酸が一気に抜けてしまうため、グルグルとかき混ぜすぎないように注意しましょう。この最後のひと手間が、炭酸の泡立ちとウイスキーの香りを引き立て、バランスの取れた一杯に仕上がります。お好みでレモンスライスを入れると、ハイボールにレモンの爽やかさがプラスされます。

ハイボールのおいしいアレンジ

ハイボールは基本の作り方だけでなく、ひと工夫加えることでもさらに楽しめます。ここでは、自宅にある材料や身近な食材で簡単にできるおいしいアレンジ方法を紹介します。

フルーツや果汁を加える

ハイボールにフルーツや果汁を加えることで、風味に爽快感や甘みが生まれ、自分好みの一杯を楽しめます。定番はレモンのスライスや搾り汁を加える方法です。スッキリとした後味になり、ウイスキーならではのクセがやわらぎます。ライムを加えると、より飲みやすい口当たりになるため、ウイスキー初心者の方にもおすすめです。

また、イチゴなどの甘酸っぱいフルーツを添えれば、見た目も華やかで爽やかな印象になります。手軽に試したいときは、オレンジジュースをウイスキーの1.5倍ほど加えると、オレンジハイボールが簡単に完成します。

スパイスやハーブで味付けする

スパイスやハーブを入れるとハイボールの香りや風味に奥行きが生まれ、より個性的な一杯ができあがります。料理との相性も高まり、食中酒としての魅力も増します。ピリッと刺激を加えたいときは、黒胡椒や山椒がおすすめです。黒胡椒をひと振りするだけで、シャープな味わいが引き立ち、スモーキーなウイスキーがより味わい深くなります。山椒を使えば香りが際立ち、キリッと引き締まった風味になります。

また、清涼感が増すミントの葉は、暑い季節にぴったりです。グラスにミントの葉を6枚ほど入れ、軽く潰して香りを立たせるのがポイントです。

ハイボールを作るときに炭酸水にこだわるポイント

おいしいハイボールを作るには、炭酸割りに使う炭酸水の選び方にもこだわりたいところです。ウイスキーと炭酸水の相性は、味わいや香りの印象を左右します。炭酸水選びの際に意識したいポイントは以下の通りです。

・軟水にすればウイスキーの風味が立ちやすい

炭酸水には「軟水」と「硬水」がありますが、日本で流通している炭酸水の多くは軟水です。軟水はカルシウムやマグネシウムの含有量が比較的少なく、まろやかな口当たりでウイスキーの風味を邪魔しません。ウイスキー本来の香りや味わいを楽しみたい方には、やさしい味わいの軟水炭酸がおすすめです。

・フレーバー付き炭酸水は簡単にアレンジができる

レモンやジンジャーなどのフレーバーが付いた炭酸水を使えば、フルーツやスパイスを用意しなくても手軽にハイボールのアレンジを楽しめます。自然由来の香料を使用した炭酸水を選べば、甘さ控えめでさっぱりした味わいになります。気分に合わせて味を変えられるのも魅力です。

・炭酸を作るソーダメーカーを使うなら水にこだわるべき

自宅でソーダメーカーを使う場合は、軟水のミネラルウォーターやウォーターサーバーの水など、ウイスキーと相性のよい水を使うことで、より一層おいしいハイボールになります。RO膜(逆浸透膜)で不純物を除去した高純度の水をベースにミネラル成分を加えて軟水にしたアクアクララのお水は、まろやかで雑味のない炭酸水を作るのにぴったりです。

おいしいお水が誕生するまで|アクアクララについて

まとめ

自宅でハイボールを楽しむときは、ウイスキーと炭酸水の黄金比を守り、冷やし方や注ぎ方にひと手間を加えることが大切です。氷や炭酸水にもこだわることで、風味豊かな一杯に仕上がります。さらに、フルーツやスパイス、ハーブを取り入れれば、気分や料理に合わせたアレンジも自在です。

ハイボールをよりおいしく楽しみたいときは、割材となる水にもこだわりましょう。アクアクララのお水は、まろやかな軟水でウイスキーとの相性も抜群です。ソーダメーカーと組み合わせれば、いつでも新鮮な炭酸水を作れます。また、ウォーターサーバーがあれば、お酒を飲んだ後の水分補給もスムーズです。宅飲みの質を高めたい方は、アクアクララのお水をぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。「お酒をおいしく飲みたい」「二日酔いや悪酔いのリスクを減らしたい」場合にもアクアクララのウォーターサーバーがおすすめです。

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