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パパママに知ってほしいお水のハナシ

これから赤ちゃんを迎えるご家族や
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赤ちゃんや子どもには
RO水と天然水どちらがいいの?

ミルク作りや離乳食作りなど赤ちゃんのお世話に便利なウォーターサーバーは、妊娠・出産をきっかけに多くの方が利用を始めています。ウォーターサーバーの検討を始めた方なら「RO水」と「天然水」2種類のウォーターサーバーがあることをご存じかもしれません。
では、RO水と天然水のどちらが赤ちゃんや小さなお子さまにおすすめかご存じでしょうか。産まれたばかりで抵抗力が弱い赤ちゃんや小さなお子さまには安全性の高いお水を選んであげたいものです。ここではRO水と天然水のどちらが赤ちゃんにおすすめか、それぞれの特徴や違いをふまえながらご説明していきます。

RO水と天然水の違い

【RO水と天然水の安全性】
天然水は市販のペットボトルでもよく飲まれており、多くの方になじみがあると思いますが、その安全性や品質についてはあまり知られていません。天然水は特定の水源から採水されるお水の総称で、加熱殺菌のもの、非加熱除菌(フィルターなど)のもの、無殺菌のもの(主にヨーロッパ)などがあります。さまざまなミネラルが含まれていることで、甘みやおいしさなどが感じられますが、ミネラルの含有量が多い硬水だと、胃腸が未発達な赤ちゃんの体に負担が掛かってしまいます。赤ちゃんに天然水を与える場合は必ずミネラルの少ない軟水を選ぶ必要があります。また、一部の温泉水もナトリウム(塩分)などのミネラルが多いため、表示は軟水であっても注意が必要です。

法律で義務付けられた検査基準にも違いがあります。

食品衛生法で定められた天然水の検査項目は、製造過程で殺菌・除菌を行わない場合は約20項目、製造過程で殺菌・除菌した場合は47項目(成分規格)です。それに対し、RO水の元となる水道水の検査項目は51項目もあり、天然水より項目が多くなっています。(2022年2月2日時点)

RO水は、厳しい検査基準をすべてクリアした水を、さらに「RO膜(逆浸透膜)」という特殊なフィルターでろ過した、限りなく純水に近いお水です。「RO膜(逆浸透膜)」でろ過すると塩素や雑菌、ウィルスなどの不純物や汚染物質が、1000万分の1mmという極小のものまで完全に除去されます。また、「RO膜(逆浸透膜)」は放射性物質である放射性ヨウ素(I-131)が溶け込んだ水のろ過にも有効性を発揮し、放射性物質を取り除ける唯一のフィルターであることがわかっています。(※独立行政法人 放射線医学総合研究所により、放射性ヨウ素(I-131)の除去に、「RO膜(逆浸透膜)」によるろ過が唯一有効な手段である旨の発表がなされております。)
「安全性」という点に着目すると、RO水のほうがより安全性の高いお水だと言えるでしょう。

【 監修者コメント 】
天然水とRO水(純水)では、それぞれに特徴や良さがあります。味にこだわるなら天然水、安全性や粉ミルクでの使用を優先するならRO水のように、ライフスタイルや家族構成に合わせて選んでみてください。
可能なら、事前に成分や産地の近いお水を飲んで試してみるのも良いかもしれません。

RO膜を使ったろ過システム
RO膜を使ったろ過システム ※アクアクララのRO水の場合

【お水の安定供給】
RO水は、天然水と違っていつも同じ品質で供給されるというメリットもあります。ナノテクノロジーを駆使した「RO膜(逆浸透膜)」は海水を真水に変えることさえ可能な先端技術です。「RO膜(逆浸透膜)」を通すとお水の分子より大きい分子がすべてろ過され、どんなお水もほぼ純水の状態になるので、常に一定の品質が保たれます。
それに対し天然水は、季節、気候の変化、採水地の土壌の状態などが品質に影響することがあり、それによりミネラルの量が変わることもあるため、敏感な方は味の微妙な違いに気付くかもしれません。また、採水地で災害が起きた場合は、お水の採水や物流が止まる可能性もあります。

赤ちゃんや小さなお子さまには
軟水かRO水がおすすめ!

天然水の中でもミネラルの含有量が少ない軟水なら問題ありませんが、前述の通り、ミネラルの含有量が多い硬水は赤ちゃんの体に負担がかかります。天然水を選ぶ際は軟水か硬水かをよく確認する必要があります。WHOの基準によると、ミネラルの含有量が60mg/L未満のものが「軟水」、60~120mg/L未満のものが「中程度の硬水」、120mg/L以上のものが「硬水」とされているので、天然水のウォーターサーバーを選ぶ場合はメーカーのホームページで成分をよく確認し、軟水のものを選びましょう。
RO水は不純物がろ過された安全なお水なので、産まれたばかりの赤ちゃんはもちろん、体がつくられていく大事な時期のお子さまにも安心して与えることができます。赤ちゃんのミルク作りにはRO水のウォーターサーバーがおすすめです。

【 監修者コメント 】
天然水の場合、硬度60mg/L未満であるかどうかがひとつの基準になります。ペットボトルなどでお水を購入する際は、硬度や含まれている成分がラベルに記載されていますので、気になる方は確認してみましょう。
またRO水は、「純水のままのRO水」「ミネラルを加えて味わいを良くしたRO水」の2つがあり、後者は天然水の味わいに近いとされています。選び方の参考にされてください。

ウォーターサーバーは赤ちゃんのミルク作りにおすすめ!その理由と選ぶ際のポイントを解説

安全でおいしいアクアクララのお水

アクアクララでは、「RO膜(逆浸透膜)」でろ過した安心安全なRO水に少量のミネラルを加え、天然水のようなおいしさを実現したデザインウォーターです。1000万分の1mmの不純物まで徹底的に除去してからミネラルを加えているので、高い安全性を保ちながらまろやかな味わいも楽しむことができます。硬度29.7mg/Lの軟水に仕上げているので、赤ちゃんに安心して飲ませてあげられます。
さらに、ウォーターサーバー本体の衛生管理についてもアクアクララにはしっかりとした体制があります。アクアクララで扱っているウォーターサーバーはすべて追加費用無しで定期メンテナンスを行ないます。機種によって1年、又は2~3年に1回、専門スタッフがウォーターサーバー本体を分解して徹底的に洗浄します。消耗品を交換後再度組み立てし、内部・外部をあらためて除菌洗浄、動作確認などすべての検査を終えてからお客様にお届けします。さらにウォーターサーバー本体に抗菌素材を使用したサーバーのご用意もございます。日頃ウォーターサーバーを利用していると手に付いた雑菌などが本体に付着する可能性がありますが、抗菌素材を使うことで菌の増殖を防いでいます。

監修者鶴田 雅人(アクアソムリエ) 日本アクアソムリエ協会認定、アクアソムリエマイスター・公認講師。水の味の違いに興味を持ち、味の違いはミネラルの差ということを知り、資格を取得。以来、国内外のミネラルウォーターを飲み比べている。日本テレビ系列「月曜から夜ふかし」、フジテレビ系列「99人の壁」などのメディアに出演。