引越し時に行うウォーターサーバー関連の準備・手続きとは?

目次
引越しが決まったとき、ウォーターサーバーの運搬にはさまざまな注意が必要です。メーカーによって水抜きや梱包などが必要になるケースがあるので、事前に確認しておきましょう。引越し当日になって慌ててしまわないためにも、ウォーターサーバーの取り扱い方について知っておくと安心です。
当記事では、引越しが決まったら必要になる手続きや事前準備、ウォーターサーバーの運搬方法についてご紹介します。また、引越し先でウォーターサーバーを設置する際に確認しておきたいポイントも解説しているので、ぜひご参考にしてください。
引越し前に行っておきたいウォーターサーバー関連の準備事項
ウォーターサーバーを利用している場合、引越しの前にいくつかの準備が必要です。ここでは、引越し時にどのような準備をしておけばよいのか、4つのポイントを紹介します。
引越し先が配送対応エリアか確認する
ウォーターサーバーを継続して使用するために、引越し先が利用中のメーカーのボトル配送対応エリアに含まれているかを確認しておきましょう。多くのメーカーは全国に対応していますが、沖縄県や一部の離島、山間部などでは配送対象外となることがあります。
対応エリアの確認は、メーカーの公式サイトやカスタマーサポートに問い合わせることで確認できます。対応可否にくわえて、転居先での配送条件(送料の有無や配達日など)も併せて確認しておくと安心です。
引越しの連絡と住所変更手続きを行う
引越し日が決まったら、できるだけ早めにウォーターサーバーのメーカーへ連絡を入れ、住所変更手続きを進めましょう。変更が遅れると、新居でのボトル配送に支障が出るおそれがあります。
また、メーカーによってはウォーターサーバー本体の回収や再設置を行うサービスを提供しているため、引越し予定日や設置先の環境などを共有しておくとスムーズです。中には、引越し時の継続利用に対して特典を設けている場合もあります。
ウォーターサーバーの水抜きをしておく
故障や水漏れを防ぐために、引越し前にウォーターサーバーの水抜きをしておきましょう。水抜きの手順や構造はメーカーや機種によって異なるので、事前に取扱説明書を確認するか、メーカーのサポートに相談してから対応してください。誤った方法で水抜きを行うと故障ややけどの原因になるため、安全面も留意した対応が大切です。
なお、一部のメーカーでは、利用者が水抜きを行わずに済むよう、専用の引越しサービスを提供していることもあります。たとえばアクアクララでは、お客様による水抜きは不要となっています。
引越し時のウォーターサーバーの運搬方法
ウォーターサーバーを引越し先へ持ち運ぶ手段として、契約中のメーカーに依頼する方法、引越し業者に依頼する方法、自分で運ぶ方法の3つがあります。いずれの方法にもメリットと注意点があり、サーバーの種類や引越し条件に応じた適切な選択が求められます。
それぞれの運搬方法の特徴を把握し、トラブルを防ぎながらスムーズに引越し準備を進めましょう。
メーカーに依頼する
最も確実で安心感のある運搬方法は、契約しているウォーターサーバーのメーカーに運搬を依頼する方法です。メーカーによっては、サーバーの梱包から集荷、運搬、引越し先での再設置までを一括で対応してくれる場合があります。
ただし、事前の申し込みが必要なので、引越しが決まり次第早めにメーカーに連絡しましょう。また、サービス内容はメーカーごとに異なるので、詳細は事前に確認しておくことが望ましいです。
引越し業者に依頼する
ウォーターサーバーを家具と一緒に引越し業者に運搬してもらう方法も選択肢の1つです。多くの引越し業者では大型家電の取り扱い経験があり、ウォーターサーバーの運搬にも対応しているケースがあります。
ただし、すべての業者がウォーターサーバーの運搬を受け入れているわけではなく、故障リスクを理由に断られることもあります。事前に運搬の可否や追加料金の有無、補償の範囲を確認しておきましょう。
また、サーバーの構造を理解していないスタッフが扱うと、適切な梱包や取り扱いがなされず、破損や漏水のリスクが生じる可能性もあります。運搬前には水抜きを確実に行い、必要に応じて注意点を業者に伝えておくと安心です。
自分で運搬する
コストを抑えたい場合には、自分でウォーターサーバーを運搬する方法もあります。ただし、運搬には十分な準備と知識、そして複数人の協力が求められるため、できるだけ避けたほうが無難です。
床置き型サーバーは水抜き後でも20kg前後の重さがあり、1人で運ぶのは非常に危険です。運搬中にサーバーを傾けすぎたり、落下させたりすると内部構造が破損するおそれがあるため、できる限り直立を維持しつつ、やむを得ず傾ける場合は45度未満に留めて、振動や衝撃を最小限に抑えましょう。
梱包には毛布や緩衝材を用い、運搬には台車や軽トラックなどを使用するのが望ましいです。自己責任となるため、万が一の故障や破損に備えた慎重な対応が求められます。
引越し時におけるウォーターサーバーの梱包方法
ウォーターサーバーを引越しで自分や引越し業者に運搬してもらう場合は、事前の梱包作業が欠かせません。適切に梱包することで、移動中の破損や水漏れのリスクを減らせます。
ただし、メーカーに運搬を依頼する場合は、多くの場合で梱包作業は不要です。ここでは、メーカーに任せないケースを想定した、梱包の基本的な手順を解説します。詳しくは、ご利用中のメーカーにご確認ください。
パーツの取り外しと梱包準備
ウォーターサーバーを安全に運搬するには、まず取り外せるパーツを分解し、それぞれ丁寧に梱包する準備が必要です。各パーツは、一度きれいに洗浄・乾燥した後、気泡緩衝材で個別に包みましょう。複数ある場合は紛失防止のため、小さな段ボールや袋にまとめ、「ウォーターサーバー付属品」と明記しておくと再設置の際にスムーズです。
また、水漏れ防止のため、梱包作業は必ず水抜き完了後に行いましょう。本体と部品を分けておくことで、輸送中の衝撃による破損リスクを最小限に抑えられます。
本体の梱包とダンボールの準備
ウォーターサーバー本体は、衝撃や振動に弱いため、厳重な梱包が欠かせません。まずは本体を毛布や気泡緩衝材で2重~3重に包み、特に角部分は厚めに保護します。元の箱がない場合は、手持ちのダンボールを切り貼りしてサイズを調整するか、巻きダンボールを使用しましょう。ダンボールの底は、強度を保つために補強材や予備の板紙を2~3枚重ねて敷くと安心です。
中で本体が動かないよう、周囲にエアークッションや丸めた新聞紙などを詰めて固定します。外側には「精密機器」「天地無用」などの表示をしておくと、運送時に配慮されやすくなります。
発送時の注意点と仕上げ
運搬時、ウォーターサーバーは必ず立てた状態を保ちましょう。寝かせたまま輸送すると内部機構に不具合が生じる可能性が高まります。外装には「ワレモノ注意」「下積厳禁」「精密機器」などのシールを貼付し、取り扱いに配慮してもらえるようにしましょう。
引越し時に注意したいウォーターサーバーの取り扱いのポイント
引越し時、ウォーターサーバーの取り扱いには十分に気をつけなくてはなりません。以下では、特に気をつけたい6つのポイントをご紹介します。
水抜き作業前にコンセントを抜いておく
引越しの際、水が漏れてウォーターサーバーが故障しないよう、メーカーによっては水抜き作業を個人に依頼するケースがあります。
水抜き作業を自ら行う場合は、事前にコンセントを抜いておきましょう。コンセントを抜かずに対応したり、コンセントから抜いてから時間があまり経っていなかったりすると、やけどする恐れがあるので要注意です。たとえば「午前中に引越しする」という場合は、前日の夜にコンセントを抜いておくのが堅実です。
なお、水抜きの方法はウォーターサーバーの機種やメーカーによって異なります。必ず取扱説明書を確認し、指定の方法で水抜きするようにしましょう。
ボトルカバーは事前に外しておく
ウォーターボトルを本体の上部にセットする「上置きタイプ」のウォーターサーバーには、ボトルカバーが付いている場合があります。引越しの際にボトルカバーを装着したままウォーターサーバーを運ぶと、途中で外れてしまう可能性があります。もしボトルカバーが落下し破損した場合は、弁償しなければなりません。
このようなトラブルを未然に防ぐためにも、ウォーターサーバーを運ぶ際はボトルカバーを外しておきましょう。
水受け皿の水を捨てておく
意外と忘れがちなのが、水受け皿の水です。
ウォーターサーバーを運ぶ際、水受け皿に水が残っているとこぼれてしまう可能性があります。また、こぼれた水はウォーターサーバーの故障の原因になりかねません。そのため、ウォーターサーバーを運び出す前に水受け皿の水は捨てておきましょう。
必ず2人以上で運搬する
ウォーターサーバーは重量があるため、なるべく1人で運ぶのは避けましょう。万が一落としてしまった場合はウォーターサーバーの破損のみならず、怪我をする恐れもあります。このようなリスクを未然に防ぐためにも、2人以上で運ぶことが大切です。
本体は傾けず立てた状態で運ぶ
ウォーターサーバーを取り扱う際は、本体を45度以上傾けないことも大切です。なぜなら、もし水抜きがしっかりできていないと水が漏れてしまい、故障する恐れがあるためです。
持ち運ぶときや移動のとき、設置時は、必ずウォーターサーバーを水平に保つようにしましょう。
ウォーターサーバーを引越し先で再設置する際のポイント
ウォーターサーバーを引越し先に設置する際は、以下のポイントを確認するようにしましょう。
コンセントは近くにあるか
ウォーターサーバーの電源は常時入れておく必要があるので、まずは設置場所の近くにコンセントがあるかを確認することが大切です。もしコンセントがない場合は、ウォーターサーバーの電源プラグが届く範囲で、コンセントがある置き場所を新たに選び直しましょう。
なお、ウォーターサーバーから水が漏れた際に漏電・感電する危険性があるので、延長コードの使用は避けてください。
十分なスペースを確保できるか
放熱を妨げないよう、ウォーターサーバーは壁や物から10cm以上離して設置しなければなりません。
もし放熱を妨げるような置き方をしてしまうと、ウォーターサーバー本体の温度が高くなり、水が冷えづらくなってしまいます。また、水を冷やそうとコンプレッサーが余計に働くので、電気代が高くなってしまう可能性も考えられます。
こうした点から、ウォーターサーバーを設置する際は周囲に十分なスペースを設けることが大切です。
傾斜になっていないか
傾斜のある場所にウォーターサーバーを設置すると、本体が傾いて倒れてしまう恐れがあります。また、ウォーターサーバーが傾いているとコンプレッサーの音が大きく聞こえるので、気に障ってしまう可能性も。そのため、ウォーターサーバーを設置する際は、床に傾斜がないかを確認するようにしましょう。
直射日光が当たらないか
ウォーターサーバーを直射日光が当たる場所に設置するのは望ましくありません。なぜなら、ボトルの水の温度が上がり雑菌が繁殖しやすくなるためです。くわえて、前述したようにウォーターサーバーの温度が上昇すると、コンプレッサーが余計に働くので電気代が上がる可能性もあります。
このような事態を防ぐためにも、直射日光が当たるか否かを確認してからウォーターサーバーを設置するようにしましょう。
引越しにも便利なアクアクララの特徴
以下では、アクアクララの特徴をご紹介します。
引越し時の手間が省ける
引越し時は荷造りや片付けなどやるべきことが多いため、「できる限り負担を減らしたい」と考える方は少なくありません。アクアクララのウォーターサーバーなら、引越し作業の負担を軽減することができます。
アクアクララでは、ウォーターサーバーの水抜きから梱包、移設までを専門スタッフが担当します。そのため、ウォーターサーバーの引越し作業を一任でき、その分ほかの作業に注力することができます。
全国で利用できる
前述した通り、使用しているウォーターサーバーが引越し先で利用できず、かつ最低利用年数を満たしていない場合は、解約金が発生します。これにより、引越し時に余計に負担がかかってしまうこともあるでしょう。
アクアクララは北海道から沖縄まで幅広く対応しているため、引越し先でも継続して利用することができます。くわえて、引越しによるお申込みのリセットもありません。そのため、最低利用年数を気にせず引越しできます。
アクアクララのウォーターサーバーなら楽に移転できるので、引越しの負担を軽減したい方はぜひ利用を検討してみてください。
下置きタイプ・上置きタイプが選べる
アクアクララのウォーターサーバーには、ウォーターボトルを本体の下部にセットする「下置きタイプ」と、上部にセットする「上置きタイプ」の2種類があります。
下置きタイプのウォーターサーバーは、ウォーターボトルを自分の腰よりも上に持ち上げることなくボトル交換が行えるため、女性やご高齢の方も安心して利用できるのが特徴です。アクアクララで取り扱っている下置きタイプのウォーターサーバーには、「アクアウィズ」があります。アクアウィズはコーヒーマシンも搭載しているのが魅力です。コーヒーを作る際にお湯を準備する手間がないため、忙しい方にぴったりといえます。
上置きタイプのウォーターサーバーは水が減っていく様子を確認でき、ボトル交換のタイミングを逃しません。アクアクララで取り扱っている上置きタイプのウォーターサーバーには「アクアスリム」「アクアスリムS」「アクアファブ」があり、このうちアクアスリムとアクアスリムSは、ボトルが見えているので一目でお水の残量を確認できます。
アクアファブには着脱式のボトルカバーが装着されていますが、カバーにスリットが入っているためお水の残量を確認できるように工夫されています。
このように、アクアクララでは下置きタイプ・上置きタイプが選べるため、使い勝手はもちろん引越し先のインテリアに合わせて選べます。
続けやすい料金になっている
アクアクララを利用した場合にかかる費用は「ウォーターボトル(お水)代」「あんしんサポート料」「電気代」の3つです。あんしんサポート料には、定期メンテナンスや故障対応、ウォーターサーバー設置の費用が含まれています。メーカーによってはメンテナンス時に一括で費用がかかる場合もあり、当月の出費が大きくなるでしょう。その点、アクアクララはあんしんサポート料として毎月の支払いにメンテナンス費用が含まれているので、家計の負担になりにくいといえます。
電気代についても、アクアクララでは省エネ機能が搭載された製品も取り扱っています。そのような製品を使用することによって、コストを最小限に抑えることができます。
注文ノルマがない
アクアクララではウォーターボトルの注文ノルマを設定していません。注文ノルマとは、一定期間で注文しなければならない水の最低注文本数のことです。たとえば、「1か月に12Lの水を2本以上」というように、メーカーによってノルマが決められている場合があります。このノルマを達成できない場合は別途料金が発生してしまうため、必要以上のお水を注文して消費できずに悩んでしまう方もいるでしょう。
アクアクララではこのような注文ノルマを設けておらず、自分の好きなときに好きなタイミングで注文できます。これにより、注文ノルマを気にせずウォーターサーバーを使用し続けられます。
RO水を採用している
アクアクララでは、RO膜(逆浸透膜)を使ったろ過システムでお水に含まれる不純物を徹底的に取り除いたRO水を採用しています。1000万分の1mmという細かな不純物まで除去しているため、安心して使用できます。また、不純物や雑味を取り除いた高純度のお水をベースに、現代人に必要な4種類のミネラル成分(カルシウム・ナトリウム・カリウム・マグネシウム)をバランスよく配合。これにより、日本人が飲み慣れている「硬度29.7mg/L」の軟水に仕上がっています。
お水の味はミネラル成分によって変わり、アクアクララではおいしく仕上がるように調整されたアクアクララ独自の配合比率になっているので、毎日の水分補給に最適です。さらに、軟水は雑味がなく素材の味を引き立てるため、料理に使用するのもおすすめです。
定期メンテナンスを実施している
アクアクララでは、自社基準の「洗浄メンテナンス資格」を取得した専任スタッフによる定期メンテナンスを実施しています。
ウォーターサーバーは自身で外側のお手入れはできても、内側のお手入れまではすることができません。そのため、メーカーによるメンテナンスを実施していないウォーターサーバーは長年使用していると不衛生です。とはいえ、メンテナンスには費用がかかるため「出費を抑えるためにメンテナンスは依頼しない」という方もいるのではないでしょうか。
アクアクララのあんしんサポート料には、専門スタッフによる配達設置や故障対応のほか、定期メンテナンスも含まれています。メンテナンスを依頼した当月に大きな出費が発生することはないので、無理なく使用し続けられるのが特徴です。
なお、定期メンテナンスの時期が近くなると、担当販売店より連絡いたします。メンテナンスを忘れる心配がなく、ウォーターサーバーの衛生を維持できるので安心して使用し続けることができます。
留守置きサービスを利用できる
アクアクララでは、留守置きサービスを実施しています。留守置きサービスとは、お客様が不在時にも指定の場所にウォーターボトルをお届けするサービスです。空ボトルをボトルバックに入れて指定の場所に置いておけば、宅配スタッフが新しいボトルに入れ替えます。これにより、再配達を依頼する手間を省けます。また、再配達が不要なので「帰宅時間が遅くなって再配達が間に合わず、お水が切れてしまいそう」という心配もありません。
ウォーターボトルが届く時間を気にしなくてよいため、ストレスなく利用できるでしょう。
まとめ
引越しをする際、メーカーによってはウォーターサーバーの水抜きや梱包、移設を自ら行わなければなりません。もしウォーターサーバーを運び出す際に本体を故障・破損させてしまえば、自己責任になってしまいます。また、怪我や事故にもつながりかねないので、ウォーターサーバーの取り扱いには十分に気をつける必要があります。
アクアクララでは、引越しをする際の水抜きや梱包、移設を自ら行う必要はありません。引越しが決まったら、担当販売店にご連絡いただければ専門スタッフが対応するため、ウォーターサーバーの転倒による怪我や事故も防ぐことができます。
「うまく取り扱えるか不安」「引越し作業の負担を軽減したい」という方は、アクアクララのウォーターサーバーにのりかえるのも一案です。
アクアクララでは、他社からののりかえで特典がついてくるので、この機会にぜひ利用してみてはいかがでしょうか。









