スーパーにある無料の水の正体とは?メリット・デメリットを押さえよう
目次
スーパーにて、無料の給水サービスを目にしたことがある方は多いのではないのでしょうか。無料でもらえるのは大変お得ですが、水質や衛生面をしっかり確認した上で利用することが大切です。
そこで今回は、スーパーにある無料の水の種類やメリット・デメリット、口に入れるのが不安なときの使い道などについてご紹介します。ぜひ、ご参考にしてください。
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店舗によって異なる!スーパーにある無料の水の種類
スーパーで無料提供している水の種類は、主に「RO水」と「アルカリイオン水」の2つです。
RO水
RO水とは、RO膜(逆浸透膜)を使ったろ過システムで作り上げた水のことです。原水には主に水道水を使用しており、1,000万分の1mmの超微細なフィルターによって塩素や不純物、ミネラル成分を除去しています。なお、スーパーで無料提供されている水は、RO水であることがほとんどです。
アルカリイオン水
アルカリイオン水とは、アルカリイオン整水器を使って加工した水道水のことです。水道水に含まれる塩素や不純物を除去し、弱アルカリ性の水に調節しています。また、水の味を調整するミネラル成分が含まれているため、おいしく飲むことができます。
確認しておこう!スーパーにある無料の水のメリット・デメリット
スーパーにある無料の水には、以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット
スーパーの無料の水を利用するメリットは以下のとおりです。
月々の水代を節約できる
水は飲用としてだけでなく、洗濯や入浴など多くの場面で使用するため、どうしても水代がかかってしまいます。その点、スーパーの無料の水を利用すれば、家の水道水を使う頻度を減らせるため、結果として水代を節約することができます。
水道水より安心感がある
日本の水道水は浄水場で処理することで飲める水になっていますが、不純物を完全に処理できているわけではありません。
浄水場では主に「急速ろ過」という浄化方法が採用されており、薬品(凝集剤)を水に投入して細菌類や小さい濁りを凝集・沈殿させます。それから上澄みを回収したのち、砂の層に通して不純物を除去します。しかし、水中に溶け込んでいる不純物に関してはこの方法では取り除けないため、結果として水道水の不純物を100%除去するのが難しいのです。
このほか、水道水が安心して飲める水であったとしても、浄水場から各家庭に供給されるまでの間で汚染されてしまう可能性もあります。仮に、給水管や給水タンクが錆びていたり汚れていたりした場合は、それらで水が汚れてしまうケースが考えられます。
その点、スーパーの無料の水は不純物が処理されており、また給水管や給水タンクを通過することもありません。そのため、水道水よりも安心感があり飲みやすいといえます。
デメリット
スーパーの無料の水を利用するデメリットは以下のとおりです。
殺菌成分も除去されている場合は傷みやすい
スーパーの無料の水には殺菌成分が含まれていないので、傷みやすくなっています。冷蔵庫・冷凍庫で保存しても数日程度しか持たないので、早めに飲み切らなければなりません。また、専用ボトルに給水したあと真空状態で密閉することはできないので、空気に触れることによって菌が繁殖する可能性もあります。
そのため、スーパーの無料の水を利用する際は賞味期限の有無にかかわらず、早めに消費することが大切です。
スーパーにあるサーバーが清潔ではない可能性がある
スーパーにある水のサーバーは、常に清潔な状態を保っているとは限りません。毎日清掃やお手入れをしていたとしても、前に使用した方の水ボトルが不衛生な状態であったり、給水口に多くの人の手が触れていたりする可能性があるからです。
もし給水口に汚れや菌が付着していると、これらが注水時にボトル内に入ってしまう可能性があります。そのため、スーパーの無料の水を使用する際は、衛生面に問題がないか確認した上で利用することが大切です。
スーパーから重い水を持ち帰るのは大変
スーパーの無料の水は、自ら自宅まで持ち帰らなければなりません。重い水を持ち帰るのは大変ですし、買い物ついでの利用だとさらに荷物がプラスされます。
そのため、少しでも荷物を軽くしたい場合は、スーパーでの買い物量が少ないときに無料の水を利用するという工夫が必要です。
スーパーの無料の水を飲むのは不安。そのときのおすすめの使い道
いくら無料でも、スーパーの水の衛生面に対し不安を感じることもあるでしょう。その場合は、以下の使い道で消費するのがおすすめです。
植物に与える水として使う
植物を育てている場合、毎日の水やりが欠かせません。このとき水道水を使用すると水代がかかりますが、スーパーの無料の水を使えば節約することができます。
植物への水やりであれば直接口に入れるわけではないので、安心して使うことができるでしょう。
掃除用の水として使う
スーパーの無料の水は、ベランダや玄関、トイレなどを掃除する際に使用することもできます。ボトルの水をそのまま流して使用すれば、バケツに水を汲む必要がありません。また、蛇口がない場所・ホースが届かない場所の掃除も楽に行えます。
アウトドア時の手洗い・食器洗い用の水として使う
キャンプやサイクリングなどのアウトドアをする際、場所によっては水がないことがあります。仮に水があったとしても、きれいでなければ使うことはできないでしょう。
その点、スーパーの無料の水は、アウトドア時の手洗い・食器洗い用として使う分には問題はありません。
衛生面を重視!それなら「ウォーターサーバー」がおすすめ
スーパーの無料の水は、自宅の水道代を抑えるには打ってつけかもしれませんが、前述したように衛生面が保証されているわけではありません。そのため、水の質を重視するのであれば、ウォーターサーバーを利用するのがおすすめです。
ウォーターサーバーの各メーカーでは、独自の基準を設けてサーバー本体やボトル、水質などを徹底管理しています。サーバー本体に関しては、定期メンテナンスを実施しているメーカーを選ぶようにしましょう。内部までしっかり洗浄・殺菌するので、きれいな状態で使用し続けることができます。
ボトルに関しては「ワンウェイボトル」と「リターナブルボトル」の2種類があり、前者は使い捨てなので衛生的です。一方で、後者のリターナブルボトルは再利用しますが、空きボトルをメーカーが回収して洗浄をするので、きれいな状態で再使用することができます。
水質に関しては、多くのメーカーが独自の検査項目を設けて管理しています。そのため、検査にクリアした水だけが各家庭に届くようになっています。
このように、ウォーターサーバーは衛生管理をしっかりと行っているので、飲料用としても安心して使用することができるのです。
さらに、ウォーターサーバーであれば重たい水を自宅まで運ぶ必要がありません。車がない方や体力に自信のない方も、毎日手軽においしい水を味わうことができます。
なお、アクアクララではRO水に4種のミネラル成分をバランスよく配合しています。硬度「29.7mg/L」の軟水なので飲みやすく、飲料水としてはもちろん料理の水としても使えるので、おすすめです。まだウォーターサーバーを利用したことがない方は、この機会にぜひアクアクララに目を向けてみてください。
まとめ
スーパーにある無料の水には、「月々の水代を抑えることができ、水道水よりも安心感がある」というメリットがあります。しかし、殺菌成分が除去されている場合は傷みやすく、また水のサーバーの衛生面に問題がある可能性もあります。そのためスーパーにある無料の水は、「飲用・調理用以外で水を多く使用する方」にとくにおすすめといえます。
もし「毎日使用する水だからこそ衛生面にこだわりたい」という場合は、スーパーの無料の水ではなく、ウォーターサーバーを利用するとよいでしょう。
アクアクララでは、お客さまに安心してご利用いただけるようウォーターサーバー本体やボトル、水質などすべてを徹底管理しています。ウォーターサーバーの利用を検討中の方は、この機会にぜひアクアクララのウォーターサーバーを視野に入れてみてください。