寝る前に水を飲んだほうがよい理由とは?水分補給の注意点も解説

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「寝る前に水を一杯飲もう」とよく聞きますが、なぜ水を飲んだほうがよいのか、その理由をご存知でしょうか?「理由まではわからない」「あまり考えたことがない」「そもそも喉が渇いていないのに水を飲む気になれない」などと思う方もいるでしょう。しかし、寝る前のコップ一杯の水は、体の働きをサポートするために欠かせない重要な役割を果たします。
そこで今回は、寝る前に水を飲んだほうがよい理由をご紹介します。水分補給の注意点や、寝る前以外の水分補給のタイミングについても解説するため、ぜひご参考にしてください。
寝る前に水を飲んだほうがよい理由
寝る前に水を飲んだほうがよいとされる理由には、下記があげられます。
寝ている間に汗で体内の水分が失われるため
人は寝ているときにも汗をかいており、個人差はありますが、平均的な汗の量はコップ一杯ほどにもなるそうです。また、就寝中の汗の量は「寝室の温度が高い」「熱がこもりやすいパジャマや寝具を使用している」などの寝室の環境や、「熱帯夜で寝苦しい」などの季節的なことによっても異なります。
しかし、就寝中は水分が失われていることに気づけないため、知らないうちに水分不足に陥ってしまうケースも少なくありません。体調が悪くなってから気づいても遅いため、就寝前にきちんと水分補給を行う必要があるのです。
参照:
寝ている間は血液がドロドロになるため
就寝中は汗をかくとお話ししましたが、汗をかいて体内の水分量が少なくなると、血液は粘度を増してドロドロになります。血行が悪くなり、血管が詰まりやすくなると心筋梗塞などの病を引き起こすリスクが高まるため、就寝前の水分補給は重要といえるでしょう。
寝ている間の喉の乾燥を防ぐため
寝ているときも体からは水分が失われるため、喉が乾燥しやすくなります。喉が切れたり、ウイルスや細菌に感染したりと乾燥による健康被害のリスクは高いため、寝る前に水分補給を欠かさないようにしましょう。
寝る前の水分補給の注意点
寝る前の水分補給は重要ですが、水分補給を行う際は下記に注意が必要です。
たくさん飲み過ぎない
寝る前に水をたくさん飲むと、夜間にトイレに行きたくなり、目が覚めることがあります。睡眠不足の原因になるほか、寝室とトイレの寒暖差などにより体に負担をかける可能性があります。
もし夜間に尿意により目が覚めてしまい、その頻度が2回以上なら、夜間頻尿を疑いましょう。夜間頻尿の場合、就寝前の水分補給は控えたほうがよいといわれています。
さらに、尿意が我慢できない場合は過活動性膀胱の可能性もあります。人には蓄尿機能が備わっているため、トイレに行きたいと思っても我慢すれば尿意をやり過ごすことができます。しかし、最初の尿意がずっと残っており、2回目に強い尿意が起こるときは過活動性膀胱の可能性があるため、医療機関を受診してみることをおすすめします。
カフェインやアルコールは避ける
日常的にコーヒーやお酒を飲む方がいますが、カフェインが入った飲み物やアルコールは水分補給には不向きです。むしろ利尿作用により、体内の水分が失われてしまいます。たとえば、ビールを1L飲んだとき、体からは1.1Lの水分が失われてしまうそうです。
コーヒーやお茶、アルコールを飲むと水分を摂取した気分になりますが、水分補給とは真逆の結果になるため就寝前の水分補給には「水」を選びましょう。どうしても水以外が飲みたいという場合は、カフェインレスのものを選ぶことをおすすめします。
寝る前以外に水分補給をするタイミング
水分補給はこまめに行うのが望ましいため、寝る前以外にも積極的に水を飲みましょう。
水分補給のおすすめのタイミングは、下記のとおりです。
起きたとき
起床時に水を飲むことで、就寝時に失われた体の水分を速やかに補給でき、脱水症や熱中症などを予防する効果が期待できます。また、水を飲むと体が目を覚まし、生活リズムが整うともいわれています。
なお、起きたときに飲む水の温度に正解はありませんが、常温の水や白湯は体を温められるためおすすめです。ただし、常温や白湯が苦手という方は無理をせず、自分の好みの温度で水を飲みましょう。
喉が渇く前
水分補給は“喉が渇く前”が鉄則です。喉が渇いていると感じたら、すでに脱水症状に陥っているといわれています。そのため、喉が渇いたと感じる前に水分補給を行うことが大切です。
喉が渇いたときに水をたくさん飲んでも、尿として体外へ排出されてしまいます。人の体が一度に吸収できる水の量は200〜250mLほどといわれています。また、水分が体に吸収するまでにはある程度の時間がかかるため、水分不足を意識してから水を飲んでも、体に必要な水分をすぐに補うことはできないのです。喉が渇く前からこまめに水を飲み、脱水に陥らないようにすることが望ましいといえます。
運動しているとき
運動をしているときにも積極的に水分補給を行いましょう。運動をして汗をかくと、ナトリウムやカリウムなどが体外へと排出されます。水分不足やミネラル不足に陥ると、脱水症や熱中症になる可能性があります。水を携帯し、汗をかいたらこまめに水分補給を行うことが大切です。
また、運動時の水分補給では塩分を一緒に摂取することをおすすめします。
入浴後
入浴後の水分補給も忘れてはいけません。入浴時間などにも左右されますが、お風呂に入ることで体の水分量はかなり失われてしまい、その量は800mLにも上るという研究結果があります。長風呂の方はとくに念入りな水分補給が必要なので、入浴後だけでなく、入浴前にもしっかりと水分補給を行いましょう。
なお、入浴しながら動画を見たり本を読んだりする方もいますが、“ながら入浴”は時間を忘れがちなので、脱水を引き起こす要因となります。できるだけ避けるのがベターですが、もし、ながら入浴を行うなら、念のために手の届く場所に飲み水を置くようにしてください。
水分補給のタイミングについては以下の記事でもご紹介しているので、ぜひご覧ください。
健康のために必要な一日の水分量は?飲むタイミング・取り入れ方も解説
水分補給はアクアクララのウォーターサーバーがおすすめ
手軽に水分補給を行うなら、ウォーターサーバーの設置を検討してみてはいかがでしょうか。
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まとめ
寝ているときはコップ一杯の汗をかくため、起床時の体は水分が失われた状態です。脱水などに陥らないためにも、寝る前はもちろん起床時にも水を飲んで水分補給を行いましょう。また、水は一度に大量に飲んでも全てが体に吸収されるわけではありません。一度の水分補給で体に吸収できる水の量は200〜250mLほどなので、効率よく水分補給を行うためにも、コップ一杯の水を複数回に分けて摂取するのが望ましいといえます。寝る前や起床時のほかにも、運動時や入浴前後にも水を飲み、常に体にうるおいを与え続けることが大切です。
お客さまの声
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寝室にて使用してます。就寝前~就寝中~起床後と、温かいお湯を中心に飲んでいます。
40代 男性 会社員
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利用してから寝起きの一杯から1日が始まり、寝る前の一杯で1日が終わります!(笑)水だけでなくお湯がすぐに使えるのもとても便利で、もう手放せません(>_<)いつも美味しいお水の宅配を、ありがとうございます!
30代 女性 主婦
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水分不足予防のために、重宝させてもらってます。いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします!
30代 女性 会社員