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ミルクを卒業した赤ちゃん(子供)の飲み物は何が良い?詳しくご紹介

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大人と比べて新陳代謝が活発な乳幼児。ママのおっぱいやミルクを飲んでいる間は、汗やおしっこで出てしまった体内の水分をしっかりと補うことができますが、おっぱいやミルクを卒業した後は、こまめに水分補給をすることが欠かせません。そこで今回は、小さな子供のための飲み物について詳しくご紹介します。

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母乳やミルク以外の飲み物はいつからあげる?

ひと昔前までは母乳やミルク時期の赤ちゃんでも、お風呂上がりには白湯やベビー用のお茶などを与えた方が良いと言われていましたが、最近は離乳食が始まる前の水分補給は母乳やミルクだけで充分だという考え方が主流です。生後2~3ヶ月頃からは麦茶や果汁などを与えることはできますが、特に果汁はアレルギーなどの心配があります。

またこれまでの研究では、離乳食開始前に果汁を与えることによって、母乳やミルクを摂る量が減ること、タンパク質、脂質、ミネラル類、ビタミン類などを十分に摂取できないことなどが報告されており、栄養学的にも、果汁を摂取する意義は確認されていません。こうした点から考えても、離乳食開始までは、果汁を飲ませるのをできるだけ避けた方が安心です。

ただし、夏の暑い時期は脱水症状にならないように、水分補給にはいつも以上に気を配る必要があります。気温が高い時期だけではなく、激しく動いたり泣いたりした後も要注意です。体調を崩し嘔吐や下痢、発熱が続いている時も、赤ちゃんは自分で水分を補給することができないため、脱水症状を引き起こしやすいと言えるでしょう。

脱水症状を未然に防ぐには、脱水症状の危険信号を見逃さないことが大切です。目安になるのは赤ちゃんの「おしっこ」。いつもよりも量が少なかったり色が濃かったりした場合は、脱水症状の危険信号です。また口の中が乾燥し、いつもよりよだれが少なかったり、母乳やミルクを欲しがらなかったり、泣いても涙の量が少ない時など、様子がおかしいと感じた時にも脱水症状を疑います。 脱水症状が進むと意識障害やけいれん発作などの重い症状が起き、最悪の場合、命を落としてしまう危険性もあるので、こまめな水分補給を心掛けてください。もちろん、水分補給の際に与える水分は母乳やミルクで構いません。

母乳やミルクを卒業したら何を飲ませる?

離乳食が始まると、母乳やミルクの回数も自然と少なくなっていくので、他の飲み物で水分補給をする必要があります。では、どのようなものを飲ませたら良いのでしょうか?

おすすめは、赤ちゃん用の麦茶や白湯。麦茶には、他のお茶類と違ってカフェインが含まれておらず、ミネラル成分の補給にも役立ちます。また白湯も、消化機能が未熟な赤ちゃんの水分補給にぴったりの飲み物。麦茶や白湯は、ウォーターサーバーがあれば、すぐに用意することができ るため大変便利です。

水分を補給することが一番の目的なので、飲み物に栄養やおいしさを求める必要はありません。当然カフェインやタンニン、砂糖などが含まれている大人用の飲み物も不適切でしょう 。果汁100%ジュースや一般のイオン飲料も赤ちゃんの未熟な消化器官には負担が大きすぎるので、この時期は避けた方が良いでしょう。また、水道水には塩素が含まれていますから、赤ちゃんの水分補給には注意が必要です。

小さなお子さんへの飲み物の飲ませ方

今まで母乳を飲んでいたり、哺乳瓶を使って粉ミルクを飲んでいたりした赤ちゃんは、いきなりストローで水分補給をすることができません。母乳やミルク以外の水分を飲ませる場合は、まずは哺乳瓶からスタートし、赤ちゃん用のトレーニングマグなどを利用して飲み口をスパウト、ストロー、コップへと移行していくと良いでしょう。

・お水を飲ませる前にやるべきこと

赤ちゃんに飲ませるお水は、水道水や市販の硬度の高いミネラルウォーターなどは避け、赤ちゃん用のミネラルウォーターや軟水のお水をさらに煮沸し、白湯として与えるようにしましょう。

・麦茶を飲ませる前にやるべきこと

麦茶は、赤ちゃんの水分補給に適した飲み物ですが、濃い目に入れてしまうと赤ちゃんの胃腸に負担をかけてしまう恐れがあります。最初は、5倍以上に薄めてから飲ませ、体調を見ながら少しずつ慣れさせていくようにしましょう。

水分補給をすべきタイミング

赤ちゃんの身体は、寝ている間もたくさんの汗をかいています。お昼寝から目覚めると、肌着が汗でしっとりしていることも日常茶飯事。こうした場面での水分補給は必須です。泣いた後、たくさん動いた後、お風呂上がり、お散歩から帰ってきた後なども同様に水分補給を習慣づけます。飲みたがらない場合は、少し時間をおいてから飲ませるようにしましょう。

小さな子供が口にするお水の安全には特に気を配りたい、という親御さんは多いでしょう。厳しい基準で管理、製造されたアクアクララのお水は軟水なので、粉ミルクの調乳はもちろん小さな子供の毎日の水分補給にも安心です。

参考:
「授乳・離乳の支援ガイド」/厚生労働省

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