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生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔を「完全母乳」「母乳とミルク」のパターン別でご紹介

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生後1ヶ月の赤ちゃんに授乳をしていると「授乳間隔が短いけどこういうもの?」「赤ちゃんが寝てばかりで授乳間隔が長いけど大丈夫かな?」と疑問を感じているママもいるのではないでしょうか。

そこで今回は、生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔や授乳間隔が短い場合・長い場合の対応についてご紹介します。

生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔は?

生後1ヶ月の赤ちゃんは寝ることが多く、授乳間隔がばらばらです。そのため、「大体どのくらいの間隔で授乳をすればよいのかわからない」と悩んでいる方もいるでしょう。そこで以下では、生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔をご紹介します。赤ちゃんによって異なるため、目安としてご参考にしてください。

完全母乳の場合

完全母乳の場合の授乳間隔は、大体2〜3時間が目安です。生後1ヶ月の赤ちゃんは飲める量が少ないため、授乳間隔が短いこともあります。また、生後1ヶ月だと母乳の出が安定しないこともあるでしょう。そのため、授乳間隔が2〜3時間もたない赤ちゃんもいます。

母乳とミルクの混合の場合

母乳とミルクの混合の場合の授乳間隔は、大体3時間が目安です。ミルクは母乳に比べて消化に時間がかかるため、すぐに空腹になりにくいといわれています。この理由により、母乳だけを与えるよりも授乳間隔が長いことがあります。

生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔が短い・長いときはどうすればよい?

生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔が短かったり長かったりする場合、どうすればよいのか戸惑うママは少なくないでしょう。以下では、授乳間隔が短いときと長いときの対応についてご紹介します。

授乳間隔が短いとき

前述したように、生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔は、大体2〜3時間が目安です。この目安よりも早く赤ちゃんが泣く場合は、まず「おむつが気持ち悪いのか」「暑がったり寒がったりしていないか」などをチェックしましょう。おむつを交換したり室内の温度を調整したり、抱っこしてあやしたりしても赤ちゃんが泣き止まない場合は、母乳やミルクの量が足りていない可能性があります。
その場合は、以下のようなサインが見られるか、チェックしてみましょう。

・おしっこの回数が少なく、色や臭いが濃い

・便秘気味

・30分以上おっぱいを離さない

・体重が増えない

上記のサインが見られる場合は、母乳やミルクの量が足りていないかもしれないため、追加で与えるとよいでしょう。
「短時間でミルクを追加で与えるのは心配」という方は、母乳を与えるのがおすすめです。母乳であれば、赤ちゃんが欲しがるだけ与えても問題ありません。もし、追加で与えても体重があまり増えていなかったり便秘が解消されなかったりする場合は、かかりつけ医に相談してください。

授乳間隔が長いとき

生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔が長いとき、「水分や栄養は足りているか」と心配になるママは少なくないでしょう。赤ちゃんが母乳やミルクをしっかり飲めていれば、授乳間隔の目安である3時間を過ぎても問題ありません。そのため、体重や健康状態に問題がなければ寝ているところを無理に起こして授乳する必要はないといえます。

ただし、体重が増えていないときは母乳やミルクが不足している可能性があるので、授乳間隔や1回の哺乳量を見直すことが大切です。授乳間隔を短くする場合は、朝や昼、もしくは夕方に行うとよいでしょう。夜間は赤ちゃんがぐっすり眠っているので、授乳間隔が空くのは自然なことです。くわえて、赤ちゃんが生後1ヶ月ということは、ママは本調子ではないうえに睡眠不足が続いている状態です。睡眠不足は母乳の出が悪くなってしまうこともあるため、夜間はしっかり休むことをおすすめします。

もし授乳間隔が空いておっぱいが張ってきつくなる場合は、搾乳をするとよいでしょう。母乳を出すことで、おっぱいの張りを抑えることができます。

赤ちゃんのミルク作りはウォーターサーバーの利用が便利

繰り返しになりますが、生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔は大体2〜3時間です。授乳の際に母乳とミルクの両方を与える場合は、1日に8〜12回ほどミルクを作らなければなりません。1日に何度もお湯を沸かさないといけないため、ミルク作りに手間がかかってしまうでしょう。そこでおすすめなのがウォーターサーバーです。

ウォーターサーバーはいつでもお湯が出るようになっているため、お湯を沸かす必要はありません。これだけでもミルク作りの負担を軽減することができます。
さらに、ウォーターサーバーの水は衛生的なので赤ちゃんにも安心して与えられます。ミルク作りだけでなく、離乳食作りの際や赤ちゃんの水分補給にも使用できるでしょう。

このほか、ウォーターサーバーを利用すれば自宅まで水が届くので、買い物が楽になるというメリットもあります。赤ちゃんを抱っこしてスーパーやコンビニでペットボトルの水を購入している方は、ぜひこの機会にウォーターサーバーを利用してみてはいかがでしょうか。

【おまけ】生後1ヶ月の赤ちゃんへの授乳でママが気をつけたいこと

生後1ヶ月の赤ちゃんを育てるママは、慣れない授乳により乳腺炎や乳首のトラブルを引き起こす恐れがあります。そこで以下では、乳腺炎とはどのようなものなのか、乳首のトラブルにはどのようなものがあるのかを解説します。

乳腺炎

乳腺炎とは、母乳を作る「乳腺」と呼ばれる部分が炎症を引き起こしている状態のことです。作られた母乳量に対し、おっぱいを与える回数が少なかったり赤ちゃんがうまく吸えなかったりすることで乳腺炎になる可能性があります。

乳腺炎になってしまった場合、熱が出るだけでなく痛みも伴います。授乳時に痛みを強く感じることもあり、「母乳を与えるのをやめたい」と思う方もいるでしょう。乳腺炎になってしまった場合は排乳するしかないため、引き続き赤ちゃんにおっぱいを与えるほか、搾乳して母乳を出す必要があります。

乳腺炎にならないために、赤ちゃんにしっかりおっぱいを吸ってもらうことが大切ということを覚えておきましょう。

乳首のトラブル

おっぱいを与えて1ヶ月の場合、赤ちゃんがまだうまく咥えられず、乳首が切れたり水疱(すいほう)ができたりすることがあります。痛みが強い場合は、我慢して授乳を続けると授乳時間がつらく感じてしまうため、母乳での授乳を避けて治療に専念するのも一案です。ただし、搾乳をしないと前述した乳腺炎になる可能性があるので、その点は注意しましょう。

このように、慣れない授乳により乳首のトラブルを引き起こす可能性があります。乳首のトラブルを防ぐために、授乳前に乳首をマッサージしたり、赤ちゃんにしっかり咥えさせるようにしたりと授乳の姿勢を見直すとよいでしょう。

まとめ

生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔は、完全母乳の場合は2〜3時間、母乳とミルクの混合の場合は3時間が目安です。ただし、赤ちゃんによって異なるため、上記の目安よりも授乳間隔が短かったり長かったりすることがあります。赤ちゃんの体重や健康状態に問題がなければ、気にしすぎる心配はないといえるでしょう。もし気になる場合は、かかりつけ医に相談してみてください。

赤ちゃんにミルクを与えるうえで「ミルク作りがもう少し楽になればよいのに」と思っている方は、ウォーターサーバーの利用がおすすめです。ウォーターサーバーは赤ちゃんのミルク作りの負担を軽減できるだけでなく、離乳食作りや赤ちゃんとママの水分補給にも活用できます。育児の負担を軽減するために、ぜひウォーターサーバーの利用を検討してみてはいかがでしょうか。