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赤ちゃんが母乳を飲まない!その原因と対処法をご紹介

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これまで母乳を飲んでいた赤ちゃんが突然母乳を飲まなくなった場合、戸惑ったり不安になったりするママは多いでしょう。また、赤ちゃんが母乳を嫌がると「ママのことが嫌いになったのか」と落ち込んでしまう方もいるかもしれません。赤ちゃんが母乳を飲まないのには、さまざまな原因が考えられます。

そこで今回は、赤ちゃんが母乳を飲まない主な原因や対処法についてご紹介します。赤ちゃんが母乳を飲まなくて悩んでいる方は、ぜひご参考にしてください。

赤ちゃんが母乳を飲まない主な原因

赤ちゃんが母乳を飲まない主な原因は、以下のとおりです。

  • うまく吸えないから
  • 母乳の出る勢いが強すぎるから
  • 乳頭混乱を起こしているから
  • 母乳の味がいつもと違うから
  • ほかのことに興味を示しているから

うまく吸えないから

赤ちゃんが母乳を飲むとき、舌や口のまわりの筋肉を使います。そのため、赤ちゃんの筋肉が弱いと母乳がうまくでてきません。また、ママの乳首の大きさと赤ちゃんの口の大きさが合わない場合は、うまく吸うことができないのです。これらの理由により、おっぱいを吸うことができず母乳を飲まない可能性があります。

母乳の出る勢いが強すぎるから

赤ちゃんが母乳を飲まない原因には、母乳の出る勢いが強すぎるからということもあげられます。一般的に、授乳後1〜2分ほど経つと溜まっていた母乳が押し出される「射乳反射」と呼ばれる現象が起こります。この射乳反射によって母乳の出る勢いが強すぎると、赤ちゃんが飲みにくかったり嫌がったりすることがあるのです。
母乳を飲み始めて数分後にのけ反る様子が見られる場合は、母乳の出る勢いが原因である可能性が考えられます。

乳頭混乱を起こしているから

哺乳瓶でミルクを与えている場合は、乳頭混乱が原因で母乳を飲まない可能性があります。
乳頭混乱とは、哺乳瓶では飲むもののママの母乳は嫌がることをいいます。この乳頭混乱を起こす原因はさまざまですが、主に「哺乳瓶のほうが楽に飲めるため」と考えられています。というのも、哺乳瓶の場合は吸うとミルクがすぐに出てきますが、おっぱいの場合は吸っても射乳反射が起こるまで量が出にくいうえに、強い力で吸わないといけないからです。
こうした理由により、乳頭混乱が起きて母乳を飲まなくなることがあります。

母乳の味がいつもと違うから

赤ちゃんが母乳を飲まない原因は、味がいつもと違うからかもしれません。母乳はママの血液から作られるので、ママの食事内容によって血液に含まれる成分が異なります。これにより、母乳の味が変わることがあります。

気をつけたい食事には、脂っこいものや甘いものがあげられます。これらを食べたあとに赤ちゃんが母乳を飲まない場合は、味が原因の可能性があるでしょう。

ほかのことに興味を示しているから

赤ちゃんがほかのことに興味を示している場合も、母乳を飲まないことがあります。たとえば、テレビを見ながら授乳をしている場合は、音や映像が気になってそこに意識が向いているかもしれません。また、赤ちゃんの見える位置におもちゃを置いている場合は、おもちゃが気になることもあります。

赤ちゃんが母乳を飲まないときの対処法

赤ちゃんが母乳を飲まないときは、以下の方法を試してみるとよいでしょう。

哺乳瓶の乳首を変更する

赤ちゃんが乳頭混乱を起こして母乳を飲まない場合は、哺乳瓶の乳首を「飲みにくいもの」に変えるのも一案です。なぜなら、前述したように乳頭混乱を起こす主な原因は、哺乳瓶のほうがおっぱいを吸うのに比べて楽に飲めるため。哺乳瓶で飲みづらさを感じさせることによって、赤ちゃんがおっぱいを吸ってくれる可能性があります。

哺乳瓶の乳首を変えても乳頭混乱を起こして母乳を飲まない場合は、搾乳してから与えるとよいでしょう。搾乳をしないと乳腺炎になる恐れがあるため、赤ちゃんが飲まないからといって放置することは望ましくないといえます。

乳頭マッサージを行う

赤ちゃんがおっぱいをうまく吸えない場合は、乳頭マッサージを行うのがおすすめです。乳頭マッサージのやり方は以下のとおりです。

  1. 5本の指で乳輪部の外側をつかみ、乳房の内側に向かって押します。
  2. そのまま指の腹で乳首と乳輪部をつかみ、横方向にもみずらします。
  3. 指の位置を変えてさまざまな方向からマッサージを行います。
  4. 5本の指で乳首と乳輪部をつかみ、縦方向にもみずらしながら乳首の先端に指をずらします。
  5. 指の位置を変えてさまざまな方向からマッサージを行います。
  6. 乳首と乳輪部を3秒間ほど圧迫します。圧迫する際は、爪が白くなる程度の強さがベストです。

乳頭マッサージを行うと乳頭がやわらかくなり、伸びやすくなります。この結果、赤ちゃんが口にくわえやすくなるので、母乳を飲んでくれるかもしれません。

なお、乳頭マッサージを行う際、乳頭部分を傷つけてしまう可能性があります。乳頭を保護するためにも、赤ちゃんの口に入っても問題のないベビーオイルやマッサージクリームなどを使って皮膚を保護するとよいでしょう。

ラッチオンを意識して与える

ラッチオンとは、赤ちゃんが口を開けた瞬間にママがおっぱいをしっかりと咥えさせる動作のことです。
まず、乳頭と赤ちゃんの口の位置が同じ高さになるように抱っこします。続いて、赤ちゃんの口を乳頭に近づけて大きく口を開けるのを待ちます。赤ちゃんが大きく口を開けたら、赤ちゃんを引き寄せて乳輪全体を咥えさせるようにしましょう。
前かがみの状態で乳頭を咥えさせようとすると、乳輪まで咥えることができません。そのため、授乳する際の姿勢にも注意が必要です。

なお、以下のようなサインがみられる場合は正しく授乳ができていない可能性があります。

  • おちょぼ口で吸っている
  • 頬がピンと張っている、またはえくぼのようなくぼみがある
  • 授乳中に舌打ちのような音が聞こえる
  • 吸啜(きゅうてつ)のリズムがずっと速い
  • 授乳中や授乳後に痛みを感じる

ラッチオンがうまくできていないと赤ちゃんが母乳を飲まないだけでなく、乳首が傷つく可能性があります。痛みから「乳輪を深く咥えさせることが怖い」と、ラッチオンがうまくできなくなることもあるため、授乳時は常にラッチオンを意識することが大切です。

栄養バランスの取れた食生活を心掛ける

赤ちゃんがおっぱいを飲まない原因が「母乳の味がいつもと違うから」という場合は、栄養バランスの取れた食生活を心掛けることが大切です。そのため、授乳期は脂っこいものや甘いものをなるべく避けるようにしましょう。
授乳期に特に意識して摂取したい栄養素は以下のとおりです。

  • 鉄分
  • カルシウム
  • 葉酸

甘いものが好きな方は、デザートなどを控えることによってストレスに感じてしまうことがあるかもしれません。「どうしても甘いものをたくさん食べてしまう」という場合は、フルーツを食べるのがおすすめです。

集中できる環境で与える

赤ちゃんがほかのことに夢中になって母乳を飲まない場合は、集中できる環境でおっぱいを与えるようにしましょう。テレビがついている場合は、授乳中だけ消すとよいかもしれません。家族がテレビを見ているときは、静かな部屋に移動して授乳するのがおすすめです。
近くにおもちゃがある場合は、赤ちゃんが見えないところに置いておきましょう。

赤ちゃんが母乳を飲まないときはミルクを与えるのも一案

上記の方法を試しても赤ちゃんが母乳を飲まないときは、ミルクを与えるのも一案です。たとえば、完全母乳で赤ちゃんが突然母乳を飲まなくなった場合は、混合への切り替えも検討するとよいでしょう。
赤ちゃんが母乳を飲まないとき、「母乳を飲ませないと」と無理に与えようとするのはママと赤ちゃんにとってストレスに感じてしまいます。ストレスは母乳の出を悪くすることもあるので、赤ちゃんが母乳を飲まないときは無理に与えようとせず、代わりにミルクを与えるのがおすすめです。

赤ちゃんのミルク作りはウォーターサーバーが便利

赤ちゃんにミルクを与える場合は、ウォーターサーバーの利用が便利です。
ウォーターサーバーは、取水するだけで温水・冷水をすぐに用意することができます。やかんや鍋でお湯を沸かす必要がないため、スムーズにミルクを作ることができるでしょう。これにより、ミルク作りの負担を軽減できるだけでなく、お腹が空いている赤ちゃんを待たせることもありません。

このほか、ウォーターサーバーの水が「RO水」なら衛生面でより安心して使用することができます。RO水とは、RO膜(逆浸透膜)を使ったろ過システムで原水に含まれる不純物を除去した水のことです。有害性が疑われる物質などが含まれていないため、赤ちゃんに衛生的な水を与えることができます。

なお、アクアクララではRO水を採用しています。不純物を除去した後、4種類のミネラル成分をバランスよく配合しているため、赤ちゃんに安心して与えられて大人もおいしく飲めるお水に仕上がっています。

まとめ

赤ちゃんが母乳を飲まない主な理由に、「おっぱいをうまく吸えないから」「母乳の出る勢いが強すぎるから」「乳頭混乱を起こしているから」「母乳の味がいつもと違うから」「ほかのことに興味を示しているから」などがあげられます。おっぱいをうまく吸えていないことによって母乳を飲まない場合は授乳前に乳頭をマッサージし、ラッチオンを意識して与えるとよいでしょう。
さまざまな方法を試しても赤ちゃんが母乳を飲まない場合は、ミルクを与えるのも一案です。赤ちゃんに母乳を与えるのがよいとはいえ、ミルクを与えてはいけないわけではありません。そのため、赤ちゃんが母乳を飲まなくてストレスに感じるようであれば、ミルクへの切り替えを検討するのもよいでしょう。

赤ちゃんのミルク作りをする際は、ウォーターサーバーの利用がおすすめです。ウォーターサーバーがあればミルク作りの負担を軽減できるだけでなく、衛生的な水でミルクを作ることができます。さらに、ミルク以外にも白湯も作れますし、離乳食作りにも役立ちます。ミルクを卒業したあともさまざまな用途に使用できるため、この機会にウォーターサーバーの利用を検討してみてはいかがでしょうか。