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授乳が疲れる主な原因は?疲れを解消する方法も解説

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赤ちゃんが母乳やミルクを飲む姿はかわいらしく、愛しいと感じるもの。しかし、授乳を1日に何回も行うため「疲れた……」と思う方も少なくありません。

そこで今回は、授乳が疲れる主な原因や解消する方法をご紹介します。また、授乳以外で疲れてしまう原因についてもまとめているので、ぜひご覧ください。

授乳が疲れる!その主な理由とは

授乳が疲れる主な理由は、以下のとおりです。

まとまった睡眠がとれない

第一に、「まとまった睡眠がとれないから」です。
離乳食が始まる生後5カ月ごろまでは、45時間間隔で授乳をしなければいけません。赤ちゃんによっては、授乳してから3時間もたずにお腹が空いて泣いてしまう場合もあります。昼夜問わず授乳をしなければいけないため、細切れ睡眠になってしまうでしょう。寝不足になり、「授乳が疲れる」と思ってしまうのです。

好きなものを食べたり飲んだりできない

授乳が疲れる原因に「好きなものを食べたり飲んだりできない」ということもあげられます。
母乳はママの血液から作られるので、ママの食事内容によって血液に含まれる成分が異なり、味が変わることがあります。そのため、脂っこいものや甘いものを控えなければいけないこともあるでしょう。
また、授乳中はアルコールを飲むことも禁止されています。授乳中は好きなものを食べたり飲んだりできないことから「授乳が疲れる」と思う方もいます。

授乳疲れを解消する方法

以下では、授乳疲れを解消する方法をご紹介します。

家族に協力してもらう

母乳は搾乳して哺乳瓶に移せば、パパや祖父母にも任せることができます。そのため、授乳を家族に任せるとよいでしょう。夜間に対応してもらうことが難しい場合は、朝・昼に子どものお世話を任せるのも一案です。その間に睡眠をしっかりとれば、授乳疲れを少しは解消できるはずです。

気分転換をする

授乳に疲れたら、積極的に気分転換をしましょう。家にこもりっぱなしだと気分が落ち込んでしまうことがあります。これにより、余計に授乳疲れを引き起こしてしまうことがあるかもしれません。
気分転換の方法には、たとえば「好きな音楽を聞く」「映画を観る」「美容室にいく」などがあります。家族に育児に協力してもらい、自分の時間を確保するようにしましょう。そうすれば、リフレッシュできて授乳疲れを解消することができます。

自分にご褒美を与える

授乳疲れを解消するために、自分にご褒美を与えるのもおすすめです。甘いものが好きな方であれば、ご褒美としてスイーツを食べるとよいでしょう。授乳中は食べ物に気をつけなければいけませんが、「絶対に食べてはいけない」ということではありません。そのため、我慢をし続ける必要はないのです。とはいえ、食べ過ぎもよくないのでその点は注意しましょう。

買い物が好きな方であれば、欲しいものを購入するとよいかもしれません。外に出る時間や余裕がないときは、通販サイトを利用するのも一案です。

母乳育児をやめる

完全母乳の場合、3時間ももたずに赤ちゃんが空腹で泣いてしまうことがあります。これは、ミルクに比べて母乳の消化吸収は早いからといわれています。そのため、「3時間ごとに起こされるから寝た気がしない」と母乳疲れを引き起こす方もいるでしょう。完全母乳の方は、いっそのこと母乳育児をやめるのもひとつの方法です。ミルクに切り替えることにより、多少はまとまった睡眠をとれるかもしれません。
ただし、母乳育児をやめるのは「赤ちゃんが母乳以外で水分や栄養を摂れるようになってから」です。母乳以外を飲んでくれない場合は水分と栄養が不足するため、ミルクをしっかり飲めるようになってから母乳育児をやめるようにしましょう。

疲れる原因は授乳だけではない?そのほかの主な原因

育児をしていると「疲れた」と思ってしまうことがありますが、その原因は授乳だけではありません。疲れる主な原因は以下のとおりです。

ホルモンバランスの変化

出産後、身体を元の状態に戻そうとホルモンバランスが変化します。このホルモンバランスの変化によって自律神経が乱れ、だるさや肩こりなどのさまざまな症状を引き起こします。産後に「疲れる……」と思ってしまうのは、ホルモンバランスの変化が原因かもしれません。

なお、ホルモンバランスの変化が落ち着いてくるのは、一般的に生理が始まるころといわれています。個人差はありますが、産後すぐに元の状態に戻るわけはないということを念頭に置いておくとよいでしょう。

鉄分不足による貧血

産後に疲れやすいのは、鉄分不足による貧血かもしれません。出産時に出血量が多かった場合や、育児が忙しく栄養バランスのとれた食事ができない場合は、鉄分が不足し貧血を起こす可能性があります。貧血になると、だるさや息切れなどの症状を引き起こします。軽い貧血だとだるさ程度の症状しか現れないため、悪化させないためにも鉄分をしっかり摂取することが大切です。

全身のコリ

疲れる原因には、全身のコリも考えられます。赤ちゃんを1日に何度も抱っこすることがあり、荷物を持つのと違って慎重になるため筋肉が緊張します。また、普段使わない筋肉を使ったり、外出時に赤ちゃんの荷物をたくさん持ったりするため、肩や首、腰など全身にコリが生じます。これにより、「疲れる」と感じることがあるのです。

なお、慢性的なコリは血流の悪化を招きます。血流が悪くなると頭痛やめまいなどの症状を引き起こすため、外出時は荷物も置けるベビーカーを使用するなどの対策を講じるようにしましょう。

パートナーに対するストレス

産後の疲れの原因に、パートナーに対するストレスもあげられます。子育てに休みはなく、そのうえ家事も行わなければいけません。にもかかわらず、パートナーが非協力的だとイライラしてしまうでしょう。パートナーに対するストレスが、余計に疲れを感じさせてしまうことがあります。

産後うつ

疲れてしまう原因に、産後うつもあります。産後は身体が元の状態に戻るまで時間がかかりますし、そのうえ育児もしなければいけません。くわえて、離乳食が始まるまでは45時間間隔で授乳をする必要があり、寝不足になってしまうでしょう。これらが原因で、産後うつを発症する方は珍しくないのです。
産後うつになると身体がだるく、疲れやすくなります。「休んでも疲れがまったくとれない」という場合は、医療機関に相談することが大切です。

授乳疲れの解消に役立つウォーターサーバー

「授乳が疲れる」という方は、ウォーターサーバーの利用がおすすめです。

寝ているときに授乳で起こされると、お湯が準備できるまでに時間がかかってイライラする方は少なくないはず。これにより、授乳疲れを起こすことがあります。しかし、ウォーターサーバーがあればお湯をすぐに準備できるため、やかんなどでお湯を沸かす必要がありません。夜中に赤ちゃんが空腹で泣いたときもスムーズにミルクを作れるため、授乳疲れの解消に役立ちます。

このほか、ウォーターサーバーがあれば温かい飲み物もすぐに作れるので、ママが一息つきたいときにも便利です。授乳疲れを解消したい方は、ぜひウォーターサーバーを利用してみてください。

まとめ

授乳が疲れる主な原因に、「まとまった睡眠がとれない」「好きなものを食べたり飲んだりできない」があげられます。離乳食が始まると授乳間隔が長くなるため疲れをある程度解消できますが、それまでは1日に何度も授乳を行う必要があり、「疲れる……」と思ってしまう方は少なくないでしょう。
授乳疲れを解消する方法としては、「家族に協力してもらう」「気分転換をする」「自分にご褒美を与える」「母乳育児をやめる」などがあげられます。また、ウォーターサーバーを利用すれば、ミルク作りの負担軽減やママの息抜きにも一役買い、授乳疲れの解消に効果的なので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。