ウォーターサーバーの解約トラブルを防ぐ!押さえておきたい基本知識
目次
ウォーターサーバーは家庭にあると非常に便利です。しかし、だからといってウォーターサーバーを安易に契約するのは望ましくありません。「想像と違った」「悪質なメーカーと契約を結んでしまった」などのトラブルを防ぐためにも、ウォーターサーバーは慎重に契約することが大切です。
そこで今回は、ウォーターサーバーのよくある解約理由や解約によるトラブル、悪質なメーカーの特徴などをご紹介します。また、トラブルを回避するために押さえておくべきこともまとめているので、ぜひご参考にしてください。
ウォーターサーバーを解約!その主な理由には何がある?
ウォーターサーバーのよくある解約理由には、以下の3つがあげられます。注文ノルマをクリアできない
ウォーターサーバーのメーカーによっては、「毎月◯本の水を注文する」といった注文ノルマが設けられています。この注文ノルマをクリアできなかった場合、違約金が発生するケースがほとんどです。
そのため、人によっては「違約金を支払いたくない」という思いから、水がたくさん余っているのにもかかわらず注文してしまうこともあります。この場合、ウォーターサーバーの利用を負担に感じやすくなります。
つまり、自らの水の使用量と注文ノルマの内容がマッチしていない場合、それが理由となり解約に至りやすいといえます。
思った以上にコストがかかった
ウォーターサーバーを利用する際、維持費としてウォーターサーバー本体のレンタル代や水代、電気代などがかかります。またメーカーによっては、1〜2年に1度、メンテナンス代がかかることもあるでしょう。
これらの費用がトータルでいくらかかるのかを事前にわかっていないと、使い始めてから「料金が高い」と思いやすくなります。この結果、月々の支払いが厳しくなり、解約を選んでしまうのです。
ボトル交換にある程度の力が必要
「上置きタイプ」のウォーターサーバーだと、ボトル交換にある程度の力が必要です。たとえば、12Lのウォーターボトルの場合、約12kgを担ぎ上げウォーターサーバー本体の上に設置しなければなりません。
ウォーターサーバーを契約する前にボトル交換のことまで考えていないと、後から「持ち上げるのが大変」となり、解約に至ってしまうことがあります。
注意したい!ウォーターサーバーの解約によるトラブル事例
ウォーターサーバーを解約する際、以下のようなトラブルが発生することもあります。
解約金に関するトラブル
ウォーターサーバーを解約する際は、「契約期間」に注意しなければなりません。
たとえば、契約期間に関して「2年間ウォーターサーバーを使用し続ける」という条件があった場合、2年未満で解約すると解約金が発生します。この解約金について、事前にメーカーから説明があれば問題ないですが、説明がなかった場合はトラブルに発展する可能性があります。
仮に、解約金が発生することを知らずにウォーターサーバーを契約したとします。その後、引越しなどの事情で契約期間内に解約せざるを得ない状況になったとき、見覚えのない解約金を請求されることになるのです。このようなトラブルを防ぐためには、あらかじめ契約書に目を通しておくことが大切です。
解約がうまくできないトラブル
悪質なメーカーだと、解約がうまくできないトラブルに見舞われることもあります。具体的には、「メーカーと連絡が取れない」「電話をかけるたびに担当者が不在で、折り返し電話をかけるといわれても一向にかかってこない」といった事例があげられます。
解約したいのにもかかわらず解約できないとなると、月々の費用を支払い続けなければならず損をしてしまいます。このようなトラブルを防ぐには、悪質なメーカーに十分注意しなければなりません。
解約トラブルにつながりやすい?悪質なメーカーの特徴
ウォーターサーバーの解約におけるトラブルを防ぐには、前提として悪質なメーカーと契約を結ばないよう注意する必要があります。では、悪質なメーカーにはどのような特徴があるのでしょうか。
嘘の情報を伝えてくる
悪質なメーカーの特徴として、「嘘の情報を伝えてくる」があげられます。
たとえば、「水の配達はいつでも期間を問わず停止できる」といわれて契約したのに、実際に水の配達を停止をしたら手数料が発生したという方もいるようです。メーカーによっては注文ノルマが設定されており、2カ月連続で水の配達を停止すると手数料が発生するのです。
悪質なメーカーの場合、ウォーターサーバーを契約させようと嘘をついている可能性があるので、すぐに契約しないようにしましょう。
大事な部分の説明を省く
悪質なメーカーの特徴には、「大事な部分の説明を省く」もあげられます。
たとえば、「中途解約すると解約金が必要」という説明が省かれ、解約時に解約金を請求された方もいるようです。
利用者に契約を迷わせてしまうような情報をあえて省くメーカーもあるので、気になった点があれば必ず確認することが大切です。
トラブルを回避!ウォーターサーバーの契約・解約前に押さえておくべきこと
ウォーターサーバーの契約・解約に関するトラブルを防ぐためには、以下の3つのポイントを押さえておくことが大切です。
契約前に契約内容をしっかり理解する
第一に、契約前に契約内容をしっかり理解しておくことが重要です。そうすれば、悪質なメーカーに嘘をつかれたり大事な情報を省かれたりしても、その異変に気づきやすくなります。
クーリング・オフについて知っておく
ウォーターサーバーを契約する前に、クーリング・オフについて知っておくことも大切です。
クーリング・オフとは、一定期間内に解約の申し入れをすれば契約を解除できる制度のことです。 特定商取引法によって定められたクーリング・オフができる取引と期間は、以下のとおりです。
8日間 | 訪問販売 (キャッチセールス、アポイントメントセールス等を含む) 電話勧誘販売 特定継続的役務提供 (エステティック、美容医療、語学教室、家庭教師、学習塾、パソコン教室、結婚相手紹介サービス) 訪問購入 (業者が消費者の自宅等を訪ねて、商品の買い取りを行うもの) |
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20日間 | 連鎖販売取引 業務提供誘引販売取引 |
(内職商法、モニター商法等) |
8日間 | 訪問販売 (キャッチセールス、アポイントメントセールス等を含む) 電話勧誘販売 特定継続的役務提供 (エステティック、美容医療、語学教室、家庭教師、学習塾、パソコン教室、結婚相手紹介サービス) 訪問購入 (業者が消費者の自宅等を訪ねて、商品の買い取りを行うもの) |
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20日間 | 連鎖販売取引 業務提供誘引販売取引 |
(内職商法、モニター商法等) |
ただし、上記の取引でも条件によってはクーリング・オフできない場合もあるので、その点は注意しましょう。
なお、書面の内容に不備があったり、メーカーが悪質であったりする場合は、期間に関係なくクーリング・オフが適用されることもあります。
メーカーと連絡が取れないときは国民生活センターに相談する
「クーリング・オフを利用して解約したいのにメーカーと連絡が取れない」という場合は、早めに国民生活センターに相談しましょう。
仮に連絡が取れるまで待っていると、場合によってはクーリング・オフの期間を過ぎて解約料を求められる可能性があります。そのような事態を防ぐためにも、「メーカーとの間でトラブルが起きた際は国民生活センターに連絡を入れる」ということを念頭に置いておくとよいでしょう。
ウォーターサーバーの解約に関するよくある疑問
以下では、ウォーターサーバーの解約に関するよくある疑問についてお答えします。
解約時に余った水はどうすればよい?
自らゴミとして処分するワンウェイボトルであれば、返却する必要はありません。しかし、空きボトルを回収して再利用するリターナブルボトルの場合は、ウォーターサーバー本体と一緒に返す必要があります。
ウォーターサーバー本体がないとウォーターボトルに入った水を使うのは困難なため、解約前に消費するのがおすすめです。
解約時にウォーターサーバー本体の梱包は必要?
ウォーターサーバーの梱包が必要か否かは、回収に訪れるのが専門スタッフか宅配業者かによって異なります。
専門スタッフであれば、基本的に梱包は必要ありません。しかし、回収するのが宅配業者の場合は、梱包する必要があります。
解約金の負担を軽減する方法はある?
解約金の負担を軽減したい場合は、乗り換えキャンペーンを利用するのがおすすめです。
キャンペーンを実施している他社のメーカーに乗り換えれば、解約金を全額負担または一部負担してもらえる可能性があります。また、メーカーによっては乗り換えキャンペーンに参加することでギフト券をもらえるケースもあり、その場合は解約金の負担を間接的に軽減できます。
退会につながりにくい!アクアクララのウォーターサーバー
アクアクララのウォーターサーバーは、退会につながりにくいのが特長です。その理由は以下のとおりです。
注文ノルマを設けていない
アクアクララのウォーターサーバーは、注文ノルマを設けていません。水が必要なときにお客さま自身で注文していただくため、注文ノルマを気にして無理に水を消費せずに済みます。
明瞭な料金システム
アクアクララでは、専門スタッフによる配達・設置やサーバーの定期メンテナンス、故障対応にかかる費用を「あんしんサポート料」としてお支払いいただきます。そのため、万が一ウォーターサーバー本体が何らかの理由により故障したとしても、追加料金は発生しません。明瞭な料金システムを採用しているため、突然の出費に悩む心配はないのです。
下置きタイプのウォーターサーバーもある
ウォーターサーバーの解約理由に「ボトル交換にある程度の力が必要」という点がありますが、アクアクララでは「下置きタイプ」のウォーターサーバーも取り扱っています。
下置きタイプならウォーターボトルをウォーターサーバー本体上部まで持ち上げる必要がないので、どなたでも手軽にボトル交換が行えます。
アクアウィズについてはこちらから
まとめ
悪質なメーカーでウォーターサーバーを契約すると、解約時にトラブルに発展する可能性があります。そのため、ウォーターサーバーを利用する際は「事前に契約内容を確認する」「クーリング・オフの知識を得ておく」「困ったら国民生活センターに相談する」といったことを念頭に置いておくことが大切です。
なお、今回ご紹介したように、アクアクララのウォーターサーバーは退会につながりにくいのが特長です。何らかのトラブルに発展するリスクが極めて低いので、この機会にぜひ利用を検討してみてください。