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ウォーターサーバーは下置き・上置きどちらがいいの?それぞれの特徴とメリットをご紹介

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ウォーターサーバーは、水が入ったウォーターボトルを本体下部に設置する下置きタイプと、本体上部に設置する上置きタイプの2種類に分けられます。ウォーターサーバーを設置する際は、それぞれのメリット、デメリットをよく把握しておくことが大切です。

そこで今回は、下置きタイプ・上置きタイプのウォーターサーバーの特徴やメリット・デメリットをご紹介します。

ウォーターボトルが下置きタイプのウォーターサーバーの特徴とメリット・デメリット

まずは、下置きタイプのウォーターサーバーの特徴やメリット、デメリットをチェックしましょう。

特徴

下置きタイプのウォーターサーバーは、水が入ったウォーターボトルを本体下部にあるボトルトレイに収納する仕組みになっています。ウォーターボトルを設置すると、自動でモーターが本体内部にあるタンクに水を汲み上げます。ウォーターボトルが外から見えないため、全体的にスッキリとした見た目のものが多く、インテリアのひとつとして設置できます。

メリット

下置きタイプのウォーターサーバーを選ぶメリットは以下のとおりです。

  • ウォーターボトルを手軽に交換できる
  • ウォーターボトルが隠れるのでインテリアになじみやすい
  • ウォーターボトルを下に設置することで安定感がある

ウォーターボトルを手軽に交換できる

下置きタイプのウォーターサーバーを選ぶ最大のメリットは、ボトル交換時の手軽さです。ウォーターボトルを腰より上まで持ち上げることなく収納できるため、あまり力がない女性やご高齢の方も安全にボトルを交換することができます。最近では、キャスター付きのボトルバスケットなども登場しています。

ウォーターボトルが隠れるのでインテリアになじみやすい

下置きタイプのウォーターサーバーはウォーターボトルを本体に収納して隠れるため、インテリアになじみやすいのが魅力です。これにより、生活感が出づらくお部屋の雰囲気を壊す心配がありません。
ウォーターサーバーで生活感を出したくない方は、下置きタイプを選ぶとよいでしょう。現在はおしゃれなウォーターサーバーが増えているため、インテリアとしても活用できます。

ウォーターボトルを下に設置することで安定感がある

下置きタイプのウォーターサーバーはウォーターボトルを下に設置するため、重心が低くなります。これにより、ウォーターサーバー本体が安定し、転倒のリスクを低減できます。
ウォーターサーバーが転倒すると怪我したり家具が壊れたりする恐れがあるほか、ウォーターボトルが外れて水浸しになってしまう可能性もあります。下置きタイプなら転倒リスクを低減できるため、そのような事態を防ぐことができるでしょう。

デメリット

一方で、下置きタイプのウォーターサーバーを選ぶデメリットには以下があげられます。

  • 場所をとってしまう場合がある
  • 音が気になることがある
  • ウォーターボトル交換時に腰に負担がかかることがある
  • 水漏れする場合がある
  • 停電時に使用できない

場所をとってしまう場合がある

下置きタイプはボトル容器が見えないようになっている製品が多く、スッキリとした見た目となりますが、ウォーターサーバー本体の大きさは、上置きタイプのウォーターサーバーと比較すると大きくなり場所をとってしまうケースがあります。

音が気になることがある

下置きタイプは水を汲み上げるポンプの音も上置きタイプのウォーターサーバーと比べると大きく、設置する場所によっては音や振動が周囲に伝わってしまう場合があります。一般的に約60dBほど(掃除機の音やトイレの洗浄音と同等の大きさ)の音となることが多いようです。

ウォーターボトル交換時に腰に負担がかかることがある

下置きタイプはウォーターボトルの設置(差込み)に手間がかかる製品が多く、かがんでいる時間が長くなってしまうため、腰への負担がかかってしまう可能性があります。

水漏れする場合がある

下置きタイプのウォーターサーバーは、設置(差込み)がうまくできなくて、水漏れする場合があります。また、ウォーターボトルが隠れているため、水漏れが起きても気づきにくいこともあるようです。

停電時に使用できない

下置きタイプは水を本体下部から汲み上げる電動ポンプ機能が不可欠となるため、一部の停電対策の機能を持つサーバー以外は停電時の利用ができなくなります。

ウォーターボトルが上置きタイプのウォーターサーバーの特徴とメリット・デメリット

次に、上置きタイプのウォーターサーバーの特徴やメリット、デメリットを見ていきましょう。

特徴

上置きタイプのウォーターサーバーは、本体上部に水が入ったウォーターボトルを設置する仕組みになっています。フォーセット(蛇口)を操作すると、水の重み(重力)によって取水できるシンプルな構造のものが多いようです。ウォーターサーバーといえば、このタイプをイメージされる方も多いのではないでしょうか。

メリット

上置きタイプのウォーターサーバーを選ぶメリットは以下のとおりです。

  • 停電時にも使用できる製品がある
  • ウォーターボトル差込口の状態を確認しやすい
  • 水の減り具合が確認しやすい

停電時にも使用できる製品がある

上置きタイプは、停電時にも使用できる製品があります。
下置きタイプの場合は、停電になるとあらかじめタンク内に汲み上げてあった水がなくなり次第、取水できなくなってしまいます。
その点、上置きタイプの場合は電子制御を用いないウォーターサーバーもあるので、停電しても常温で利用し続けることができ、災害時の備蓄水としても使用することができます。

ウォーターボトル差込口の状態を確認しやすい

上置きタイプの場合はボトル交換時にウォーターボトル差込口の状態を確認しやすい点もメリットのひとつです。ウォーターボトル差込口に汚れが付着した状態で使い続けると、水の衛生を保てなくなってしまいますが、上置きタイプなら差込口の汚れに気づいてお手入れすることができるので、常に清潔な状態に保てます。

水の減り具合が確認しやすい

上置きタイプの場合は、取水するたびにどれくらい減ったのかをすぐに確認できるメリットがあります。ウォーターボトルを交換するタイミングを逃すことがないため、「気がついたら水がなくなっていた……」といった心配もありません。

デメリット

一方で、上置きタイプのウォーターサーバーを選ぶデメリットには以下があげられます。

  • 交換する際にウォーターボトルを上に持ち上げる必要がある
  • ウォーターボトルが見えるため生活感が出る場合がある
  • ウォーターボトルを上に設置するため揺れに弱い

交換する際にウォーターボトルを上に持ち上げる必要がある

ウォーターサーバーは床に設置する床置きタイプと、テーブルなどに置く卓上タイプに分かれます。たとえば、床置きタイプのウォーターサーバーに、12Lのウォーターボトルを設置するとなると、ボトルをいったん腰の高さに持ち上げてから、さらに肩の高さくらいまで持ち上げなければいけません。これにより、あまり力がない女性やご高齢の方はウォーターボトルの交換に苦労するほか、交換を行う際は怪我をしないよう十分に気をつけなくてはなりません。特に、ワンウェイボトル方式のウォーターボトルには持ち上げる際に使用する取っ手が付いていないため、注意が必要となります。これに対して、リターナルボトルの場合は持ち上げる際に使用する取っ手が付いているタイプなどがあるので、ボトルの利便性なども考慮して選ぶことが大切です。

ウォーターボトルが見えるため生活感が出る場合がある

上置きタイプのウォーターサーバーは、水の減り具合を確認しやすい反面、ウォーターボトルが見えるため生活感が出る場合があります。そのため、インテリアにこだわっているご家庭にとってはウォーターボトルが見える上置きタイプはデメリットに感じるでしょう。
とはいえ、上置きタイプでもおしゃれなウォーターサーバーがたくさんあります。インテリアにこだわりたい方は、見た目も重視して選ぶとよいかもしれません。

ウォーターボトルを上に設置するため揺れに弱い

上置きタイプのウォーターサーバーはウォーターボトルを上に設置するため、重心が高くなります。これにより、地震が起きた際に揺れてウォーターサーバーが転倒する恐れがあります。

安心して使用するために、転倒防止ワイヤーを取り付けるなど転倒防止対策を講じるようにしましょう。

ウォーターサーバーはアクアクララがおすすめ!

ウォーターサーバーを利用するならアクアクララがおすすめです。その理由を以下にてご紹介します。

下置きタイプ・上置きタイプが選べる

アクアクララでは、下置きタイプ・上置きタイプのどちらも取り扱っています。
たとえば、下置きタイプにはコーヒーマシンとコラボレーションした「アクアウィズ」があります。
上置きタイプには、グッドデザイン賞を受賞した「アクアファブ」、シンプルでスリムなデザインが魅力の「アクアスリム」、カウンターや棚の上に設置できる「アクアスリムS」があります。
ライフスタイルに合ったウォーターサーバーが見つかるので、ぜひチェックしてみてください。

アクアクララのウォーターサーバーはこちらから

インテリアになじみやすいデザイン

アクアクララのウォーターサーバーは、インテリアになじみやすいデザインです。たとえば、前述したアクアファブはミニマルなキューブ型をモチーフにデザインされており、着脱式ボトルカバーを採用しているためウォーターボトルを隠せるのが特徴です。
カラーはホワイトとブラックの2色から選べるため、どのような空間にもなじむでしょう。

水の容量(12L・7L)が選べる

一般的な水の容量は12Lなので、「ボトル交換に苦労する」という方もいるでしょう。アクアクララでは、12Lだけでなく7Lのウォーターボトルも取り扱っています。さらに、アクアクララのウォーターボトルには取手が付いているため、持ち運びも交換もラクに行えます。
ライフスタイルに合わせて水の容量が選べるため、ウォーターサーバーの利用を検討している方はぜひアクアクララを視野に入れてみてください。

まとめ

ウォーターサーバーには、ウォーターボトルを下に設置する「下置きタイプ」と、ウォーターボトルを上に設置する「上置きタイプ」の2種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分に合ったタイプを選びましょう。
なお、アクアクララでは上置きタイプと下置きタイプの2種類を取り扱っています。床のスペースを確保できずウォーターサーバーを利用できないという方でもご使用いただける卓上タイプも取り扱っているので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。