• ウォーターサーバー百科事典

要注意! ウォーターサーバー使用時によくあるトラブル集

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一般的なご家庭でも普及しつつあるウォーターサーバーですが、利用者が増えるにつれて、契約上のトラブルも散見されるようになっています。トラブルに巻き込まれないようにするには、利用する前にしっかりと契約内容を把握しておくことが最も大切です。ここでは、ウォーターサーバー使用時によくあるトラブルとその対策について紹介します。

毎月かかる費用(コスト)を勘違いしてしまう

ウォーターサーバーの維持、管理費用は、契約するメーカー(ブランド)によって異なります。その内訳には、①ウォーターサーバーのレンタル料、②ボトル(お水)代金、③ボトル送料、④メンテナンス料金などがありますが、ウォーターサーバーのレンタル料金にメンテナンス料金を含める会社や、毎月一定数のボトルを購入すれば送料を「無料」とする会社も少なくありません。

また、ウォーターサーバーを設置すると、毎月①~③の料金に加え、ウォーターサーバーを稼働させるための電気代が加算されます。これらの維持、管理費用を勘違いしたまま契約すると、思わぬところで費用がかさんでしまいます。

契約内容をきちんと理解する前に購入してしまう

「解約違約金」や「お水の注文(購入)ノルマ」に関するトラブルは、ウォーターサーバー使用時に最も多く発生するトラブルのひとつです。特に、ウォーターサーバーを一定期間内に解約した場合に支払う解約違約金については注意が必要です。中には、最低契約期間を2~3年と長期間で設定しているにもかかわらず、契約時に十分な説明をされずに購入してしまい、トラブルとなるケースもあるようです。

また「ウォーターサーバー無料」としながらも、メンテナンス料金は別途請求する会社や、「月に○本以上の注文から承ります」というように、お水の注文数にノルマを設ける会社もあるため注意が必要です。

設置場所を検討せずに購入してしまう

上述したような維持、管理費用トラブル、契約トラブルの次に多いのが、ウォーターサーバーの設置場所に関するトラブルです。気に入ったウォーターサーバーが実際に手元に届いたら、想定よりも大きくて置くスペースがない……といったケースも多々見られるため、設置を予定している場所に問題なく置けるかどうか、各メーカー(ブラント)のWebサイトなどでサイズを確認しておきましょう。

ウォーターサーバーの設置、撤去は自分でやるの?

一般的なワンウェイボトル方式のメーカーの場合、ウォーターサーバーやお水の配送を宅配業者へ委託していることが多く、利用者自身で配置や初期設置を行う必要があることが多く、機械などが苦手な方は注意が必要です。
また、解約時のウォーターサーバーの撤去・梱包・郵送についてもお客様自身がやらなければなりません。

リターナブルボトル方式のメーカーでは、配送を専門スタッフが行うことが多いです。このようなメーカーにおいては、設置や撤去に関する心配はいりません。

その他よくあるトラブル

上記で紹介したトラブル以外にも、ウォーターサーバー使用時には下記のようなトラブルが見られます。

衛生面のトラブル

「メンテナンスフリー」のウォーターサーバーであっても、決められた期間内にメンテナンスを依頼するなどの対応が必要です。宅配水業界の安全と安心を支える「JDSA(一般社団法人 日本宅配水&サーバー協会)」でも定期的なメンテナンスを推奨しております。また日常的なお手入れを怠ると、カビなどの雑菌繁殖の原因となってしまいます。

そのため、どんなに衛生機能に優れたウォーターサーバーでも、フォーセット(蛇口)部分やウォーターボトル差し込み箇所、水受け皿などは常に清潔にしておくことが大切です。具体的なお手入れ方法については下記のページで説明しているので、ぜひ参考にしてください。

▼ウォーターサーバーのお手入れ方法
http://www.aquaclara.co.jp/wiki/06/

故障に関するトラブル

ウォーターサーバーは、家電製品のひとつとして考えることができます。家電製品は、取り扱い方法を誤ると発熱、発火などのトラブルを引き起こしやすくなるため、十分注意しなければいけません。

また、故障すると水漏れが発生する場合があります。このような事態が発生した時にも、きちんと専門スタッフに対応してもらえるかどうか、メーカーのサポート体制を確認しておきましょう。
中には、水漏れが発生しているのにも関わらず、電話でのサポートのみで、数日間も放置されてしまうケースや、水漏れを繰り返し、床の張り替えが必要になってしまったケースなどもあるようです。

火傷(やけど)

ウォーターサーバーを利用しているご家庭において、お湯が出る方のフォーセット(蛇口)部分に赤ちゃんが誤って触れてしまい、火傷(やけど)を負ってしまうなどの事故が発生しています。

そのため、フォーセット(蛇口)部分にチャイルドロック機能が付いている製品を選ぶのはもちろんのこと、赤ちゃんや子どもの手が届きにくい場所にウォーターサーバーを設置するようにしましょう。
アクアクララのウォーターサーバーは、フォーセット(蛇口)にチャイルドロック機能を標準装備しているので安心してご利用いただけます。

特に、ボトルが下置きタイプのウォーターサーバーは、ポンプ(コンプレッサー)を使って水を汲み上げている為、上置きのウォーターサーバーに比べて音や振動が感じられるかもしれません。
約60dB(掃除機やトイレの洗浄音と同じくらい)ほどの音や振動になるので、気になる場合は設置場所を変える、音量の少ない製品を選ぶなどの対応を考えましょう。
上置きのウォーターサーバーの場合、一般的には約35dB(ささやき声や静かな図書館と同じくらい)なので、あまり気にならないでしょう。

ウォーターサーバーは、契約内容をよく把握せずに利用を開始してしまうと、後々トラブルに発展する恐れがあります。上記に紹介した内容を参考に、安心して利用できるウォーターサーバーを選びましょう。