水分不足は乾燥肌の原因!美容面への影響と正しい水の飲み方を解説
目次
乾燥肌は美容の大敵で、とくに空気が乾燥する冬場は注意が必要です。
乾燥肌の対策といえば、保湿のためのスキンケア化粧品を使ったり、部屋の湿度を上げたりなどが有効とされていますが、どれも外部からの保湿対策であることがわかります。
一方、内部から肌の保湿を行えるのが水分補給です。しっかりと水分を補給することが乾燥肌を防ぐ有効な対策のひとつとして注目されています。
そこで今回は、水分不足が原因で乾燥肌になる理由や乾燥肌対策で飲んでよいもの・飲んではいけないものをご紹介します。また、水分不足によって起こる美容面への影響や正しい水の飲み方についてもまとめているので、ぜひご覧ください。
水分補給を欠かすと乾燥肌になる理由
乾燥肌とは、肌の内部にある角質の水分含有量が少なくなっている状態をいいます。身体の水分が不足すると、血液の粘度が増し、血行不良が起こりやすくなります。結果として肌の新陳代謝が悪くなり、皮脂の分泌量が減少し乾燥肌につながります。
皮膚の水分は汗をかいたり自然に蒸発したりすることで減少しますが、体内から水分が供給されるため、通常は潤いが保たれています。しかし、体内の水分量が少なくなると、蒸発する量に対して供給が追いつかず、肌の水分がどんどん失われていきます。保湿クリームや化粧水を肌につけても、肌の表面に水分は浸透するものの吸収されにくいので、内部から肌に潤いを与えるには適度な水分補給が欠かせません。
水分を補給するには何を飲めばよい?
では、乾燥肌対策をするにあたり、何を飲めばよいのでしょうか。
乾燥肌対策に有効な飲み物
乾燥肌対策に有効なのは、温かい飲み物です。純粋に水を飲むだけでも効果が期待できますが、冷たい水は体温を低下させ、かつ新陳代謝など身体の働きを鈍らせるので、あまり望ましくありません。そのため、乾燥肌対策に重きを置くなら、温かい飲み物を飲むようにしましょう。
具体的にはハチミツをお湯で割ったものや、ハーブティー・生姜湯などが乾燥肌対策に有効な飲み物です。
なお、仕方なく冷たい飲み物を飲む場合は、ビタミンが豊富にあるジュースなどを選ぶとよいでしょう。
乾燥肌対策に飲んではいけないもの
乾燥肌対策で飲んではいけないものの代表格に、コーヒーや緑茶などがあげられます。これらにはタンニンという成分が多く含まれており、亜鉛の吸収を阻害する働きがあります。亜鉛が不足すると肌の新陳代謝が悪くなるので、コーヒーや緑茶は乾燥肌対策の水分補給としては逆効果です。
また、これらの飲料にはカフェインも多く含まれています。利尿作用が働き体内に水分を貯めることが難しくなるので、水分補給にはカフェインの入っていない飲み物を選びましょう。
冬場は特に乾燥肌対策を
肌の水分は汗だけでなく、表皮の蒸発でも失われます。冬場は湿度が低下するため多くの水分が表皮から蒸発し、乾燥肌になるリスクが高まります。とくにエアコンが効いている室内ではさらに湿度が低下するので注意が必要です。
また、冬場は喉の渇きが感じにくいので、気付かない内に水分が不足しがちです。加湿器を入れて湿度を保ちながら、意識的に水分を補給するように心がけましょう。
食生活にも気をつける
乾燥肌の原因のひとつに水分不足があるのは明らかですが、肌の潤いは新陳代謝の働きによっても左右されるので、偏った食生活も大きな原因といえます。
とくに油や塩分の多いスナック菓子、ファーストフード、ラーメンなどは控えるようにしましょう。また、糖分を含む甘い食品も注意が必要です。ビタミンやたんぱく質を豊富に含む野菜や豆類、魚類中心の食生活に見直すようにしてください。
水分不足は美容の大敵!乾燥肌以外にもたらす影響
水分が不足することによって起こる影響は乾燥肌だけではありません。ほかにも以下のような影響が考えられるので、知っておくようにしましょう。
肌荒れ
水分が不足すると、肌荒れを引き起こす可能性があります。
私たちの肌には、「角質細胞間脂質(かくしつさいぼうかんししつ)」という脂質があります。
角質細胞間脂質には、皮膚の水分が必要以上に蒸散してしまうのを防ぐ役割があり、これによって肌の乾燥を抑えています。しかし、体内の水分が不足すると角質細胞間脂質が正常に働かなくなり、バリア機能が低下して肌荒れを引き起こす可能性があるのです。
また、角質細胞間脂質に異常があると皮膚の水分が失われやすくなり、悪化した場合にはアトピー性皮膚炎になってしまう恐れもあります。
さらに、水分不足はターンオーバー(古い細胞が新しく生まれ変わること)の乱れにもつながります。
水の働きは、血流をよくして全身に栄養を届けることです。そのため、もし水分が不足してしまうと血流が悪くなり、栄養を十分に届けることができなくなります。その結果、肌のターンオーバーに乱れが生じ、肌荒れを引き起こしてしまうのです。
このように水分不足は肌荒れを引き起こす可能性があるため、外からケアするだけでなく、内側から水分を補うことも必須だといえます。
シミ・しわ
年齢を重ねることで角質水分量が減ると、シミ・しわが発生しやすくなります。しかし、シミ・しわが発生するのはご高齢の方だけではありません。若年層であっても角質水分量が少ないと、シミ・しわができる可能性があります。
さらに、角質水分量が少ないことは乾燥肌の原因にもなり得ます。仮に乾燥肌に拍車がかかると、ハリが失われ細かいしわが目立ちやすくなります。
このように、角質水分量は肌の状態を大きく左右します。そのため、普段からこまめに水分を摂り、角質水分量の減少を防ぐことが大切です。
便秘
水分不足は便秘の原因にもなります。なぜなら、便に含まれる水分量が少ないと便そのものが硬くなり、スムーズに排便を行えなくなるからです。
便秘になると、腸の内容物が腐敗し有害物質を発生します。これにより、腹痛や嘔吐、膨満感(ぼうまんかん)が引き起こされるほか、肌のターンオーバーが乱れ美容面にも悪影響が及びます。
つまり便秘は、健康面・美容面の両方にダメージを与えかねないということです。そのため、普段からこまめに水を摂ることは、便秘を防ぎ健やかな身体を維持する上で大切だといえます。
参照:
むくみ
「むくみ=水分の過剰摂取」と考え水分補給を避ける方もいますが、必ずしもそうとは限りません。水分不足が原因でむくみを引き起こしている場合もあるので、安易に判断しないようにしましょう。
仮に水分不足が原因の場合は、老廃物がスムーズに排出されていないことでむくみが引き起こされます。老廃物は血液中やリンパ管内に溜まり、尿や便、汗などと一緒に排出されますが、血流が悪いとスムーズに排出できなくなってしまうのです。
上述のとおり、水には血流をよくする働きがあるため、こまめに水を摂ればむくみを解消できる可能性があります。
水分不足を防ぐ水の正しい飲み方
水は、ただ飲めばよいというわけではありません。間違った飲み方だと、身体によくない影響を及ぼす危険性があります。そのため、以下にて正しい飲み方を押さえておくようにしましょう。
1日に必要な水分量
私たちは、1日に2.5L(尿・便で1.6L、呼吸や汗で0.9L)の水分を失います。そのため、元気に活動するには失う水分量である2.5Lを補わなければなりません。
しかし、これは「飲み物を2.5L飲まなければいけない」というわけではありません。水は体内で生成されるほか、食事から補うこともできます。そのため、飲み物で補わなければならない水分量は実質「1.5L程度」になります。
こまめに飲む
水分補給をする際は、こまめに飲むことが大切です。なぜなら、1回でたくさんの量を飲んでしまうと水中毒を引き起こす恐れがあるからです。また、1回で吸収できる水の量も限られており、それを上回ると身体に吸収されずに排出されてしまいます。こうした点から、水は複数回に分けて飲むのが望ましいといえます。
なお、目安としてはコップ1杯(200ml)を7〜8回に分けて飲むのがおすすめです。
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軟水は、口当たりがまろやかで飲みやすいのが特徴です。無理なく飲めるので毎日の水分補給が苦になることがなく、自然と水分不足を防ぐことができるでしょう。
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まとめ
乾燥肌をはじめとする、水分不足による美容面への影響を予防・改善するには、こまめな水分補給が欠かせません。今回ご紹介した内容を参考に、身体の中から水分不足にアプローチしてみてください。
なお、アクアクララの水は衛生面と味の両方にこだわっているので、飽きずに飲み続けることができます。ぜひこの機会に、アクアクララのウォーターサーバーの利用を検討してみてください。