風邪の時におすすめの食べ物は?簡単に作れるレシピもご紹介
目次
風邪の時、できればつらい症状を早く緩和させたいもの。早く元気になるためにも、食べ物にも気を配ることが大切です。
そこで今回は、風邪の時におすすめの食べ物やレシピ、風邪の時に避けたほうがよい食べ物をご紹介します。
症状別でご紹介!風邪の時におすすめの食べ物
風邪をひくと、「喉の痛み」「咳」「吐き気」「お腹の不調」「発熱」など、さまざまな症状に悩まされるもの。すぐに治ればよいのですが、ひどいと数日続くこともあるでしょう。これらの症状を少しでも緩和したい時は、以下の食べ物を意識して摂取するのがおすすめです。
喉が痛い時・咳が出る時
喉が痛い時・咳が出る時は、「はちみつ」「ネギ」「大根」を積極的に食べるとよいでしょう。
はちみつ
風邪をひくと喉が乾燥し、咳が出やすくなります。そして咳が出ると喉に負担がかかり、余計に痛みを感じることもあるでしょう。そのような時におすすめなのが、はちみつです。
はちみつは保湿効果が高いため、喉に潤いを与えて乾燥を防げるほか、喉の炎症も抑えてくれるので痛みの緩和にもつながります。
また、はちみつには抗酸化作用や抗菌作用があり、これらの作用が咳を抑えると推測されています。実際に、「はちみつを摂取したグループ」「何もせず様子を見るグループ」に分けて経過観察したところ、何もせず様子を見るグループよりもはちみつを摂取したグループのほうが改善したという研究結果が出ています。このことから、喉が痛い時や咳が出る時ははちみつを摂取するのがよいといえます。
ただし、1歳未満の子どもにははちみつを与えてはいけません。ボツリヌス毒素症を引き起こす恐れがあるので、1歳未満の子どもにははちみつを避け、医師の指示に従って治療することが大切です。
ネギ
ネギの独特のにおいの元である「アリシン」という物質には、高い殺菌作用があります。風邪ウイルスの繁殖を抑えられる効果が期待できるため、喉が痛い時・咳が出る時はネギを食べるのがおすすめです。
大根
大根に含まれる辛味成分の「イソチオアシネート」には、喉の炎症を抑えて、咳を鎮める効果があるといわれています。くわえて、大根には殺菌効果もあります。風邪のひき始めに積極的に摂取すれば、悪化を防げる可能性があるでしょう。
さらに、大根の葉や皮にはウイルスへの抵抗力を高めてくれるビタミンCが豊富に含まれています。喉の痛みや咳を早く鎮めたい方は、大根の葉や皮も一緒に調理するのがおすすめです。
吐き気がする時・お腹の調子が悪い時
吐き気がする時・お腹の調子が悪い時は、「ヨーグルト」「すりおろしたりんご」を食べるのがおすすめです。
ヨーグルト
ヨーグルトに含まれる「乳酸菌」「ビフィズス菌」には、胃腸を整える働きがあります。消化吸収がよいので、胃腸への負担を抑えることができるでしょう。ただし、冷たいと胃腸に負担がかかるため常温にしてから食べるのがおすすめです。
すりおろしたりんご
りんごには食物繊維の一種である「ペクチン」が含まれており、腸内で発酵される有害物質が体内に吸収されてしまうのを防ぐ作用があります。また、りんごは腸内の乳酸菌を増殖させる働きもあり、お腹の調子を整えることができます。
もともと胃腸に負担をかけにくい食べ物ですが、吐き気がする時・お腹の調子が悪い時はすりおろして食べるのがおすすめです。すりおろすことで消化がよくなり、胃腸への負担をより軽減できます。
熱が出ている時
熱が出ている時は身体がだるくなり、食欲の低下によって食べ物が喉を通りにくいことも。そのような場合は、おかゆがおすすめです。おかゆなら飲み込みやすく、水分も多く含んでいるので脱水症の予防にもなります。
風邪の時におすすめのレシピをご紹介!
風邪の時は何を作ればよいのか困ってしまうこともあるでしょう。そこで以下では、風邪の時におすすめのレシピをご紹介します。
あんかけ卵がゆ
胃腸に負担をかけない食事を作りたい時は、あんかけ卵がゆがおすすめです。
材料(2人分)
材料(2人分)
ごはん 100g
水 300cc
あん
溶き卵 1個分
だし汁 水:300cc だしの素:小さじ1杯
a.みりん 小さじ2杯
a.酒 小さじ2杯
a.しょうゆ 小さじ1杯
水溶き片栗粉 片栗粉:大さじ1杯 水:大さじ1杯
作り方
1 深めの耐熱皿にごはん、水を入れよく混ぜ、ラップをかけずにレンジ600Wで4分加熱します。
2 鍋にだし汁、( a ) を入れ煮立ったら火を止め、水溶き片栗粉を加えます。再び火をつけ、とろみがついたら強火にし、溶き卵を加え卵が固まったら火から下ろします。
3 ①の上に②をかけ完成です!お好みで小口ねぎを散らしてくださいね!
しょうが香る鶏だしうどん
食欲がない時でも、うどんなら食べやすいのでおすすめです。
材料(2人分)
冷凍うどん 2玉
鶏むね肉 1枚(250g)
砂糖 小さじ1/3杯
塩 小さじ1/3杯
しいたけ 4本
しょうが 1片
a. 鶏ガラスープの素 小さじ2杯
a. 酒 大さじ1杯
a. みりん 大さじ2杯
a. めんつゆ(3倍濃縮) 小さじ2杯
水 600cc
ごま油 大さじ1/2杯
トッピング
小口ねぎ 8g
白いりごま 小さじ1/2杯
作り方
1 鶏むね肉はひと口大のそぎ切りにします。
2 砂糖、塩の順に揉み込みます。
3 鍋にしいたけ、しょうが、(a)、水を入れて煮立たせます。
4 鶏肉を入れ、2〜3分煮て取り出します。
5 アクを取ります。
6 冷凍うどんを加えて、4分ほど弱中火で煮ます。
7 鶏むね肉を戻し入れて、温めたら完成です。ごま油を回しかけて器に盛り、小口ねぎといりごまをのせて完成です。
にんじんポタージュ
風邪の症状がきつくて固形物を食べにくい時は、スープで栄養を摂るとよいでしょう。
材料(2人分)
にんじん 1本(150g)
玉ねぎ 1/2個
水 300cc
コンソメ 小さじ1杯
塩 少々
こしょう 少々
牛乳 100cc
バター 20g
作り方
1 にんじんは水でよく洗い、皮ごとすりおろします。
2 鍋にバターを溶かし、玉ねぎを加えて透明になるまで炒めます。
3 にんじんを加えて弱火でじっくり炒め、水分を飛ばします。
4 水、コンソメを加えて10分煮込みます。
5 牛乳を加えてひと煮立ちしたら、塩、こしょうを加えて味を調えて完成です。
風邪の時に避けたほうがよい食べ物
風邪の時は、以下の食べ物を避けるようにしましょう。
脂っこいもの | 消化に時間がかかるため、胃腸に負担を与えてしまう |
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刺激の強い食べ物 | 胃腸への刺激が強く、負担を与えてしまう |
砂糖を多く使用したお菓子 | 体の回復に必要なビタミンを消耗する |
上述した食べ物を風邪の時に摂取すると、治りが遅くなる可能性があります。つらい症状を緩和させるためには、好きな食べ物でもなるべく我慢することが大切です。
風邪の時はしっかりと水分補給することが大切
風邪の時は身体がだるく、水分を補給するのもきついと感じることがあるでしょう。熱がある時は汗をたくさんかいて脱水症を引き起こす恐れがあるため、きつくても水分補給をすることが大切です。
ただし、冷たい飲み物は弱っている胃腸に負担をかけてしまい、悪化する可能性があります。そのため、風邪の時は積極的に白湯を飲むのがおすすめです。
白湯は、水を一旦沸騰させた後、50℃程度の温度まで冷ました飲み物です。風邪の時、お湯を沸かすのもきついと感じることがあるかもしれません。そのような場合は、ウォーターサーバーがあると便利です。
ウォーターサーバーは温水・冷水をすぐに準備できるので、グラスに温水と冷水を取水すると簡単に白湯を作ることができます。風邪の時に「温かい飲み物を作るのが面倒」という場合でも、手軽に用意できて水分補給がしやすくなります。
参照:
まとめ
風邪の時は、口にする食べ物に気をつけないと余計に症状が悪化する可能性があります。今回ご紹介した「風邪の時におすすめの食べ物」「風邪の時に避けたほうがよい食べ物」を参考に、食べ物にも気を配るようにしましょう。
また、風邪の時はこまめな水分補給も大切です。冷たい飲み物だと弱った胃腸に負担をかけてしまうので、温かい飲み物を飲むとよいでしょう。
アクアクララのウォーターサーバーは、温水・冷水をすぐに準備できるため、白湯やほかの温かい飲み物もすぐに作ることができます。風邪の時でも水分補給がしやすくなるので、「よく風邪をひきやすい」という方はウォーターサーバーの利用を検討してみてはいかがでしょうか。