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離乳食でだし汁を与えてよいのはいつから?目安と作り方を解説

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「内臓機能が未熟な赤ちゃんに対して、だし汁を与えてもよいのか」と疑問を感じる方もいるかもしれません。だし汁を与える時期を誤ると、赤ちゃんの身体に負担をかけてしまいかねないので、この記事を通して正しい知識を押さえましょう。

今回は、赤ちゃんにだし汁を与えてよい時期や離乳食にだし汁がおすすめな理由、月齢に合っただし汁の素材などをご紹介します。ぜひご参考にしてください。

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まずは知っておこう!赤ちゃんにだし汁を与えてよい時期

赤ちゃんにだし汁を与えてよい時期は、一般的に離乳食を与え始める「生後5~6か月頃から」です。このとき最初からたくさんの量を与えず、まずはスプーン1〜2杯に留めておくようにしましょう。なぜなら、赤ちゃんが初めて口にする食材は、必ずアレルギーチェックを行わなければならないためです。また、アレルギー反応が出た場合は「どの食材によるアレルギーか」を確認することも大切なので、だし汁の食材は単体にしておきましょう。

離乳食にだし汁がおすすめな理由

離乳食にだし汁がおすすめな理由には、主に「調味料が不要」「赤ちゃんの食欲アップ」があげられます。

調味料が不要

赤ちゃんには、塩分などが含まれる調味料を与えすぎてはいけません。なぜなら、内臓機能が未熟のため身体へ大きな負担がかかる可能性があるからです。
たとえば、食塩に含まれるナトリウムには血圧を上昇させる働きがあり、過剰に摂取すると高血圧や動脈硬化などを引き起こす恐れがあります。くわえて、体内の塩分量が多くなると身体が塩分濃度を下げるために水分を維持し始めます。これにより、尿の排出量が減少し体内の水分量が多くなってしまうのです。体内の水分増加は心臓に負担を与え、さらに血圧を高めるので悪循環を招きます。

その点、だし汁は素材の旨味を抽出しているので、調味料を使用する必要がありません。つまり、塩分を過剰に摂ってしまう心配がないため、だし汁は赤ちゃんの離乳食に向いているといえます。

赤ちゃんの食欲アップ

赤ちゃんに与えられる食材には限りがあるため、次第に飽きを感じ、赤ちゃんの食欲が下がってしまうことも。たとえば、お粥を離乳食として与える場合、同じ味が続くことで赤ちゃんが飽きて食べなくなる可能性があります。

しかし「水で作ったお粥」と「だし汁で作ったお粥」の2種類あれば、飽きずに食べてもらえるようになり、これが赤ちゃんの食欲アップにつながる可能性があるのです。
詳しくは後述しますが、成長するに連れてだし汁に使用できる素材も増えるので、離乳食のバリエーションも増やせて飽きずに食べてもらえます。

月齢に合っただし汁と基本的な作り方

月齢に合っただし汁と基本的な作り方は、以下のとおりです。

【生後5〜6か月頃】昆布だし

生後5〜6か月頃の赤ちゃんには、昆布だしがおすすめです。なぜなら、昆布だしには母乳と同じ旨味物質の「グルタミン酸」が含まれているため。つまり、赤ちゃんにとって慣れ親しんだ味なので飲んでもらいやすいのです。

昆布だしの材料と作り方は以下のとおりです。

【材料】

  • 昆布 20cm(20g)
  • 水 1L

【作り方】

  1. 昆布の表面を清潔な布巾を使って拭き取ります。
  2. 水を溜めたボウルに昆布を浸けます。
  3. 昆布の旨味を引き出すため冷蔵庫で一晩寝かせます。
  4. 昆布をボウルから取り出し、だしが出た水を鍋に移して沸騰させたら完成です。

なお、冷蔵庫で一晩寝かせる時間がないときは、鍋に水と昆布を入れて2〜3時間おいた後、火にかけて泡が出始めたら取り出しましょう。そうすることで、昆布の旨味をある程度引き出せます。

【生後6〜7か月頃】かつおだし

生後6〜7か月頃になると、動物性のだしである「かつおだし」を与えることができます。
かつおだしを作る際のポイントは、食中毒を防ぐため「加熱殺菌」をすることです。85〜90℃の温度で90秒以上加熱するようにしましょう。

かつおだしの材料と作り方は以下のとおりです。

【材料】

  • かつお節 30g
  • 水 1L

【作り方】

  1. 鍋に水を入れて沸騰させます。
  2. 沸騰したら弱火にし、かつお節を入れて再沸騰させます。
    90秒以上再沸騰させることによって加熱殺菌ができるので、欠かさず行いましょう。
  3. 再沸騰後は火を止め、かつお節をざるでこしたら完成です。

生後6〜7か月頃の赤ちゃんにかつおだしを与える際は、味や臭いに問題がないか確認してからあげるようにしましょう。

【生後7〜8か月頃】煮干しだし

赤ちゃんが生後7〜8か月頃になり、アジやイワシ、サバなどの青魚に慣れたら煮干しだしを与えることができます。

煮干しだしの材料と作り方は以下のとおりです。

【材料】

  • 煮干し 20g
  • 水 1L

【作り方】

  1. 煮干しの頭を取り、背をつぶして半分にしたらはらわたを取ります。
    そうすることで、苦味を抑えることができます。
  2. 鍋に煮干しと水を入れて30分ほど浸します。
  3. 煮干しが水を吸ったら弱火で10分ほど煮込みます。
  4. 煮立ってきたら中火にし、アクを取りながら5〜10分ほど煮込んだ後、こして完成です。

「煮干し(素材)だけのだし汁は食べてくれない」という場合は、薄味を好まない可能性があるので、しょうゆや味噌などの調味料を少量加えて味を調整するとよいでしょう。

だし汁は冷凍保存で作り置きが可能

「赤ちゃんの離乳食でだし汁を毎回作るのは面倒」という方は、作り置きするのがおすすめです。

まず、作っただし汁を冷まします。続いて、製氷皿の8分目までだし汁を注ぎ、冷凍庫に入れます。そして、固まったら保存容器に移すだけです。
1ダース分(12個)作れる製氷皿の場合、1日3個使用するとしたら4日分の作り置きができます。固まっただし汁を保存容器に移せば製氷皿が空くので、さらに作り置きできるでしょう。

ただし、だし汁を作り置きする場合は衛生面の観点から1週間以内に使い切ることが大切です。そのため、ライフスタイルに合わせて作り置きする量を決めましょう。

離乳食のだし汁作りにはアクアクララのお水を使おう

離乳食のだし汁を作る際は、水道水の使用を避けることが大切です。なぜなら、水道水には塩素が含まれているため。塩素は水道水を沸騰すれば除去できますが、もし十分に除去できていなかった場合、塩素が赤ちゃんの内臓に負担を与えてしまいかねません。安心して赤ちゃんにだし汁を与えるためにも、衛生的な水を使用しましょう。

アクアクララでは、RO膜(逆浸透膜)を使ったろ過システムで水に含まれる不純物と雑味を除去したRO水を採用しています。そこに4種類のミネラル成分を添加することで、赤ちゃんの内臓に負担がかからない「硬度 29.7mg/L」の軟水に仕上げています。
くわえて、軟水はカリウムやマグネシウムの含有量が少ないので、だし汁の風味を損ねてしまう心配もありません。そのため、アクアクララのお水を使用すればおいしいだし汁を作れます。

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まとめ

赤ちゃんにだし汁を与えてよい時期は、一般的に離乳食を与え始める「生後5~6か月頃から」です。ただし、だし汁に使用する素材は月齢に合わせる必要があります。なぜなら、赤ちゃんの内臓機能はまだ未熟で、与える素材によっては身体に負担をかけてしまうからです。最初は植物性の昆布だしから始め、動物性のかつおだし・煮干しだしと徐々に慣らしていきましょう。

だし汁作りに使用する水には、衛生的なアクアクララのお水がおすすめです。不純物や雑味を除去したピュアウォーターをベースに、4種類のミネラル成分をバランスよく配合し、赤ちゃんにも安心して与えることができる軟水に仕上げています。ぜひ、この機会にアクアクララのウォーターサーバーを利用してみてください。