浄水器の種類と効果とは?選ぶ際のポイントもご紹介
私たちが普段使用している水道水は、水道法により定められた51項目の基準に基づき厳しく検査された安心・安全なお水とされていますが、水道水の元になる原水の汚染レベル、貯水槽や給水管の状態によっては、独特の臭いが生じている場合もあります。また、原水を消毒する過程で用いられる塩素がわずかに残留しており、体への影響を心配する人も少なくないでしょう。ここでは、水道水を体に優しい安全なお水に浄化する「浄水器」の種類とそれそれぞれの特徴について紹介します。
蛇口直結型
現在販売している家庭用浄水器のうち、最も普及している蛇口直結型は、価格は数千~2万円程度、専用のフィルターカートリッジは3~6ヶ月ごとに交換が必要になります。安価で入手しやすく使いやすいタイプですが、浄化したお水が空気に触れやすいため、蛇口付近を常に清潔に保っておかないと、雑菌が繁殖しやすくなります。
ポット型
ポットの内側にイオン交換樹脂が付いているものが多く、ここに水道水を注ぎ入れることで、不純物を除去していきます。イオン交換樹脂は、他のタイプよりも頻繁に交換が必要な素材でできているため、ランニングコストが高く付く可能性もあります。
据え置き型(カウンタートップ)
浄水器本体をキッチン(蛇口付近)に置き、浄水器と蛇口をホースでつなぎ浄化を行うタイプです。価格帯は2~10万円と、蛇口直結型よりも高価ですが、カードリッジが丈夫で、1年に1回程度で済む場合もあります。
ビルトイン型(アンダーシンク)
据え置き型タイプと仕組みが似ていますが、ビルトイン型では浄水器本体をシンク下に設置します。価格は、浄水器設置工事費用込みで8~20万円が相場と言われており、やや割高となりますが、蛇口直結型タイプの約2倍の早さで水道水を浄化することができます。
逆浸透膜浄水器(RO膜浄水器)
ここで紹介した浄水器の中で、最も不純物の除去能力が高いタイプです。大型かつ高性能装置のため、設置工事費用も含めれば15~30万円、あるいはそれ以上となるものもあるでしょう。メンテナンスにも費用がかかるため、他のタイプに比べると普及していないのが現状です。
手間なく安心なお水を飲むならアクアクララ
不純物のより少ないお水にしようとするほど浄化に時間を要します。例えば、RO浄水器等を使ってお水を作る場合は、1分間に100cc程度しか貯まらない機種が多く、急な来客時などでは大変不便です。また、設置スペースも蛇口付近に限定されやすく、台所のスペースを圧迫してしまう心配があるでしょう。
そこで、浄水器にかわるアイテムとしてぜひおすすめしたいのが、アクアクララのウォーターサーバーです。アクアクララがお届けするお水は、不純物を取り除いたRO膜水に、4種類のミネラルをバランス良く配合しています。気になる放射性物質についても厳しい品質管理・検査体制の下、しっかりチェックし、除去されることが確認されていますので、いつでも手間なく安心なお水を飲むことができます。サーバー本体のサイズ・デザインも豊富で、ご家庭やオフィスのスペースに合わせて選ぶことができます。
浄水器は、家庭の蛇口近くに設置するだけで水道水に含まれる不純物を浄化する一方で、定期的なメンテナンスを要する点や、お水を作るのに時間がかる点など、いくつかのデメリットも存在します。お水のおいしさや品質にこだわるのであれば、ウォーターサーバーのご利用も一つの選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。
参考:
横浜市衛生研究所:浄水器について(価格に違いはあるけれど…)
http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/eiken/life-inf/mizu/zyousuiki.html