• 水の百科事典

水の成分とは?ミネラルが含まれてるってホント?気になる疑問にお答え

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私たちの生活に欠かせない水には、さまざまな成分が含まれています。水の種類によって含まれる成分は異なり、それに伴って口当たりや味も変わってきます。

そこで今回は、水の種類別に含まれる成分を解説しつつ、多くの水に含有する「ミネラル」の効果や水に与える影響についてご紹介します。また、アクアクララの水の成分についても解説しているので、ぜひご参考にしてください。

種類別で異なる?水の成分について

「水」と一言でいってもその種類は複数あり、それぞれで含まれる成分は異なります。私たちにとって切っても切り離せない水だからこそ、どのような成分が含まれているのか押さえておきましょう。

水道水

水道水は、河川やダム湖の表流水、井戸水、海水などを原水としています。採水後はそのまま供給されるのではなく、一度浄水場にて不純物の除去処理、殺菌消毒のための塩素添加が行われます。その後、厚生労働省が定める「51項目の水質基準」「27項目の水質管理目標」「45項目の要検討」のすべてをクリアした水が、各家庭へ供給されます。

そんな水道水には、カルシウムやナトリウム、カリウム、マグネシウム、ケイ素などが含まれており、このほか浄水場で添加された「塩素」も含有しています。水道水に含まれている塩素の量はごくわずかなため、人間が摂取すること自体に大きな問題はありません。ただし、水と風味と香りに影響を及ぼすため、「水道水の味が苦手」という方は少なくありません。

天然水

天然水は、特定の水源から採取した水です。天然水は「ナチュラルウォーター」と「ナチュラルミネラルウォーター」の2種類に大別され、呼称が異なるようにそれぞれの特徴にも違いがあります。

ナチュラルウォーターは採水後、沈殿・ろ過・加熱殺菌の3つの処理を行います。処理の工程が少ない分自然に近い仕上がりとなっており、ミネラルの含有量は少ないのが特徴です。
一方ナチュラルミネラルウォーターは、鉱化された地下水を原水としています。地表から浸透し、地下で移動・滞留中にミネラルが溶解した水のことを指すため、ナチュラルウォーターよりもミネラルが多く含まれているのが特徴です。

天然水に含まれているミネラルには、主にカルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムの4つがあげられます。

ミネラルウォーター

ミネラルウォーターは、ナチュラルミネラルウォーターを原水とした水です。「ミネラルウォーターと天然水は同じもの」とイメージされがちですが、それは誤りです。なぜなら、ミネラルウォーターは採水後、沈殿・ろ過・加熱殺菌に加えて、ミネラルの添加や調整が行われるため。つまり、人工的に手が加えられているので「天然」とはいえないのです。

そんなミネラルウォーターに含まれている成分は、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムの4つがあげられます。また、人工的に後からミネラルが添加されているので、リンを含むこともあります。

多くの水に含有!「ミネラル」の種類と水に与える影響

多くの水は「ミネラル」を含有しています。では、ミネラルにはどのような種類があり、水にはどのような影響を与えるのでしょうか?

水に含まれる主なミネラル

水に含まれるミネラルは、主に「カルシウム」「ナトリウム」「カリウム」「マグネシウム」の4つです。

カルシウムには、骨や歯を作ること以外に、血液の凝固作用や血圧をコントロールする効果もあります。また、筋肉の収縮作用や神経の興奮を抑制する効果もあり、不足すると筋肉や神経の興奮が高まり、痙攣や動悸、息切れなどの症状を引き起こすことがあります。

ナトリウムは、体液浸透圧の維持や栄養素の吸収・輸送、神経の刺激伝達などの働きをする成分です。万が一不足してしまった場合は、吐き気や目眩、頭痛などの症状を引き起こします。そのため、食品などからの摂取が欠かせませんが、過剰摂取はNGです。高血圧や動脈硬化などにつながる危険性があるため、十分に注意しましょう。

カリウムは、ナトリウムと同じく体液浸透圧を維持している成分です。筋肉を収縮させたり神経の刺激伝達を行ったりする役割もあり、不足すると倦怠感やしびれなどを引き起こす恐れがあります。

マグネシウムは、補酵素または活性中心として数多くの酵素の働きを助ける役割を担っています。また、神経や筋肉の緊張・興奮を抑制して正常化する働きもあり、不足すると手足のふるえ、痙攣などの症状を引き起こす恐れがあります。

ミネラルが水に与える影響

どの程度ミネラルが含まれているかによって、水の口当たりや味に違いが現れます。

たとえば「軟水」か「硬水」かは、カルシウムとマグネシウムが含まれる量によって変わってきます。カルシウムとマグネシウムの量が少ない場合は「軟水」、反対に量が多い場合は「硬水」です。
軟水は、まろやかな口当たりでさっぱりした風味が特徴です。日本の水道水や天然水のほとんどは軟水のため、日本人にとってなじみのある水といえます。一方で、硬水は重たい口当たりで多少の苦味を感じるのが特徴。しっかりとした飲みごたえを感じられるため、「喉ごしが強いほうがよい」という方にはとくにおすすめです。

このように、含まれるミネラルの量によって口当たりや味は変わるため、水を選ぶ際は「ミネラル(カルシウムとマグネシウム)の含有量」を確認し、自分好みかを判断するようにしましょう。

ウォーターサーバーの水の成分は?アクアクララを例にご紹介

では、ウォーターサーバーの水の成分はどのようになっているのでしょうか?たとえば、アクアクララのお水には、以下の量のミネラルが含まれています。

ミネラル 含有量
カルシウム 9.8mg/L
ナトリウム 5.0mg/L
カリウム 1.7mg/L
マグネシウム 1.2mg/L

アクアクララのお水は、4種のミネラルをバランスよく配合しているため、日本人の好みに合う味に仕上がっています。また、カルシウムとマグネシウムの量が少ない軟水なので、内臓機能が未熟な赤ちゃんも負担なく飲むことができ、さらにはペットの飲料水としても使用できます。そのため、アクアクララのお水は、家族全員で安心して飲めるのが特徴です。

おいしい水を安心して飲める!ウォーターサーバーのすすめ

「毎日飲む水は衛生的でおいしくものがよい」という方におすすめなのが、ウォーターサーバーです。ウォーターサーバーで使用している水は、原水をろ過し不純物を除去しているため、余計なものがほとんど含まれていません。また塩素も含んでいないので、水道水が苦手な方にとっても飲みやすい仕上がりになっています。

アクアクララでは、食品衛生法の基準を満たした水を原水とし、RO膜(逆浸透膜)でろ過して不純物を徹底的に除去したRO水を採用しています。ろ過の段階で不純物とともにミネラルも除去されますが、のちに4種のミネラル成分をバランスよく添加しているため、口当たりがまろやかでおいしいお水に仕上がっています。さらに、アクアクララでは味のプロが日々おいしさのチェックを行っています。これにより、変わらないおいしさのお水をお届けを実現しています。

「毎日飲むものだからこそ、衛生面と味にこだわりたい」という方は、ぜひアクアクララのウォーターサーバーを導入してみてください。

天然水ではなくRO膜(逆浸透膜)でろ過した安心安全な軟水

おいしいお水が誕生するまで

まとめ

私たちが活動するために欠かせない水には、いろいろな種類が存在します。それぞれに含まれる成分は違えど、ほとんどの水には「カルシウム」「ナトリウム」「カリウム」「マグネシウム」のミネラルが含有されています。今回ご紹介したように、ミネラルは健やかな身体を維持するには欠かせない存在のため、食事だけでなく水からも摂取するようにしましょう。

アクアクララでは、RO膜(逆浸透膜)で1000万分の1mmという細かな不純物まで除去したRO水を採用しています。純水に近いクリアなお水に4種のミネラルをバランスよく配合しているため、衛生面だけでなくおいしさにもこだわったお水に仕上がっています。「毎日の飲み水にこだわりたい」という方は、この機会にぜひアクアクララのウォーターサーバーの利用をご検討ください。