お風呂上がりの赤ちゃんに水分補給は必要?何を与えたらよい?

目次
赤ちゃんを育てる際には、さまざまな面に気を使う必要があります。なかでも、水分補給は、親がしっかり管理することが大切です。水分補給のタイミングとして、赤ちゃんをお風呂に入れたあとに水分を与えたほうがよいのか悩む方もいるでしょう。
そこで今回は、赤ちゃんのお風呂上がりの水分補給について解説します。また、お風呂上がりにすべきことや母乳・ミルク以外の水分は何を与えるのがよいのか、水で注意したいこともまとめているので、ぜひご参考にしてください。
宅配水初!「医師の確認済み商品」に認定されました
AskDoctors評価サービスにおいて、内科医100名のうち96%の医師がアクアクララを「ぜひ勧めたい」「勧めたい」と回答。「医師の確認済み商品」に認定されました。
※2023年5月 内科医100名 AskDoctors調べ
https://www.aquaclara.co.jp/askdoctors/
お風呂上がりは赤ちゃんに水分補給したほうがよい?
入浴中に汗をかいて体内の水分が失われるため、お風呂上がりは水分を与えることが大切です。その際に与える水分は、基本的に母乳かミルクで問題ありません。授乳前にお風呂に入れば、上がったあとに授乳し、赤ちゃんのお腹を満たしつつ水分補給もできるでしょう。
とはいえ、お風呂に入る前に赤ちゃんが空腹で泣いてしまうと、「先に授乳してからお風呂に入れよう」と授乳を優先することもあるかもしれません。お風呂に入れるのは授乳後時間が少し経ってからですが、それでも次の授乳まで時間が空いてしまいます。授乳からそんなに時間が経っていない場合でも、母乳かミルクを与えましょう。
ただし、赤ちゃんが飲まない場合は無理に飲ませる必要はありません。無理に飲ませると吐いてしまう恐れがあるので、様子を見ながら与えることをおすすめします。
水分補給以外に赤ちゃんのお風呂上りにすべきこととは?
赤ちゃんのお風呂上りには、単純な水分補給だけでなく、いくつかの大切なケアがあります。赤ちゃんは肌が敏感で、外的な刺激に対して反応しやすいので、正しいスキンケアや耳・鼻の掃除が必要です。ここでは、お風呂上りにすべきケアについて解説します。
スキンケア
赤ちゃんの肌は繊細で乾燥しやすいため、しっかりとしたスキンケアが大切です。特にお風呂上りは、乾燥しやすいです。お風呂で使ったボディソープやシャンプーが赤ちゃんの肌に残らないように十分に洗い流したあとに、正しい保湿剤を使って肌を守りましょう。
特に乾燥しやすい部位(顔、膝、肘、足の裏など)は念入りにケアが必要です。保湿クリームやローションなどを活用し、赤ちゃんの肌の乾燥を防いで肌荒れを予防しましょう。
鼻・耳の掃除
赤ちゃんのお風呂上りには、鼻や耳の掃除も大切です。赤ちゃんは鼻や耳の自浄作用が未熟なため、掃除してあげる必要があります。鼻の掃除は、綿棒や専用の鼻吸引器を使ってやさしくしましょう。特に鼻水が多い時期や風邪を引いた場合、しっかりとケアをしてあげることが大切です。
また、赤ちゃんの耳は汚れがたまりやすく、定期的に耳垢を取り除く必要があります。掃除する際には、耳の手前のところをやさしく拭き取る程度で十分です。
お風呂上がりの赤ちゃんに水分補給する際のポイント
お風呂上がりの赤ちゃんに水分補給する際は、赤ちゃんの月齢や体調に応じた正しい飲み物の選択、飲み方の工夫が大切です。ここからは、お風呂上がりの赤ちゃんに水分を与えるポイントについて解説します。
月齢に応じて飲み物を決める
赤ちゃんの月齢に応じた飲み物を選ぶことは重要です。新生児や生後1ヶ月ほどの赤ちゃんは、母乳もしくはミルクが主な栄養源となります。そのため、お風呂上がりには、母乳やミルクを与えるとよいでしょう。
生後4ヶ月以上になると、ミルク以外に少量の水分を与えられるようなります。ただし、与えられる飲み物や量は、月齢によって制限されるため、医師や助産師などに相談しながら適切に与えることが大切です。母乳・ミルク以外の与えてもよい飲み物に関しては次の章で紹介します。
赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませる
お風呂上がりは、赤ちゃんの体温が上がることで発汗や代謝がよくなり、喉が渇きます。そのため、水分補給する際には赤ちゃんが欲しがるだけの量を与えるように心がけましょう。
ただし、無理に飲ませるのは避けて赤ちゃんのペースに合わせて飲ませることが大切です。
お風呂から上がって30分後に飲ませる
お風呂上がりにすぐに水分を与えることは避けるべきです。お風呂上がりにすぐに水分を与えてしまうと、消化器官に負担がかかってしまう可能性があります。そのため、お風呂から上がって30分後に水分を与えるようにしましょう。
母乳・ミルク以外でお風呂上がりの赤ちゃんに与えてもよい水分は?

母乳・ミルク以外に与えられる水分には、湯冷ましや赤ちゃん用の麦茶・果汁・イオン飲料もあります。ただし、果汁とイオン飲料には糖分が含まれているので、与え過ぎには注意しなければなりません。
また、赤ちゃんによっては麦茶の味を好まないことがあります。もし赤ちゃんが麦茶を嫌がって飲まない場合は、湯冷ましを与えてみるのがおすすめです。湯冷ましに変えても飲まない場合は、水分を欲していない可能性があります。前述したように、無理に水分を与えると吐いてしまう恐れがあるので、無理に与えず様子を見るようにしましょう。
母乳・ミルク以外の水分を飲んだときは、与え過ぎにも注意が必要です。なぜなら、母乳・ミルク以外の水分を与え過ぎるとそれでお腹がいっぱいになり、母乳・ミルク量が減って十分な栄養を摂取できなくなる可能性があるからです。赤ちゃんがぐずらないのであれば、少量だけ与えるとよいでしょう。
湯冷ましを与えるなら「水」に注意しよう
湯冷ましを与える際、赤ちゃんに与える「水」に注意しなければなりません。以下で注意点をご紹介するので、押さえておきましょう。
水道水は十分に沸騰させる
水道水で湯冷ましを作る際は一度水を沸騰させますが、このとき沸騰させる時間が短いと有害性が疑われている「トリハロメタン」が除去できていない恐れがあります。そのため、沸騰したらさらに10〜15分以上は沸かし続けましょう。
お風呂上がりに湯冷ましを与える場合は、入浴前に作っておくのがおすすめです。そうすれば、お風呂上がりすぐに赤ちゃんに湯冷ましを与えることができます。
軟水を選ぶ
赤ちゃんは内臓機能が未熟なので、ミネラル成分を多く含む硬水を与えると消化不良を起こす恐れがあります。そのため、赤ちゃんに与える水はミネラル成分が少ない軟水を選ぶのがおすすめです。
湯冷ましにペットボトルの水を使用する場合は、ラベル表示をチェックしましょう。海外製のミネラルウォーターだと硬水もあるので、確認しないまま購入すると赤ちゃんに硬水を与えてしまいます。間違って硬水を購入した場合は、大人が食べる料理に使用するとよいでしょう。
お風呂上がりの水分補給に便利なウォーターサーバー

手間なく赤ちゃんの湯冷ましを作りたい場合は、ウォーターサーバーの利用がおすすめです。
たとえば、水道水で作った湯冷ましをお風呂上がりの赤ちゃんに与える場合は、お風呂に入る前から準備をしておかないと水分を与えるまでに時間がかかります。お風呂の準備をしている最中に赤ちゃんがぐずってしまうと、湯冷ましを作るのを忘れてしまうこともあるでしょう。
その点、ウォーターサーバーなら温水・冷水をすぐに準備できるため、スピーディーに湯冷ましを作ることができます。これにより、お風呂に入る前に湯冷ましを作り忘れたとしても赤ちゃんを待たせることなく水分を与えられます。
また、ウォーターサーバーの水にはトリハロメタンが含まれていません。貯水槽や水道管が原因で錆びなどが混入する心配もないので、赤ちゃんに安心して水を与えられるでしょう。もちろん赤ちゃんだけでなく、ママ・パパの水分補給にもウォーターサーバーは最適です。
まとめ
お風呂上がりは、汗により体内の水分が失われるため、水分補給をすることが大切です。離乳食が始まる前の赤ちゃんに与える水分は、基本的に母乳かミルクです。入浴中は汗で体内の水分が失われるので、お風呂上がりにも母乳かミルクを与えましょう。母乳・ミルク以外であれば、湯冷ましを与えるのがおすすめです。水には糖分が含まれていないため、カロリーを気にする心配がありません。
ただし、硬水は赤ちゃんの内臓に負担を与えるため、「軟水」を与えましょう。
アクアクララのお水は、硬度「29.7mg/L」の軟水です。RO膜(逆浸透膜)を使ったろ過システムで1000万分の1mmという細かな不純物まで除去しているため、有害物質は含まれていません。
さらに、メーカーによる定期メンテナンスでウォーターサーバーの衛生を維持することもできます。ウォーターサーバーがあれば安心な水を与えられるほか、家事・育児の負担軽減にもつながるため、まだ使ったことがない方はぜひこの機会にご利用してみてはいかがでしょうか。
監修者
繁和泉(看護師・予防医学士)

看護師・予防医学士として長年「病期になる前の未病の段階」で対処することを念頭に、誰にでもできる健康習慣の情報発信に精を出す。「朝晩コップ1杯の水を取る」厚生労働省が掲げる推進運動に賛同。「水を飲むことの大切さ」をわかりやすく発信するとともに、自身も「1日1.5L以上の水分」を摂取し、美容と健康維持に役立てている。