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プロテインは水と牛乳どちらで割るのがよい?それぞれのメリット・デメリットとは

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プロテインはたんぱく質を効率よく補うことができるため、「筋力向上のため」「ダイエットのため」といった目的で飲む方は少なくありません。

そんなプロテインには粉末タイプとゼリータイプ、ドリンクタイプがあり、粉末タイプは水か牛乳で割って飲むのが一般的です。そこで気になるのが、「水と牛乳どちらで割って飲むのがよいのか」ということ。

今回は、プロテインを水と牛乳で割るメリット・デメリットを解説します。また、水と牛乳以外の割りものやプロテインを飲むおすすめのタイミングについてもご紹介するので、ぜひご参考にしてください。

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プロテインを牛乳で割るのはダメ?

プロテインは牛乳で割って飲んでも問題ありません。しかし、牛乳と水にはそれぞれに異なる性質があるため、プロテインを飲むタイミングや目的によってどちらがよいか選択すべきです。

たとえば、牛乳はゆっくり消化する特徴を持っているため、就寝前や間食の際のプロテイン摂取に向いているでしょう。一方の水は、消化吸収が早いという特徴があるため、トレーニング後に向いています。

なお、乳糖不耐症と診断されている方はプロテインを牛乳で割るのは避けましょう。乳糖不耐症では、牛乳に含まれる乳糖を消化する酵素が十分に働きません。そのため、牛乳で割ったプロテインを飲むとおなかに不快感を覚える可能性があります。乳糖不耐症の方は水で割って飲みましょう。

プロテインは水と牛乳どっちで割るのがよい?それぞれのメリット・デメリット

プロテインを飲むとき、「水」と「牛乳」どちらで割ればよいのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。水と牛乳には、それぞれメリット・デメリットがあります。

プロテインを水で割るメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット

1つ目は、「牛乳に比べてコストがかからない」という点があげられます。水もお金がかからないわけではありませんが、牛乳を購入するよりも安く抑えることができます。

2つ目は、「水なら外出先でも作れて持ち運びが便利」という点があげられます。たとえばジムでプロテインを飲む場合、牛乳で割るなら水筒に入れるか、コンビニやスーパーで購入しなければなりません。くわえて、牛乳は冷蔵保存が一般的なため、持ち出してぬるくなったときに飲んでよいのかわからず、処分せざるを得ないこともあるでしょう。

その点、水ならそのような心配はほとんどいりません。水を水筒に入れて持ち運べば外出先でもプロテインを手軽に作れるのはもちろん、水筒を忘れてもジムや自動販売機には水が売られています。コンビニやスーパーに行かなくても手に入りやすいので、外出先で水を忘れても安心です。

3つ目は、「カロリーを気にせず飲める」という点があげられます。牛乳にはカロリーが含まれていますが、水にはカロリーが含まれていません。そのため、ダイエットや健康面でカロリーを気にしている方は、プロテインを飲む際に最低限のカロリーで抑えることができます。

4つ目は、「吸収速度が早い」という点があげられます。トレーニング後、筋肉の回復を促すには早めにたんぱく質を摂取するのがよいといわれています。しかし、牛乳だと吸収速度が落ちてしまうため、プロテインの特性を活かしきれません。その点、水は吸収速度が早くトレーニング後の吸収効率が高まっている状態で飲めば、体内に素早くたんぱく質を補給することができます。

デメリット

デメリットには、「プロテインの風味が苦手な人には飲みにくい」という点があげられます。水はほぼ無味無臭のため、水で割るとプロテイン本来の風味がダイレクトに感じられます。これにより、プロテインの味が苦手だと飲みづらさを感じてしまうのです。

しかし、現在はバナナ味やピーチ味、ココア味など味のバリエーションが豊富です。自分の好きな味のプロテインを選ぶことで、さほどデメリットに感じることはありません。

このほか、「カロリーを摂取したい人にはあまり向いていない」という点もデメリットとしてあげられます。前述したように、水はゼロカロリーです。プロテインを飲む方の中にはカロリーを摂取したいという方もいるでしょう。そのような方にとっては、プロテインを水で割るのはデメリットになり得ます。

牛乳

プロテインを牛乳で割るメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット

1つ目は、「プロテインの風味が苦手な人でも飲みやすくなる」という点があげられます。プロテインによってさまざまな味があるため、飲みやすさ重視で好きな味を選ぶ方もいるでしょう。しかし、「おいしそう」と思って購入した製品が、実際に飲んでみると好みでないこともあります。そのような場合、牛乳で割ることでプロテインの風味を抑えることができます。これにより、仮に苦手な味だったとしてもプロテインをおいしく飲むことができるのです。

2つ目は、「牛乳の栄養素も補える」という点があげられます。牛乳には、カルシウムやたんぱく質、ビタミンなどさまざまな栄養素が豊富に含まれています。プロテインを牛乳で割れば、それぞれの栄養素を同時に補うことができるため、忙しい方によいでしょう。

3つ目は、「吸収スピードを緩やかにできる」という点があげられます。牛乳には脂肪分や糖質が含まれているため、プロテインの吸収スピードが遅くなります。就寝前に牛乳で割ったプロテインを飲むことで、筋肉を効率よくリカバリーできるでしょう。

4つ目は、「睡眠の質が高まる」という点があげられます。牛乳にはアミノ酸の一種であるトリプトファンが含まれています。トリプトファンは催眠や精神安定などの作用がある神経伝達物質のセロトニンの材料であり、セロトニンは睡眠を促すメラトニンというホルモンとなります。つまり、牛乳を飲めば睡眠の質が高まるのです。

普段、牛乳だけだと飲まないという方でも、プロテインの割りものにすることで自然と飲み続けることができます。

デメリット

デメリットには、「牛乳を購入しなければならないためコストがかかる」という点があげられます。製品にもよりますが、牛乳1Lあたり200円前後します。価格が安い牛乳を購入しても、水に比べるとコストがかかってしまうでしょう。コストを抑えたいなら毎回牛乳で割るのではなく、プロテインを飲むタイミングに応じて水で割るのがおすすめです。

このほか、「牛乳の管理に手間がかかる」という点もあげられます。たとえばプロテインを水道水で割って飲む場合、作るたびに水道の蛇口をひねるだけです。そのため、賞味期限を気にする必要はありません。しかし、牛乳には賞味期限があり開封後は早めに飲み切る必要があります。また、前述したように冷蔵保存が一般的なため、外出時の持ち出しにはあまり向いていません。

プロテインを牛乳で割るデメリットには、「摂取カロリーが多くなる可能性がある」という点もあげられます。カロリーゼロの水に対し、牛乳200mlのカロリーは126kcalです。低カロリーではありますが、カロリーを気にしている方にとっては牛乳で割ることがデメリットになることもあります。

プロテインを水と牛乳のどちらで割るのかを迷った際の判断基準

先述した通り、プロテインは牛乳で割って飲んでも問題ありませんが、タイミングや目的によって水と牛乳を使い分けることが大切です。ここからは、プロテインを水と牛乳のどちらで割るのかを迷った際の判断方法について解説します。

牛乳の栄養素も取り入れたいとき

プロテインとともに、カルシウムやビタミンなどの栄養素も摂取したい場合は、牛乳で割るのがおすすめです。牛乳には、カルシウムなどのミネラルやビタミンB群が豊富に含まれているため、プロテインを牛乳で割って飲むと、牛乳に含まれるさまざまな栄養素も摂取できます。

ただし、牛乳で割ると摂取カロリーが増えることに注意が必要です。牛乳100mlあたりには約60kcalのエネルギーが含まれています。牛乳を加えると摂取カロリーが増えるため、太りやすくなることを覚えておきましょう。

プロテインと牛乳の相性

プロテインの味によっては牛乳で割ったほうがよりおいしく飲めることがあります。昨今のプロテインは、味のバリエーションが豊富です。たとえば、チョコレートやココア、バニラ、バナナ、ストロベリーなどの味のプロテインは牛乳とよく合います。一方で、レモンなど柑橘系の味は水で割るとさっぱり飲めるでしょう。

おいしく飲めれば習慣化しやすくなるため、プロテインと牛乳、水の相性で選ぶことも大切です。

消費カロリーの多さ

肥満を気にされている場合は、消費カロリーにも目を向けましょう。人が太るのは、摂取カロリーが消費カロリーを上回るときです。消費しきれずに余ったカロリーが脂肪に変わって体に蓄積されて、肥満になります。

水は0kcalですが、牛乳にはカロリーが含まれるため、プロテインを牛乳で割ると太りやすくなるでしょう。しかし、水泳やジョギングなどの負荷が高い有酸素運動に取り組んでいる方は、消費カロリーが多くなります。そのため、牛乳で割ったプロテインを飲んでも太る心配はあまりありません。

水と牛乳以外もあり!プロテインの割り方をご紹介

プロテインの割りものは水と牛乳だけではありません。味を変えたいときは、下記の飲み物を使うのも一案です。

豆乳

豆乳には大豆たんぱく質が多く含まれており、プロテインの吸収速度を緩やかにします。そのため、牛乳と同じく吸収速度を遅くしたい就寝前に豆乳で割って飲むのがおすすめです。

このほか、大豆には鉄やカリウム、カルシウムなどのミネラル成分も豊富に含まれています。また、エストロゲンと似た働きをする大豆イソフラボンが含まれているのも豆乳の特徴です。

エストロゲンとは女性ホルモンのひとつで、加齢とともに減少します。これにより、骨粗しょう症や更年期障害が起こりやすくなります。大豆イソフラボンはこれらの症状を予防・改善する効果が期待できるため、特に女性の方はプロテインを飲む際に豆乳で割るのがよいかもしれません。

ただし、豆乳には「調整豆乳」と「無調整豆乳」があり、調整豆乳には塩分や糖分、果汁などが含まれています。カロリーが気になる方は、無調整豆乳を選ぶようにしましょう。

コーヒー

プロテインの風味に飽きてきたら、コーヒーで割るのもおすすめです。たとえば、キャラメルやバニラなどの甘いプロテインを飲んでいると、ときには「甘いもの以外が飲みたい」ということも。そのような場合、ブラックコーヒーで割れば甘い風味がコーヒーの苦味で中和され、すっきりとした味に仕上げることができます。

ただし、コーヒーにはカフェインが含まれています。就寝前には向かないので、起床時やお昼頃などのタイミングにコーヒーで割って飲むとよいでしょう。

ジュース

プロテインはジュースと組み合わせても問題ありません。好きなジュースを選べば、「プロテインの味が苦手」「プロテインの味に飽きた」といった場合でも無理なく飲み続けることができます。また、ジュースといってもオレンジやりんご、ぶどうなど味のバリエーションが豊富なので、日によって味を変えるのもおすすめです。

ただし、ジュースによっては糖質が多く含まれています。最低限のカロリーに抑えたい方は、果汁100%のジュースを選ぶようにしましょう。

プロテインを飲むおすすめのタイミング

プロテインを飲むおすすめのタイミングには、「朝食時」があります。食事と一緒にプロテインを飲むことで、栄養バランスをアップさせることができます。

朝食時にプロテインを飲む際は、牛乳や豆乳、コーヒーで割るとよいでしょう。前述したように、牛乳や豆乳には栄養素が豊富に含まれているため、より栄養バランスをアップできます。また、コーヒーにはカフェインが含まれているので、眠気覚ましに最適です。

このほか、プロテインを飲むおすすめのタイミングには「間食時」もあります。間食時にプロテインを飲むことで、栄養を補給できます。

「トレーニング後」もプロテインを飲むのにおすすめのタイミングです。疲れた筋肉を回復できるので、積極的にプロテインを飲むようにしましょう。トレーニング後にプロテインを飲む場合は、水で割るのがベストです。なぜなら、前述したように水で割ると吸収速度を早めることができるため。これにより、プロテインの特性を最大限に活かせます。

プロテインを飲むおすすめのタイミングには、「就寝前」もあります。ダイエットをしている方の中には、就寝前には何も口にしないという方も少なくありません。しかし、空腹のまま就寝すると傷ついた筋肉を修復することができなくなってしまいます。

そのため、就寝前もプロテインを飲むようにしましょう。プロテインを飲めば成長ホルモンが促され、筋肉を修復することができます。ただし、就寝直前は胃に負担がかかるので、就寝前の30分〜1時間前に飲むのがおすすめです。吸収速度が緩やかになる牛乳もしくは豆乳で割って飲むことで、就寝中の身体にゆっくりと栄養を与えることができます。

プロテインを水で割るならアクアクララのウォーターサーバーがおすすめ

プロテインを水で割る際は、アクアクララのお水を使うのがおすすめです。

なぜなら、アクアクララはRO水を採用しているため。RO水とは、RO膜(逆浸透膜)を使ったろ過システムで水中に含まれる不純物を除去した、限りなく純水に近い水のことです。水道水だと塩素の風味が気になって飲めない方でも、アクアクララのお水なら塩素の風味を気にせず飲むことができます。

さらに、アクアクララでは4種類のミネラル成分(カルシウム・ナトリウム・カリウム・マグネシウム)を配合しています。現代人に不足しがちなミネラル成分をプロテインと一緒に摂取することで、栄養バランスをアップさせることができるはずです。

このほか、アクアクララのお水は硬度「29.7mg/L」の軟水に仕上がっています。口当たりがまろやかなうえ雑味がないため、プロテインの風味に影響を与えず飲みやすく仕上がります。

プロテインをおいしく飲みたい方は、アクアクララのウォーターサーバーを利用してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

プロテインは水、もしくは牛乳で割って飲むのが一般的です。どちらでもよいとはいえ、「それぞれどのようなメリット・デメリットがあるのかわからない」という方もいるでしょう。

プロテインを水で割る場合は、「コストがかからない」「外出先でも作って飲める」「カロリーを気にせず飲める」「吸収速度が早い」というメリットがあります。一方、デメリットには「プロテインの味が苦手な人には向いていない」「カロリーを摂取したい人には向いていない」という点があげられます。

プロテインを牛乳で割るメリットは、「プロテインの味が苦手な人でも飲みやすい」「牛乳の栄養素も補える」「吸収スピードが緩やか」「睡眠の質が高まる」です。デメリットには、「コストがかかる」「牛乳の管理に手間がかかる」「摂取カロリーが多くなる可能性がある」という点があげられます。

このように、水と牛乳にはそれぞれメリット・デメリットがあるので、プロテインを飲むタイミングによって使い分けるとよいでしょう。

なお、プロテインを水で割る際は水にもこだわることが大切です。アクアクララのお水は限りなく純水に近い水をベースに、4種類のミネラル成分をバランスよく配合した軟水です。プロテインの割りものとして使用できるだけでなく、普段の水分補給のお水としてもおいしく飲むことができます。おいしいお水でプロテインを作りたい方は、ぜひアクアクララのウォーターサーバーをご利用ください。
 

監修者

石本 めぐみ(管理栄養士)

国立大学文学部を卒業後、一般企業勤務を経て栄養士専門学校に入学し、栄養士資格を取得。
病院給食、食品メーカーの品質管理、保育園栄養士を経験して2022年に独立。栄養・健康分野の記事執筆を中心に活動中。