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ウォーターサーバーの選び方とは?押さえておきたい7つのポイントと注意点

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ウォーターサーバーを選ぶ際、最も重視すべきポイントをご存知でしょうか。水質、料金、ウォーターサーバーの機能、ウォーターボトルの種類など、用途や目的によってチェックポイントは異なるかもしれませんが、いずれにせよ長く安心して使えるメーカーを選ぶことが大切です。
昨今は、インターネットでも多くの情報が得られるようになっていますが、悩んだときは無料お試しサービスや店頭試飲など、メーカーごとの特徴を比較してみるのもおすすめです。

今回は、ウォーターサーバーを選ぶ際に押さえておきたい7つのポイントをご紹介します。また、要望や環境に合わせた選び方や注意点なども解説しているので、ぜひご参考にしてください。

ウォーターサーバーの選び方!基本となる7つのポイント

ウォーターサーバーを選ぶ際は、以下のポイントをチェックするようにしましょう。

1.水で選ぶ

ウォーターサーバーに使われる水には、特定の水源から採水された水を原水とした「天然水」と、RO膜(逆浸透膜)と呼ばれる特殊なフィルターを使って不純物を除去した「RO水」の2種類があります。

このうち天然水は、天然のミネラル成分を水と一緒に摂取できることから、天然由来のものを好む方に根強い人気があります。

一方、RO水は水道水に含まれる塩素や重金属類はもちろんのこと、ごく微少な環境ホルモンや放射性物質なども逃さず除去した「限りなく純水に近い水」です。この「限りなく純水に近い水」に、おいしさとなるミネラル成分をバランスよく添加した水(デザインウォーター)が、ウォーターサーバーの水として販売されています。RO水は安心して飲める水に仕上がっているため、赤ちゃんが飲むミルク作りにも利用できます。

2.ボトルで選ぶ

ウォーターサーバーに使うウォーターボトルには、1回で使い切るタイプの「ワンウェイボトル方式」と、再利用可能な「リターナブルボトル方式」の2種類があります。

ワンウェイボトル方式は、市販されるペットボトル飲料と同じ感覚で利用できます。水がなくなったら各家庭で処分するため、空きボトルや梱包材(段ボールなど)の廃棄の際に手間がかかるものの、次の配達まで水の置き場所に困ることがありません。

リターナブルボトル方式では、ガロンボトルと呼ばれる半透明の容器が用いられます。水が空になったら、次の配達時に業者に回収してもらうのでゴミが出ません。空きボトル回収後は工場で洗浄、殺菌し再利用されるためリターナブルボトル方式は環境に優しいといえるでしょう。

3.ウォーターサーバーの形式(ボトルの設置個所の違い)で選ぶ

ウォーターサーバーには、ウォーターボトルを上にセットする「上置きタイプ」、下にセットする「下置きタイプ」の2種類があります。

上置きタイプは、ウォーターボトルをウォーターサーバーの上端に挿入し、重力の力で水をタンクに注入する仕組みのものもあるので、そういったウォーターサーバーであれば停電時にも水を注ぐことができます。
ウォーターボトルを設置する部分にフタがついていない、もしくは透明のフタを採用しているウォーターサーバーであれば、水が減っていく様子もすぐに確認でき、交換のタイミングも逃しません。

一方下置きタイプは、ウォーターサーバーの下部にある扉を開き、そこにウォーターボトルを挿入するタイプです。ウォーターボトルを床面から持ち上げる必要がないため、女性やご高齢の方も安心して使用できます。
ただし、上置きタイプと比較して水のセット方法が複雑なため、慣れるまでは設置に時間がかかってしまうことがあります。また、うまくセットできない場合は、水漏れが発生するケースもあるようです。

なお、下置きタイプのウォーターサーバーは注水に電子制御を用いているため、停電時には使用できなくなってしまいます。

4.給水口の高さで選ぶ

ウォーターサーバーを選ぶ際は、給水口の高さもチェックしておくことが大切です。
たとえば、ウォーターサーバーの給水口が腰よりも下の位置にある場合、高身長の方だと水を入れる際にかがむ必要があります。その点、給水口が腰よりも上の位置にあるウォーターサーバーであれば、注水時にかがまなくて済みます。

給水口の位置によって使い勝手が悪く感じてしまう可能性があるので、ウォーターサーバーを選ぶときは給水口の高さも確認しておきましょう。

5.出水方法(ボタン式・レバー式・つまみ式)で選ぶ

ウォーターサーバーを選ぶ際は、出水方法も確認しておくことが大切です。

出水方法には、「ボタン式」「レバー式」「つまみ(コック)式」の3種類があります。
ボタン式は、ボタンを押し続けている間に水が出て、ボタンから手を離すと水が止まる出水方法です。ウォーターサーバーによってはタッチパネル式を採用しているものもあり、この場合はスマートな見た目をしているのが特徴です。

レバー式は、グラスなどの容器をレバーに当てる出水方法です。ウォーターサーバーによっては、レバーを引いて水を出す仕様になっていることもあります。レバー式の場合、出水に電力を必要としないため、停電時にも使用することができます。

つまみ(コック)式は、つまみを下または上に倒す出水方法です。レバー式と同様に、水を出す際に電力を必要としないため、停電時にも使用できます。

6.費用で選ぶ

ウォーターサーバーを選ぶ際は、費用もチェックしておきましょう。

ウォーターサーバーを利用する上で月々にかかる費用には、主に「ウォーターサーバーのレンタル料」「水代」「配達料」「電気代」の4つがあげられます。メーカーによってはレンタル料が無料だったり、配達料が水代に含まれていたりすることもあります。そのため、ウォーターサーバーを選ぶ際は、まずレンタル料と配達料がかかるのかを確認しましょう。

このほか、メーカーによっては「メンテナンス料」「サポート料」が発生することもあります。
メンテナンス料とは、ウォーターサーバー本体の衛生を保つため、メーカーがメンテナンスを実施する際にかかる料金のことです。メーカーや機種によってメンテナンスの実施頻度は異なりますが、1年に1回、または2年に1回であることが多くなっています。
サポート料とは、ウォーターサーバー本体の設置や故障時の対応にかかる料金のことです。メーカーによっては、上述したメンテナンス料をサポート料に含んでいることもあります。

仮に月々にかかる料金が安くても、メンテナンス料・サポート料によって予算をオーバーすることもあるため、あわせて確認しておくようにしましょう。

くわえて、注文ノルマがあれば「配達休止料」、万が一解約することも考えて「解約金・退会手数料」も確認するのがおすすめです。
トータルの費用がどのくらいになるのかを計算し、無理なく利用し続けられるメーカーを選びましょう。

7.デザインで選ぶ

ウォーターサーバーは、デザインで選ぶのも一案です。昨今は見た目がおしゃれなウォーターサーバーも増えているため、部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。

たとえば、クールな雰囲気の部屋には、隅が角ばった立方体のウォーターサーバーがおすすめです。角ばったフォルムがウォーターサーバーをすっきり見せてくれるので、クールな雰囲気にマッチしやすいといえます。反対に、温かみのある部屋には円柱形のウォーターサーバーを設置することで、優しい印象をさらに引き立てることができるでしょう。

部屋との相性を重視するなら、ウォーターサーバーの機能とあわせてデザインも考慮しましょう。

ウォーターサーバーは要望や環境に合わせて選ぶのもおすすめ

ウォーターサーバーは、要望や環境を考慮して選ぶことも大切です。

より衛生面に気をつけたい

衛生面が心配であれば、定期メンテナンスを実施しているメーカーを選ぶようにしましょう。
定期メンテナンスを行っているメーカーなら、安心してウォーターサーバーを利用できます。一般社団法人日本宅配水&サーバー協会(JDSA)も、衛生面、安全面の観点から定期的なメンテナンスを推奨しています。

赤ちゃんや子どもがいる

赤ちゃんや子どもがいる家庭なら、チャイルドロック機能が搭載されているウォーターサーバーを選びましょう。チャイルドロック機能を搭載したウォーターサーバーなら、赤ちゃんや子どもが誤ってフォーセット(給水口)に触れてお湯が出てしまい、やけどをする事故を防げます。安心して利用するためにも、チャイルドロック機能の有無を確認しておくことが大切です。

置き場所に悩んでしまう

ウォーターサーバーには、床に直接設置する「床置きタイプ」、棚やテーブルなどに設置する「卓上タイプ」の2種類があります。ウォーターサーバーを置くスペースの確保が難しい場合は、卓上タイプを選択しましょう。

メーカーではなかなか教えてくれない!ウォーターサーバー選びの注意点

大手口コミサイトやQ&Aサイトなどにある、ウォーターサーバー利用者の失敗談などから、メーカーが説明したがらないウォーターサーバー選びの注意点をそれぞれのポイントごとにご紹介します。

解約金・退会手数料

店頭催事などで、長期期間(2〜3年)しばりなどの事前説明がなく、契約をしてしまいトラブルになるケースは珍しくありません。主に、ワンウェイボトル方式のウォーターサーバーメーカーにてこのようなケースが多いようです。解約金・退会手数料に関しては、販売スタッフに必ず確認するようにしましょう。

ボトルの注文ノルマ

主に、ワンウェイボトル方式のウォーターサーバーのメーカーの中には、ボトルの注文ノルマ未達の場合、無料と謳っていたサーバーレンタル料金が有料になってしまうケースも多いようです。
解約金・退会手数料と同様に、トラブルにならないよう、販売スタッフに必ず説明を求めるようにしましょう。

ウォーターサーバーの設置・撤去

ウォーターサーバーの設置・撤去は、メーカー側がする場合と、自分自身(お客さま)で行う場合があります。機械類が苦手な方はもちろん、ウォーターサーバーは本体などで20kg以上の重量にもなり、1人で設置することは難しいでしょう。

設置・撤去の専門スタッフがいるメーカーの場合、専門のスタッフが責任を持って対応してくれるので、安心してウォーターサーバーを利用することができます。
ウォーターサーバーの設置・撤去をするときのことも考えて、メーカーのサポート体制も事前に確認をしておくとよいでしょう。

故障などのトラブル対応

主に、宅配会社に配達を委託しているメーカーの場合、専門のスタッフがいないため、ウォーターサーバーの故障や水漏れが発生した際は基本的に電話でのサポートのみとなります。早急に対処が必要なトラブルであっても数日間放置される可能性もあるため、サポート体制も事前に確認しておくことが大切です。

ウォーターサーバー選びで悩んでいる方にはアクアクララがおすすめ

ウォーターサーバーの選び方を押さえても、「メーカーが多くて1社に絞れない」と悩んでいる方もいるでしょう。心当たりがある方は、ぜひアクアクララのウォーターサーバーに目を向けてみてください。以下では、アクアクララの特長をご紹介します。

ミネラル成分をバランスよく配合したRO水を採用

アクアクララでは、RO膜(逆浸透膜)を使ったろ過システムで原水に含まれる不純物を取り除いたピュアウォーターに、4種のミネラル成分(カルシウム・ナトリウム・カリウム・マグネシウム)をバランスよく配合した「RO水」を採用しています。
「硬度 29.7mg/L」の軟水に仕上がっているため、口当たりがまろやかで飲みやすいのが特長です。

天然水ではなくRO膜(逆浸透膜)でろ過した安心安全な軟水

おいしいお水が誕生するまで

環境に配慮したリターナブルボトルを採用

アクアクララでは、再利用可能なリターナブルボトルを採用しています。

たとえば、12Lの水を500mlのペットボトルで用意するとなると、約24本必要になります。アクアクララのウォーターサーバーを利用すれば、12Lの水をリターナブルボトル1本で用意できるため、約24本分のペットボトルゴミの排出を抑えることができます。

くわえて、ワンウェイだと段ボール・水のパック全てゴミになりますが、アクアクララの空ボトルは回収して再利用されます。ウォーターボトルがゴミとなることがないので、エコ活動に貢献できます。

なお、アクアクララのウォーターボトルは12Lと7Lから選べます。

アクアクララについて

注文ノルマなし

アクアクララでは、注文ノルマを設けていません。お水のストックが減ったタイミングでウォーターボトルを注文できるので、「今月はお水が残っているから注文しない」という選択を取ることができます。注文ノルマを気にして必要以上にお水を注文する必要がないので、無理なくお使いいただけます。

ウォーターサーバーのスペックと価格・水の値段

定期メンテナンスを実施

アクアクララでは、自社基準の「洗浄メンテナンス資格」を取得した専任スタッフによる定期メンテナンスを2年に1度の頻度で実施しています。そのため、安心してウォーターサーバーをお使いいただけます。

ウォーターサーバーの使い方やボトル交換・お手入れ方法は?

どのような種類がある?アクアクララのウォーターサーバー

アクアクララでは、「アクアファブ」「アクアウィズ」「アクアスリム」「アクアスリムS」の4種類のウォーターサーバーを取り扱っています。それぞれの特長は以下のとおりです。

アクアファブ

アクアファブは、グッドデザイン賞を受賞した、どのような空間にも馴染むシンプルなデザインが特長です。ウォーターサーバーによって部屋の雰囲気が乱れる心配がないので、好きな場所に設置しやすいといえます。

さらにアクアファブなら、コップなどを置く「ウォータートレイ」を自由に出し入れすることができます。ウォータートレイを収納すれば大きいサイズの容器にも難なく注水できるため、別の容器に水を入れてから移すという手間を省けます。

アクアファブについてはこちらから

アクアウィズ

アクアウィズは、コーヒーマシンを搭載したウォーターサーバーです。ウォーターサーバーとして冷水・温水を出せるほか、コーヒーマシンを使用すればアクアクララのお水を使ったおいしいコーヒーを作ることもできます。そのため、「よくコーヒーを飲む」「おいしいコーヒーを飲みたい」という方には特におすすめです。

さらに、アクアウィズはウォーターボトルが下置きタイプなので、女性やご高齢の方も手軽に交換作業を行えます。また、設置したウォーターボトルは完全に見えなくなるため、家具のように部屋によく馴染むのも特長のひとつです。

アクアウィズについてはこちらから

アクアスリム

アクアスリムは、その名のとおりスリムタイプのウォーターサーバーです。底面スペースを含めても「幅 313mm」「奥行き 323mm」なので、キッチンやお部屋のわずかなスペースに設置することができます。

さらに、アクアスリムには水ハネしにくい「水受け皿」が搭載されています。スリムながらも水受け皿は奥行きを広く設定しているため、注水時に手元から水がこぼれても床を濡らしてしまう心配がほとんどありません。

アクアスリムについてはこちらから

アクアスリムS

アクアスリムSは、卓上タイプのウォーターサーバーです。床面にウォーターサーバーの設置スペースを確保するのが難しい場合でも、アクアスリムSならキッチンのカウンターや棚の上などに設置することができます。

さらに、ウォーターボトルを装着していないときの重量は約13kgと軽いため、移動も手軽に行えます。

アクアスリムSについてはこちらから

まとめ

初めてウォーターサーバーの設置を検討する際は、どのメーカーを選んだらよいか悩みがちです。長く安心して使い続けることができるメーカーを選ぶためにも、今回紹介したポイントをぜひご参考にしてください。

また、メーカー選びで迷ったときはアクアクララのウォーターサーバーに目を向けてみてください。自分に合うウォーターサーバーがきっと見つかるはずです。