ウォーターサーバーにアース線の取り付けは必要?よくある疑問も解説!
目次
ウォーターサーバーに付いているアース線。そもそもアース線は何のためにあるのか、疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、アース線の役割や、ウォーターサーバーを使用する際にアース線の取り付けが必要かどうかについてご紹介します。また、アース線の基本的な取り付け方やウォーターサーバーにアース線が付いていない場合・コンセントにアース線がない場合の対処法もまとめているので、ぜひご参考にしてください。
まずは押さえておこう!アース線の役割について
ウォーターサーバーをはじめ、冷蔵庫や電子レンジなどの家電製品には、アース線が付いています。
アース線の役割は、電気を大地へと逃すことです。万が一漏電が起きた際、その電化製品に触れると感電する恐れがあります。しかし、アース線があれば電気が大地へと流れる道が作られるため、人体に電気が流れるのを防ぐことができます。これにより、安心して電化製品を使用することができるのです。
気になる疑問!ウォーターサーバーにアース線の取り付けは必要?
ウォーターサーバーの中には、アース線が取り付けられていない製品もあります。この場合、「自分でアース線を取り付けるべきか」と悩むこともあるでしょう。
結論からいうと、アース線の取り付けは義務付けられていないため、絶対に必要というわけではありません。もし利用しているウォーターサーバーにアース線がなくても、無理に取り付ける必要はないのです。
ただし、ウォーターサーバーは冷水や温水をいつでも利用できる電化製品であり、水漏れが起こる可能性はゼロではありません。
くわえて、ウォーターサーバーをキッチンに設置する家庭は多く、キッチンは湿気が溜まりやすい場所です。電源プラグやコンセントにホコリが溜まり、そこに湿気が加わると漏電の原因になります。
漏電は感電や火災につながるため、こうした事故を防ぐためにもウォーターサーバーにはアース線を取り付けるのが望ましいといえます。
参照:
アース線の基本的な取り付け方
アース線には「ネジタイプ」と「差し込みタイプ」の2種類があり、タイプによって取り付け方が異なります。そのため、まずはコンセントの端子カバーを開き、内部にネジがないか確認しましょう。ネジが付いている場合はネジタイプです。
ネジタイプのアース線の取り付け方は以下の通りです。
- 感電防止のため、家電製品の電源プラグを抜きます
- アース線の先端の銅線部分を「逆J」の字になるように曲げます
- コンセントのネジ(アース線をセットする箇所)をドライバーで少しだけ緩めます
- 緩めたネジにアース線の先端の銅線部分を引っ掛けます
- アース線が外れないように押さえながらネジを締めます
- アース線を軽く引っ張って抜けないか確認します
なお、アース線の先端が「Y」字タイプであれば、コンセントのネジを緩めて銅板の下にアース線の先端を差し込み、ネジを締めるだけで取り付け完了です。
差し込みタイプのアース線の取り付け方は以下の通りです。
- 感電防止のため、家電製品の電源プラグを抜きます
- コンセントのアース線差込口にアース線の先端の銅線部分を差し込みます
- カバーを閉めて、アース線が抜けないことを確認します
アース端子付きコンセントに穴が2つある場合、どちらに差し込んでもよいとされています。
アース線の先端が「Y」字タイプの場合は、そのまま差し込むことはできないため、Yになっている箇所をハサミなどで切り落とし、銅線部分が見える状態にしてから差し込みましょう。
上記は一般的なアース線の取り付け方です。ウォーターサーバーの取扱説明書に取り付け方が記載されている場合は、その通りに取り付けてください。
このようなときはどうすべき?アース線に関するよくある疑問
では、ウォーターサーバーにアース線が、そしてコンセントにアース端子が付いていない場合は、具体的にどうすればよいのでしょうか。
ウォーターサーバーにアース線が付いていない
ウォーターサーバーにアース線がない場合は、付属忘れの可能性もあるため、まずはメーカーに問い合わせるようにしましょう。
付属忘れではなく、もともとアース線がない場合は、メーカーに市販のアース線を使用してもよいか確認してください。市販のアース線を使用しても問題ないということであれば、ウォーターサーバー本体の背面にアース用ビスがあるはずなので、そちらに自身で取り付けましょう。
なお、繰り返しになりますが、アース線は必ずしも取り付けなければいけないわけではありません。アース線がなくても、ウォーターサーバーを使用することはできます。
ただし、アース線がない状態でウォーターサーバーを使用する場合は、漏電や感電、火災などのリスクを防ぐために、あらかじめ注意点を押さえておかなければなりません。詳しくは後述します。
コンセントにアース端子がない
ウォーターサーバーを設置したい場所の近くに、アース端子付きコンセントがない場合もあるでしょう。その場合は、アース端子付きコンセントの近くにウォーターサーバーを設置するのがおすすめです。
もしウォーターサーバーを移動させたくないのであれば、電気工事士の資格を持った業者にアース付きコンセントにするための工事を依頼するのも一案です。これなら、希望の場所にウォーターサーバーを設置することができます。ただし、工事には費用がかかるためその点は留意しましょう。
このほか、アース線を延長する方法もあります。延長用アース線を使えば、近くにアース端子付きコンセントがなくてもウォーターサーバーを設置できます。
ただし、通路にアース線があると足が引っかかってアース線が外れたり、ウォーターサーバーが転倒したりする可能性があります。そのため、アース線を延長する際は足が引っかからない壁側などに寄せるようにしましょう。
ウォーターサーバーをキッチンに設置する場合、「冷蔵庫でアース線を使用している」という方もいるはず。この場合は、冷蔵庫のアース線と一緒に接続しても問題ありません。アース線は、漏電した際に電気が大地へと流れる道を作り、人体に電気が流れるのを防ぐためのものです。そのため常に電気が流れているわけではなく、かつ流れる電気も少ないのでほかの家電製品と一緒に接続してもよいのです。
なお、アース線を取り付けてよいのは「アース端子付きコンセントのみ」です。電話機やインターネット用のコンセント、水道管、ガス管、避雷針などに取り付けるのは法令により禁止されています。
アース線を取り付けないならより気をつけよう!ウォーターサーバーを使用する際の注意点
アース線を取り付けずにウォーターサーバーを使用する際は、以下の注意点を押さえておくことが大切です。
水漏れが起きたら速やかに電源プラグを抜く
アース線がある場合は、漏電した際に万が一ウォーターサーバー本体に触れても、感電するリスクがほとんどありません。
しかしアース線がない場合は、水漏れして漏電の可能性が高まった際にウォーターサーバー本体に触れてしまうと、感電する危険性があります。そのため、ウォーターサーバーにアース線を取り付けないのであれば、水漏れ時の対処法を正しく押さえておかなければなりません。具体的には、水漏れしたら速やかに電源プラグを抜くことが大切です。
もしコンセントまで濡れてしまうと、感電する危険性があります。また、ウォーターサーバー本体の故障につながってしまう可能性もゼロではありません。そのため、水漏れが起きたら被害を最小限に抑えるためにも、速やかに電源プラグを抜きましょう。
濡れた手で電源プラグに触れない
アース線がないウォーターサーバーの使用中に水漏れが起きたら、前述のとおり、速やかに電源プラグを抜く必要があります。ここで忘れてはいけないのが、手が濡れていないかを確認することです。
水は電気を通しやすいので、濡れた手で電源プラグを触ると、感電する危険性が高まります。そのため、もし急いで電源プラグを抜かないといけない状況であっても、まずは手をきれいに拭いてから触れるようにしましょう。
参照:
定期的にコンセントをチェックする
アース線を取り付けずにウォーターサーバーを使用する際は、より安全に配慮するためにも、定期的にコンセントをチェックすることが大切です。
前述したように、電源プラグやコンセントにホコリが溜まっていると、湿気により漏電を起こしかねません。漏電は感電や火災の原因になるので、このような事態を防ぐためにも定期的にコンセントを確認し、お手入れしましょう。電源プラグとコンセントの周囲を乾いた布で拭き取ることで、漏電のリスクを下げられます。
くわえて、電源プラグやコンセントが熱をもっていないかを確認することも大切です。
電源プラグやコンセントが熱すぎる場合は、電源プラグがコンセントから外れかかっていたりウォーターサーバー本体に何らかの問題があったりする可能性が考えられます。コンセントが熱いにもかかわらず使用を続けると、発火の原因になりかねません。
そのため、もし電源プラグやコンセントが熱すぎるのであれば、速やかに外しましょう。少し時間を置いて再度差し込んだ際、また熱を帯びるようであればメーカーに問い合わせてください。
もし、ウォーターサーバーの電源プラグをたこ足配線でつなげているのであれば、すぐに電源プラグを外しましょう。
たこ足配線とは、テーブルタップなどを使用してひとつのコンセントに複数の電源プラグを接続することです。コンセントには電気の許容量があり、それを超えてしまうと火災の原因につながります。そのため、たこ足配線での使用は避けるようにしましょう。
不具合が生じたときはすぐにメーカーに連絡をする
不具合が生じたときは、すぐにメーカーに連絡することが大切です。繰り返しになりますが、ウォーターサーバーに不具合が生じた際、そのまま使い続けると漏電や発火のリスクが高まります。
アース線を取り付けていない場合は感電の危険性も高まるため、少しでも異常を感じたときは電源プラグを抜いて、メーカーに問い合わせるようにしましょう。
アース線の取り付けはメーカーが行ってくれる?
ウォーターサーバーを安心して使うためにも、アース線は取り付けたいもの。しかし、自身でアース線を取り付けられるか不安な方もいるでしょう。そもそも、アース線の取り付けはメーカーが行ってくれるのでしょうか。
結論をいうと、アース線を取り付けてくれるかどうかはメーカーによって異なります。ウォーターサーバーの設置は行うもののアース線の取り付けまでは対応していないメーカーもあるので、事前に確認しましょう。
徹底比較!「アクアクララ」のウォーターサーバーをおすすめする理由は?料金は高い?
ウォーターサーバーの利用はアクアクララがおすすめ
ウォーターサーバーの利用はアクアクララがおすすめです。その理由を以下でご紹介します。
専門スタッフが設置
メーカーによっては、ウォーターサーバー本体が届いたら自身で設置をする必要があります。そのため、届いた後1人で運ばないといけない場合は苦労するでしょう。場合によっては、設置の際にウォーターサーバーを倒してしまうかもしれません。
アクアクララでは、専門スタッフ(アクアクララポーター)がウォーターサーバーの設置を行います。また、動作確認も行うため安心して利用できます。
定期メンテナンスを実施
ウォーターサーバー本体の背面部分も本来は自身でお手入れをするのが望ましいですが、「移動させるのが大変で背面までお手入れできない」などの理由により、お手入れできないこともあるかもしれません。長い期間お手入れをしないと、ホコリが蓄積します。そのホコリがコンセント付近にまで舞ってしまうと、漏電や火災を引き起こす可能性もあります。このような状態を避けるためには、メーカーによる定期メンテナンスが有効です。
アクアクララでは2年に1度定期メンテナンスを実施しており、内部・外部ともにきれいな状態に仕上げるため「数年間お手入れできずにホコリがかなり溜まってしまった」という事態を防ぐことができます。また、自身でお手入れできない内部の衛生も保持できるので、安心してお使いいただけます。
無料お試しを実施
アクアクララでは、1週間の無料お試しを実施しています。もしアース線に関して不安があれば、ウォーターサーバー本体の設置時に専門スタッフにご確認ください。
無料お試しでは、アクアクララのお水の味を確認することもできます。お客様のご負担は一切不要なので、ぜひお気軽にお試しください。
アクアクララの無料お試しはこちら
全国で利用可能
アクアクララは、北海道から沖縄まで全国各地にお水の配達を行っています。そのため、引越し先でも引き続き利用することができます。また、引越しによるお申込みのリセットもありません。最低利用年数を気にすることなく使用できるため、ウォーターサーバーを検討中の方はぜひアクアクララを視野に入れてみてください。
まとめ
アース線は、電気を大地へと逃す役割を担っています。万が一漏電が起きた際、その電化製品に触れたとしても身体に電気が流れるのを防ぐことができるため、アース線を取り付けることはとても大切です。とくにウォーターサーバーは水を扱う電化製品なので、アース線を取り付けるのが望ましいといえます。
もしアース線を取り付けられない事情があるのであれば、今回ご紹介したように「水漏れが起きたら速やかに電源プラグを抜く」「濡れた手で電源プラグに触れない」「定期的にコンセントをチェックする」「不具合が生じたときはすぐにメーカーに連絡をする」といった注意点をより意識して守るようにしましょう。
アクアクララでは、ウォーターサーバーの設置から動作確認まで専門スタッフが行います。お客様自身で設置の必要がないため手間がかかることはありません。アース線以外にも気になることがあれば、設置時やお水のお届け時など、いつでも専門スタッフにご相談ください。