ウォーターサーバーと浄水器を徹底比較!それぞれの利点・懸念点を解説
毎日の生活を維持する上で欠かせない水。大切なご家族には、より安全で身体にやさしい水を飲んでもらいたいという思いから、ウォーターサーバーや浄水器の導入を考えているご家庭も多いのではないでしょうか? どちらのタイプを設置しても、スーパーでペットボトルの水を購入するより手間なくおいしい水を飲むことができますが、コストや水質、メンテナンスなどそれぞれ特性が異なります。
そこで今回は、ウォーターサーバーと浄水器の違いやそれぞれの利点・懸念点、アクアクララの魅力をご紹介します。ぜひご参考にしてください。
ウォーターサーバーと浄水器を比較しよう
コストや水質、メンテナンスなどさまざまな観点で、ウォーターサーバーと浄水器を徹底比較しましょう。
比較ポイント①:コスト
ウォーターサーバーの利用にかかる費用には、主に「ウォーターサーバー本体のレンタル料」「水代」「水の配達料」「電気代」などがあります。メンテナンスが必要になった場合は、別で「メンテナンス料」がかかるでしょう。このほか、メーカーが定める契約期間内に解約すると「解約料」が発生します。
一方で、浄水器を利用する場合は最初に「本体の購入費用」がかかります。このほかに発生するのは「水道代」と、フィルターやカートリッジの交換が必要になった際の「フィルター・カートリッジ代」です。比較的リーズナブルな価格で利用できるので、ウォーターサーバーよりもコストを抑えやすいといえます。
比較ポイント②:水質
ウォーターサーバーに使われる水は、「天然水」を使うタイプと、ろ過力の高いフィルターに原水を通して精製する「RO水」の2つに大別されます。いずれのタイプにおいても厳しい水質検査をクリアし、安全性が確保されています。
このうちアクアクララのウォーターサーバーでは、「RO水」を採用。独自の技術で雑菌や不純物を限りなく除去したお水に、さらにミネラル成分をバランスよく配合しているため、やさしくまろやかな味を楽しめます。
一方で、浄水器は活性炭フィルターや中空糸膜を用い、水道水に含まれる塩素などの有害物質を除去するのが特徴です。メーカーによっては、非常に高品質な水を精製する浄水器もあり、ウォーターサーバーに使われる水にも引けを取らないものもあります。
比較ポイント③:大きさ
ウォーターサーバーを設置する場合、ウォーターサーバー本体とウォーターボトルの置き場所を考えておかなければいけません。たとえばアクアクララの床置きタイプのウォーターサーバーの場合、本体を設置するスペースに加え、7Lまたは12Lのウォーターボトルを3~4本保管するスペースなどが必要です。卓上タイプにおいても、床置きタイプに比べ高さは抑えられるものの、縦横幅はほぼ変わらないため、同程度のスペースが必要になります。
その点浄水器は、ウォーターサーバーを設置するスペースを十分に確保できない場合に導入しやすいかもしれません。水道の蛇口に直接取り付けるタイプを選べば、設置スペースをほとんど必要としませんし、ポット型の場合は場所をとりますが、冷蔵庫に収納することも可能なサイズです。またシンク上に設置する据え置き型、あるいはシンク下に設置するビルトイン型の浄水器でも、その大きさは「A4サイズのノート1冊分」のスペースがあれば、十分に設置可能となっています。
比較ポイント④:日常のメンテナンス
ウォーターサーバー、浄水器いずれのタイプでも、日常のメンテナンスは必須です。
ウォーターサーバーの場合、本体内部に抗菌素材が使用されていたり、タンク内の水が低温や高温で保持されていたりするので、水が傷んでしまうのを防ぎやすいといえます。日頃から取水口を重点的に掃除すれば衛生的な状態を保ちやすく、安心して水を使用することができます。
浄水器の場合は、細かくパーツを分解し、中性洗剤でよく洗わなければいけない製品が多くなっています。また、交換用のフィルターをわざわざ購入しに行く手間などもかかってしまうでしょう。忙しい方にとっては少々煩わしく感じてしまったり、メンテナンスやフィルター交換を忘れてしまい、不衛生な状態で使用し続けたりする可能性があります。
比較ポイント⑤:利便性
ウォーターサーバーはいつでもお湯が使えるため、お茶やコーヒー、インスタントラーメンなどを手軽に楽しめるメリットがあります。しかし、ウォーターサーバーをキッチン以外に置いている場合、料理の際にウォーターサーバーの水を使用するにあたって、一度容器に水を注いでからキッチンに運ぶなどの手間が発生するため、多少不便を感じるかもしれません。
一方で浄水器は、蛇口に直接取り付ける分、食器を洗ったり調理をしたりする際も手軽に使用できるのが特徴です。
ウォーターサーバーの利点・懸念点
では、ウォーターサーバーにはどのような利点・懸念点があるのでしょうか。
ウォーターサーバーの利点
ウォーターサーバーの利点は以下のとおりです。
味にこだわった水が飲める
前述したように、ウォーターサーバーで使用されている水は、主に「天然水」「RO水」の2種類です。天然水は特定の地下水から採水された水です。味を左右するミネラル成分が豊富に含まれているので、天然の味わいを楽しめるのが特徴です。
一方でRO水は、RO膜(逆浸透膜)を使ったろ過システムにより水中に含まれる不純物を一度除去したのち、ミネラル成分を添加した水です。ミネラル成分で味を整えているため、口あたりのよい味わいを常に満喫できます。
すぐにお湯を利用できる
多くのウォーターサーバーには、温水機能が搭載されています。温水フォーセットを操作すればすぐにお湯が出るため、電気ポットや電気ケトル、やかんなどに水を入れて沸騰させる手間がかかりません。これにより、たとえば温かい飲み物をすぐに準備できます。
手軽にミルクを作れる
ウォーターサーバーは、赤ちゃんのミルク作りにも最適です。
ミルクを作る際は、まずお湯を準備しなければなりません。そのため、前述したようにお湯を作るとなると時間がかかってしまいます。
しかし、ウォーターサーバーがあればお湯をすぐに準備できます。哺乳瓶に粉ミルクを入れてウォーターサーバーのお湯を注ぐだけなので、スピーディーなミルク作りが実現します。
災害に備えられる
災害時に備えられるのも、ウォーターサーバーの利点のひとつです。
断水によって水の供給がストップしてしまった場合、飲み水や生活用水の確保が難しくなります。
その点ウォーターサーバーがあれば、ストックしているウォーターボトルの水を飲み水や生活用水に使用することができます。また、停電時に使用できるウォーターサーバーもあるので、それを選べば非常事態の際にも冷水・温水を使用できます。
ウォーターサーバーの懸念点
ウォーターサーバーは味にこだわった水が飲めたり、お湯をすぐに準備できたりというメリットがある一方で、懸念点もあります。
設置スペースが必要
床置きタイプのウォーターサーバーを利用する場合は、ある程度の設置スペースが必要です。置き場所によっては動線の確保がしづらく、邪魔に感じてしまうことがあるかもしれません。とはいえ、設置したい場所のサイズを事前にはかっておき、その範囲に収まるウォーターサーバーを利用すれば邪魔に感じることなく設置できます。もし、設置したい場所のサイズに収まるウォーターサーバーが見つからない場合は、卓上タイプを検討してみるのも一案です。卓上タイプなら棚の上やキッチンカウンターなどに設置できるので、置き場所に比較的困りにくいといえます。
ウォーターボトルの交換が必要
ウォーターボトルの水が空になると、その都度ボトル交換をしなければなりません。仮にウォーターボトルの容量が12Lの場合、その重さは約12kg。ウォーターボトルが上置きタイプのウォーターサーバーだと、それを自分の腰よりも上に持ち上げないといけません。これにより、「重くて持ち上げるのが大変」と思う方もいます。しかし、ウォーターボトルが下置きタイプの製品を選べば自分の腰より上までウォーターボトルを持ち上げなくて済むので、比較的楽にボトルを交換できます。
浄水器の利点・懸念点
一方で、浄水器にはどのような利点・懸念点があるのでしょうか。
浄水器の利点
浄水器の利点は以下のとおりです。
コストがあまりかからない
繰り返しになりますが、浄水器を利用する際は最初に本体の購入費用がかかります。2カ月目以降にかかるコストに関しては基本的に水道代のみで、後は定期的にフィルター・カートリッジ代が必要になります。そのため、ウォーターサーバーと比較するとコストがあまりかからないという利点があります。
設置スペースをとらなくてもよい
浄水器は、設置スペースがない家庭でも利用することができます。
前述したように、ポット型は冷蔵庫に入れられるほどのサイズとなっており、蛇口に直接取り付けるタイプに関しては設置スペースはほとんど必要ありません。そのため、利用するにあたって広い設置スペースを確保する必要がなく、この点はメリットといえます。
ペットボトルのゴミが出ない
浄水器を利用するにあたってペットボトルは使用しないため、ゴミが出ることはありません。環境に配慮できる上に、ペットボトルのゴミがかさばることもないでしょう。なお、ウォーターサーバーでも繰り返し再使用する「リターナブルボトル」を採用しているメーカーなら、ペットボトルのゴミは出ません。
利用の手間を省ける
浄水器の場合、ウォーターボトルの交換や水の注文・受け取りなどが不要です。
たとえば水道直結型の浄水器であれば、蛇口をひねればおいしい水が出てきます。ウォーターサーバーのように水の残量を気にしたり注文・受け取りをしたりといった手間が省けるので、好きなときに好きなだけ使用できます。
浄水器の懸念点
浄水器の懸念点は以下のとおりです。
常温水しか使用できない
浄水器は常温水しか使用できないので、お湯を使いたいときは鍋に水を入れて沸騰させなければなりません。反対に、冷たい水を飲みたいときは、コップや容器に入れて冷蔵庫で冷やす必要があります。そのため、お湯や冷水をすぐに使いたい方にとっては懸念点となるでしょう。とはいえ、お湯を沸かしたり冷蔵庫で冷やしたりする手間・待ち時間が苦でない人にとっては、さほど気にすることはないといえます。
断水すると浄水器を使用できない
ウォーターサーバーの場合、災害などで断水しても電気が使用できれば影響はありません。温かい飲み物を作ったり冷たい水を飲んだりと、普段と変わらない生活を送れます。その点、浄水器は断水すると使用できなくなるため、災害時に備えて別で水を確保しておく必要があります。
双方の特性に合わせて併用しよう
ウォーターサーバーと浄水器を併用すれば、「手軽に使用する際は浄水器」「飲み水や調理に使う水はウォーターサーバー」というように、双方の特性をうまく活用することができます。
ウォーターサーバーの水の場合、お茶やお米との相性がよいミネラル量に調整されているものもあり、浄水器の水で作ったときよりも、素材のうまみを引き出すことができるためおすすめです。
ウォーターサーバーの水は、一般的な浄水器で飲む水よりも高性能なろ過などの手間をかけて精製されているため、味や水質にこだわる方も安心して利用することができます。ウォーターサーバーと浄水器、どちらを設置するか悩んだら、それぞれの特性をよく比較して検討するようにしましょう。
ウォーターサーバーならアクアクララがおすすめ!
ウォーターサーバーを利用するなら、アクアクララを選ぶのがおすすめです。その理由を以下でご紹介します。
安心でおいしいお水を採用している
前述したように、アクアクララではRO水を採用しています。RO膜(逆浸透膜)を使ったろ過システムで1000万分の1mmまでの不純物を除去したのち、4種のミネラル成分をバランスよく配合することで、日本人が飲みやすいとされる「硬度29.7mg/L」の軟水に仕上げています。
アクアクララのお水には身体に影響を及ぼす菌などが一切含まれていないので、安心して飲むことができます。
チャイルドロックを標準搭載している
アクアクララのウォーターサーバーにはチャイルドロックを標準搭載しているので、子どもがいる家庭でも安心してお使いいただけます。
チャイルドロックとは、子どもが温水フォーセットを触ってもお湯が出ないようにするロック機能のことです。思いがけず子どもが触ってやけどするのを防ぐことができます。
また、アクアクララでは冷水フォーセットにもチャイルドロックを搭載できるため、ご希望の方は担当販売店にお申し付けください。冷水フォーセットにもチャイルドロックを搭載することによって、子どもがいたずらして水を出し、床が水浸しになったり水が余計に消費されたりするのを防げます。
非常時の水としても使える
アクアクララのお水は、直射日光を避けて常温で未開封であれば、6カ月(180日)保存できます。ある程度長く保管していても問題ないので、非常時の水としてもご使用いただけます。
ペットボトルのゴミが出ない
アクアクララでは「リターナブル方式」を採用しています。空きボトルを自社で配達・回収するため、ペットボトルのゴミが出ることはありません。
なお、回収した空きボトルはきちんと洗浄し、きれいな状態で再利用しています。
定期メンテナンスを実施している
アクアクララでは、自社基準の「洗浄メンテナンス資格」を取得したスタッフによる定期メンテナンスを実施しています。
お使いのウォーターサーバーを回収し、細かいパーツまで徹底洗浄。必要であればパーツを交換し、再度組み立てを行います。動作確認や除菌洗浄を行い、抗菌材を挿入したらメンテナンス完了です。ウォーターサーバーの内部まできれいにするため、安心してご使用いただけます。
わずかなスペースにも設置できる
アクアクララでは、わずかなスペースにも設置できる「アクアスリム」と「アクアスリムS」を取り扱っています。
アクアスリムは、底面スペース部位を含めると「幅 313mm」「奥行き 323mm」というスリムタイプのウォーターサーバーです。キッチンやお部屋のわずかなスペースに設置できるので、置き場所を比較的選びません。
アクアスリムSは、卓上に設置できるコンパクトサイズのウォーターサーバーです。棚の上やキッチンのカウンターなどにも置けて、空いたスペースを有効活用できます。
アクアスリムについてはこちらから
アクアスリムSについてはこちらから
まとめ
ウォーターサーバーと浄水器は、それぞれで特徴・利点が異なるため、どちらか一方が優れているというわけではありません。
もしウォーターサーバーと浄水器、どちらを選ぼうか迷った場合は、今回ご紹介した双方の特徴や利点・懸念点を比較して自身に適した製品を選びましょう。
なお、比較した上でウォーターサーバーの利用を決める際は、ぜひアクアクララに目を向けてみてください。