停電時もウォーターサーバーは使用可能?気になる疑問を解決
目次
「ウォーターサーバーは停電したら使用できない」と思っている方は多いのではないでしょうか。しかし実際には、停電時に使用できるウォーターサーバーもあります。
そこで今回は、停電時に使用できるウォーターサーバー・使用できないウォーターサーバー、それぞれの特徴や、停電した際のウォーターサーバーの取り扱い方などについてご紹介します。ぜひご参考にしてください。
停電時に使用できる・できないウォーターサーバーとは?
停電時に使用できるウォーターサーバーと使用できないウォーターサーバー、それぞれの特徴は以下のとおりです。
【停電時に使用できる】レバー式・コック式
グラスでレバーを押して水を排出する「レバー式」、つまみを動かして水を排出する「コック式」のウォーターサーバーは停電時でも使用できます。なぜなら、レバー式・コック式は電力ではなく重力を利用して注水するからです。
ただし、停電時は水が出るだけであって冷却・加熱はできません。停電から時間が経つとサーバー内の水は常温に戻るので、その点は念頭に置いておきましょう。
【停電時に使用できない】ボタン式
ボタンを押して水を出す「ボタン式」は電気を使用します。そのため、停電するとウォーターサーバーが使えなくなります。また、レバー式・コック式と同様に停電すると冷却・加熱もできません。
停電したときのウォーターサーバーの扱い方
停電時と停電復旧後、ウォーターサーバーをどのように扱うべきかご存じでしょうか。正しく取り扱わないとウォーターサーバーが故障する可能性もあるので、以下にて確認しておきましょう。
停電時
停電したときは、ウォーターサーバーの電源プラグをコンセントから抜かなければなりません。なぜなら、コンセントを差したままだと復旧した瞬間に大量の電流が流れる恐れがあるからです。
万が一そのような事態が起きた場合は、電源プラグがショートし火災につながる危険性があります。また、ウォーターサーバー本体も故障しかねないため、停電が起きた際は速やかに電源プラグを抜くようにしましょう。
停電復旧後
停電復旧後は、5分以上待ってから電源プラグをコンセントに差し込みます。そうすることで、停電復旧後に一気に電流が流れてくるのを防げます。
また、ウォーターサーバーの電源プラグをコンセントに差し込んだあとは、温水機能の電源も入れ忘れないようにしましょう。もし電源を入れ忘れてしまうと、水を温めることができず常温のままになってしまいます。
普段、温水機能の電源は入れっぱなしなので、停電によりオフになった電源をあらためて入れるのは意外と忘れがち。そのため、電源プラグとあわせて確認するようにしましょう。
なお、ウォーターサーバーの製品によっては「停電復旧後は速やかに電源プラグをコンセントに差し込む」と案内している場合もあります。メーカーや製品によって停電復旧後の取り扱い方は異なるため、必ず取扱説明書を確認しましょう。
気になる疑問!停電後の水はどうしたらよい?
前述したように、停電時は冷却・加熱ができずボトル内の水が常温に戻ります。これにより、水の鮮度が保てず細菌が繁殖する恐れがあります。停電時間が短ければさほど気にする必要はありませんが、長い場合は水を1〜3日以内で飲み切るようにしましょう。
停電してから1日以上ウォーターサーバーを使用しなかった場合は、再度使用する前に冷水・温水それぞれの水をグラス2杯分出して捨ててください。そうすることで、通水部に溜まった水の飲用を避けることができます。
もし「停電時間が長くて水ボトル内で細菌が繁殖していないか心配」という場合は、水を飲用以外の用途で活用するのがおすすめです。たとえば、植物を育てている場合は水やりに使用できるほか、電気だけでなく水道も止まったときはトイレに流す水として活用できます。
細菌が繁殖している可能性があるからといってただ捨てるのはもったいないので、別の用途に活用しましょう。
停電復旧後にウォーターサーバーが使用できないときの対処法
停電復旧後、ウォーターサーバーが使えなくなることもあります。仮に、ウォーターサーバーの電源が入らない、冷却・加熱ができないといった不具合が発生した場合は、自分で直そうとしてはいけません。破損させてしまう恐れがあるので、必ずメーカーに問い合わせましょう。
停電時にも使用できる!アクアクララのウォーターサーバーをご紹介
アクアクララのウォーターサーバーの中には、停電時にも使用できる製品もあります。以下にて3点ご紹介するので、ぜひご参考にしてください。
アクアファブ
アクアファブは、レバー式のウォーターサーバーです。停電時もフォーセット(蛇口)を操作して水を出せるので、飲み水や生活用水として活用できます。
さらに、アクアファブはウォーターサーバー全体がシンプルで洗練されたデザインになっています。どのような空間にも馴染みやすいので、場所を選ばず設置することができます。
なお、アクアファブの温水フォーセットにはチャイルドロック機能が付いているため、小さな子どもがいる家庭でも安心してお使いいただけます。
アクアスリム
アクアスリムは、コック式のウォーターサーバーです。アクアファブと同じく、停電時もフォーセットを操作すれば水が出るため、「停電時に備えたい」という方にとくにおすすめです。
さらに、アクアスリムはその名のとおりスリムタイプなので、置き場所に困りづらいといえます。サイズは「幅275mm」「奥行き313mm」「高さ966mm(ウォーターボトル未装着時)」。底面スペースを含めると「幅313mm」「奥行き323mm」になりますが、それでもわずかなスペースに設置することができます。
なお、アクアスリムにもチャイルドロック機能が標準装備されています。子どもが温水フォーセットを触ったときにお湯が出ないようになっているので、安心してお使いいただけます。
アクアスリムS
アクアスリムSは、前述したアクアスリムをさらにコンパクトにしたウォーターサーバーです。そのためアクアスリムと同じコック式であり、停電時にも問題なく水を出せます。
アクアスリムSのサイズは、「幅272mm」「奥行き420mm」「高さ487mm(ウォーターボトル未装着時)」です。卓上タイプなので、キッチンのカウンターや棚の上など空いたスペースに設置することができます。
また、アクアスリムSは手軽に持ち運びできます。
たとえば、お部屋の模様替えに合わせてウォーターサーバーの設置場所を変更したいとき、通常であれば数人で運び出さなければなりません。その点、アクアスリムSは体力に自信がない方も1人で持ち運べるので、模様替えのときだけでなく好きなタイミングで設置場所を変えることができます。
なお、アクアスリムSにもチャイルドロック機能が付いていますが、子どもの手が届かない位置にウォーターサーバーを置くことで、より安心してお使いいただけます。
まとめ
ウォーターサーバーによって、停電時に使用できるか否かは異なります。レバー式・コック式であれば停電時にも水を出すことができますが、ボタン式の場合は一切操作できなくなります。そのため、停電時にも使用できるウォーターサーバーを導入したい方は、レバー式・コック式を選ぶようにしましょう。
アクアクララで取り扱っている“停電時に使用できるウォーターサーバー”には、「アクアファブ」「アクアスリム」「アクアスリムS」があります。今回ご紹介した特徴を踏まえつつ、お部屋や好みに合わせて選んでみてください。
なお、アクアクララではRO膜(逆浸透膜)を使ったろ過システムにより、原水に含まれる不純物を除去したRO水を採用しています。4種のミネラル成分をバランスよく配合した「硬度29.7mg/L」の軟水に仕上げているので、おいしいお水を味わうことができます。