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お米をおいしく炊くには?水の種類・量にこだわって完璧な仕上がりに

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日本人の食卓には欠かせない白米のご飯。どのご家庭でも、ほぼ毎日炊くのではないでしょうか。

あまりにも食卓に並ぶのが当たり前になっていますが、ご飯がおいしいかどうかで、頑張って作ったおかずのおいしさの感じ方も変わってきてしまいます。
では、家庭でおいしいご飯を炊くためには、どのようなことに注意すればよいのでしょうか?

そこで今回は、お米に合う水や炊く際の適切な水の量、おいしくするための一手間などについてご紹介します。おいしくお米を炊く手順についても紹介するので、ぜひご参考にしてください。

宅配水初!「医師の確認済み商品」に認定されました

AskDoctors評価サービスにおいて、内科医100名のうち96%の医師がアクアクララを「ぜひ勧めたい」「勧めたい」と回答。「医師の確認済み商品」に認定されました。
※2023年5月 内科医100名 AskDoctors調べ
https://www.aquaclara.co.jp/askdoctors/

最初が肝心!炊くお米の量を正確に計ろう

ご飯を炊くときには専用の計量カップなどで、炊くお米の量を正確に計量しましょう。
ふっくらとおいしいご飯に炊き上げるために大切なのが水加減。お米1合に対して水は1.2倍程度が基本ですが、お米の量が目分量でいい加減だと、水の量もいい加減になってしまうので、おいしいご飯を炊き上げることができません。

1合は180mlの計量カップでちょうど1杯分、炊くとちょうどお茶碗2杯分程度です。3合なら約4人分の量になるので、お米の量を調整するときのご参考にしてください。

不純物を含まない軟水がベスト!お米に合う水とは

ご飯を炊くというのは、お米と水に熱を加えながら、お米に水分を吸わせる作業です。そのため、おいしいお米を使うだけでなく、おいしい水でご飯を炊くということが大切です。
お米に合う水には「軟水」があげられます。雑味のないおいしい軟水を使ってご飯を炊くことで、お米のあまみや風味などがいっそう引き立ちます。

ウォーターサーバーの水は、軟水であることがほとんどです。また、不純物が含まれていないので、お米本来の風味を壊してしまうことがありません。さらに、アクアクララのお水は不純物がほとんど含まれない高純度水に4種のミネラル成分を配合し軟水に仕上げた「デザインウォーター」です。そのため、おいしいご飯を炊くときの最良のパートナーといえます。

お米は炊飯時だけでなく研いでいるときにも水分を吸いこむので、米を研ぐときの水もおいしい水を使うようにしましょう。

水道水を使うなら「カルキ抜き」をする

お米を水道水で炊く場合は、カルキ抜きをすることが大切です。なぜなら、水道水には殺菌作用のあるカルキが含まれており、ご飯の味に影響が出る可能性があるからです。煮沸したり汲み置きたりしてカルキ抜きをすることで、お米本来の味が引き立つおいしいご飯に仕上げやすくなります。

なお、水道水のカルキ抜きに関しては以下の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひご覧ください。

ミネラルウォーターを使うなら「国内産」を選ぶ

お米を炊く際にミネラルウォーターを使用する場合は、国内産を選ぶようにしましょう。なぜなら、外国産のミネラルウォーターのほとんどが硬水のためです。
お米を炊く際に硬水を使用すると、水に含まれているカルシウムがお米の食物繊維を硬化させ、ご飯が硬くなってしまいます。ふっくらとしたご飯とは程遠い炊き上がりになってしまうので、軟水の多い国内産のミネラルウォーターを選ぶのが堅実です。

意外と知らない!お米1合に対する適切な水の量

ご飯を炊くとき、炊飯器の目盛りに水の量を合わせている方は多いのではないでしょうか。お米の種類によって最適な水の量は異なるので、おいしく炊き上げるためにも以下のポイントを押さえておきましょう。

普通精米の場合は「お米1合の1.2倍程度」

普通精米をふっくらおいしく炊くには、水の量をお米1合の1.2倍程度にするのがおすすめです。お米1合は180mlなので、適切な水の量は216mlになります。2合炊く際は「360ml×1.2」になるため、適切な水の量は432mlです。3合以上も同じように計算していけば適切な水の量がわかるので、炊きたい分量に合わせて調整するとよいでしょう。

新米の場合は「お米1合の1.1倍程度」

新米の場合は、水の量をお米1合の1.1倍程度にするのがベストです。そのため、お米を1合炊く際は198mlの水を用意しましょう。

普通精米に比べて水の量が少ない理由は、「新米には水分が多く含まれているから」です。
そもそも新米とは、秋に収穫しその年の12月31日までに精米・包装したお米のこと。収穫してから時間があまり経っていないので、新米には水分が多く含まれているのです。普通精米と同じ水の量で炊いてしまうと柔らかくなる可能性があるので、注意しましょう。

無洗米の場合は「お米1合の1.5倍程度」

無洗米の場合は、水の量をお米1合の1.5倍程度にするのが適しています。そのため、適切な水の量は270mlになります。

普通精米に比べて水の量が多い理由は、「米ぬかがないから」です。
米ぬかがあるとお米1粒が大きくなりますが、無洗米はそれがないので小さくなります。計量カップに入れたとき、普通精米よりもお米の量が多くなるので、それに伴い水の量も増やさなければならないのです。

玄米の場合は「お米1合の1.7倍程度」

玄米の場合は、水の量をお米1合の1.7倍程度にします。そのため、玄米を1合炊く際の適切な水の量は306mlになります。

普通精米に比べて水の量が多い理由は、「玄米は種皮に覆われているから」です。種皮の主要成分は食物繊維であるセルロースです。セルロースは水分を多く吸収しやすい性質を持っています。そのため、でんぷんが水を吸収して、お米が柔らかくなる「糊化(こか)」という現象が起きにくくなります。水の量を増やすことで、もちもちとした食感と、玄米特有の甘みを引き出すことができるでしょう。

雑穀米の場合は「お米1合の1.2倍+雑穀の重さの2倍程度」

雑穀米は、白米に栄養価の高い雑穀を混ぜて炊くご飯のことで、ヘルシー志向の人に人気です。水分を多く吸収するため、適切な量で炊けないと硬くなったり炊きムラができたりすることがあります。

具体的には、「お米1合の1.2倍の水」に加えて「雑穀の重さの2倍程度の水」を追加するのがポイントです。 たとえば、お米1合に20gの雑穀を混ぜる場合、通常の1.2倍の水に加えて、雑穀20gの2倍である40ccの水を追加します。こうすることで、雑穀も均等に柔らかく炊き上がり、全体がふっくらとした仕上がりになります。

もち米の場合は「お米1合に対して180cc程度」

もち米は白米に比べて粘り強く、炊き上がりがしっとりとした食感になるため、使う水の量も微調整が必要です。もち米を使っておこわや赤飯を作る際は、一般的な白米よりも少ない水で炊くのが理想的です。

具体的にはもち米1合につき、約180cc(1合の約0.9倍)の水の量がよいでしょう。 もち米は水分が入りやすく、水が多すぎるとべたつくため、注意しましょう。

【+α】水の量は好みに合わせて変えてもOK

ふっくらしたおいしいご飯にするには上述した水の量がベストですが、好みの固さに合わせて変えて問題ありません。たとえば、普通精米を少し固めに炊きたい場合は、水の量を1〜1.1倍にするのがおすすめです。反対に柔らかいほうが好みであれば、水の量を1.3〜1.4倍にするとよいでしょう。
ただし、水の量を大きく変えてしまうとおいしく炊き上がらなくなるので、適切な水分量から大幅に変えないよう注意が必要です。

お米の水の量を確認する方法

お米をおいしく炊くためには、正しい水の量が重要です。一般的な方法としては、メモリを活用する方法や指を使った確認方法があります。

炊飯器の内釜にはお米の量に応じた水位線が記されています。お米の量に合わせてこの線まで水を注ぐことで、適切な水加減が簡単に確認できます。

内釜がない場合は、指を使って測る方法が便利です。洗ったお米を平らにし、人差し指の第一関節まで水がくるように注ぐと、標準的な水の量になります。 特に硬めや柔らかめなどの炊き加減を調整したいときは、炊飯器の水位線を基準に少し差をつけさせるとよいでしょう。

おいしく炊き上げるための手順

お米をおいしく炊き上げるには、正しい手順で行う必要があります。ここからは、おいしく炊き上げるための手順について解説します。

1.食べる分のお米を計量する

まず、食べる分のお米を正確に計量します。1合は約150gで茶碗2杯分程度です。ご飯の食感を安定させるために、計量カップを使って1合ずつ丁寧に量るが大切です。

2. お米を研ぐ

お米は表面の汚れを軽く落とすように優しく研ぎます。 最初のうちは水が濁るため、2~3回水を注ぎながら、あまり力を入れずに軽くかき混ぜることが大切です。水が少し透明になるまで繰り返し、ぬか臭さが残らないようにしましょう。

3. お米を浸水させる

お米は、浸水時間が重要です。特に冷たい水を使用する場合、夏場でも30分、冬場なら1時間程度を目安に浸水させると、芯まで水が浸透してふっくらと炊き上がります。

4. 炊き上がり

お米が炊き上がっても、すぐにふたを開けずに、10~15分ほど蒸らします。この蒸らしの時間は、米粒のなかの水分を均等に行き渡せるために大切です。蒸らしが終わったら、しゃもじで底からほぐすように全体を混ぜると、ふっくらと仕上がります。

5. 茶碗によそう

ほぐしたご飯を椀茶によそうときは、米粒がつぶれないようにしゃもじで軽く押し出しながらふんわりと盛ることが大切です。盛り付けにも気を配ることで、食卓がより華やかに見えて食べる楽しみも増えるでしょう。

要チェック!炊き上がったご飯をさらにおいしくするポイント

ご飯をよりおいしくするには、炊き上がったあとの工程も大切です。

裏ぶたについた水滴を拭き取る

ご飯を炊いた炊飯器の裏ぶたには、たくさんの細かい水滴が付着しています。この水滴をそのままにしておくと、水滴がご飯に落ちてその部分だけが水っぽくなってしまいます。
そのため、ご飯が炊き上がったら炊飯器の裏ぶたの水滴をきれいにふき取っておきましょう。

ご飯をしゃもじで軽くほぐす

ご飯が炊き上がったら、中心部からしゃもじで軽くほぐすように混ぜ合わせましょう。この作業にはご飯の余分な水分を取り除く効果と、ご飯の炊きむらを均一化する効果があります。
なお、ご飯を混ぜる際はしゃもじを立てながら十字に切って4等分にし、それぞれのブロックのご飯を底から持ち上げ優しく混ぜるのがポイントです。

ご飯を炊く際にも大活躍!アクアクララのウォーターサーバー

繰り返しになりますが、お米をおいしく炊くには水にこだわることが大切です。
アクアクララのウォーターサーバーはご飯を炊くときにも大活躍するので、この機会に利用してみてはいかがでしょうか。

アクアクララのお水は、RO膜(逆浸透膜)を使ったろ過システムにより1000万分の1mmという小さな不純物まで除去した水をベースにしています。お米の味を壊す不純物が一切含まれていないので、ご飯をおいしく炊き上げることができます。
さらに、アクアクララではろ過したお水に4種のミネラル成分をバランスよく添加しています。これにより硬度29.7mg/Lの軟水に仕上がっているので、ご飯のあまみがより一層引き立ちます。

「毎日食べるご飯をさらにおいしくしたい」という方は、ぜひこの機会にアクアクララのウォーターサーバーをご利用ください。

まとめ

ご飯をおいしく炊くには、水の種類と量にこだわる必要があります。たとえば、水道水でご飯を炊いた場合、カルキによって味の質が落ちてしまう可能性があります。お米本来の味を壊さないためにも、カルキなどの不純物を含まない水を使用することが大切です。お米の種類によって水の量を調整する必要があるため、この記事を参考に適切な水の量でおいしく炊きましょう。

アクアクララのお水は、不純物がほとんど含まれない高純度水に4種類のミネラル成分を添加した硬度29.7mg/Lの軟水なので、ご飯をおいしく炊くことができます。毎日の食事をより楽しみたい方は、ぜひアクアクララのウォーターサーバーをご利用ください。

なお、この記事ではお米をおいしく炊く方法をご紹介しましたが、以下ではおいしさを保ったままご飯を保存する方法についてまとめています。ぜひ、あわせてご覧ください。

料理にも使える!安全性の高いウォーターサーバーをお求めならアクアクララがおすすめ

監修者

河村 麻里那(調理師)

高等学校卒業後、調理師免許・食物調理検定1級を取得。
食に対する興味は尽きず「どうせ食べるならおいしいもの」をモットーにレシピ開発に尽力。