お水の硬度とは?軟水・硬水の特徴と適した料理
おいしい料理にはおいしいお水が不可欠ですが、硬度によってお水の風味や特徴は異なります。日本では硬度100mg 以上のお水は硬水、100mg未満のお水は軟水と一般的に呼ばれていますが、それぞれどのような料理が合うのでしょうか。そこで今回は、料理をよりおいしく仕上げるお水の使い分け方のポイントを、詳しく解説します。
軟水が合う料理
軟水のメリットは、クセや匂いがなく風味がまろやかな点ですので、香りや風味を大切にした日本料理全般との相性は抜群です。
炊飯
軟水と硬水とで最も違いが出るのがご飯を炊いた時です。軟水で炊いたご飯は、ふっくらと程よい粘り気があるおいしいご飯になりますが、硬水で炊いた場合には、お水に含まれるカルシウムが食物繊維を硬化させてしまうため、炊きあがりも硬くなってしまいます。
和風だし
鰹や昆布、椎茸など、素材の風味を活かした和風だしには、水分の浸透性に優れた軟水がおすすめです。
野菜の煮込み
浸透性の高い軟水で野菜を煮込むことで、野菜に水分がしっかりと染み込んでやわらかく仕上げることができます。
緑茶
軟水は基本的に無味無臭で、お水そのものにクセがありません。そのため、旨味を楽しみたい緑茶を淹れる時には軟水が最適です。
硬水が合う料理
硬水の特徴はミネラルを多く含んでいる点です。欧米では硬水が多いことを考えると、やはり和食よりも洋食との相性が良いと言えるでしょう。
牛肉の煮込み
硬水に含まれているミネラルと肉のたんぱく質が結びつくことでアクが溶け出すため、臭みを取り除いて肉をやわらかく仕上げてくれます。
洋風だし、スープ
ミネラルが多く含まれている硬水で野菜を煮込むと、マグネシウムやカルシウムがアミノ酸と結合してアクになります。洋風だしや野菜のスープなどでは旨味成分だけを残すことが可能です。
パエリア
硬水でご飯を炊くと、硬水に含まれるカルシウムがお米の繊維を硬化させるため、炊きあがったご飯も硬くなります。パエリアやピラフ、カレーなどのように硬めのご飯が合う料理には硬水がおすすめです。
パスタ
硬水で茹でることで、麺にコシを残して茹で上げてくれます。
和食を作るならアクアクララのおいしいお水
ミネラルは私たちが健康な生活を送るためには欠かせない成分です。とはいえ、硬水のようにミネラルが多過ぎてしまうお水は、素材の風味を活かしたい日本料理との相性はイマイチです。昆布や鰹、椎茸などから和風だしをとる時やご飯をふっくらやわらかく炊きあげたい時、煮物料理や旨味を楽しみたい飲み物などには、ミネラルがほどよく含まれた、アクアクララのおいしいお水がおすすめです。
アクアクララのウォーターサーバーは冷たいお水はもちろん、熱いお湯がいつでもすぐに使えるので、調理にかかる時間を大幅に短縮してくれるという魅力もあります。おいしい料理にはおいしいお水が欠かせないもの。ぜひアクアクララのおいしいお水を毎日の料理にご利用ください。